ゴミ箱

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ずっと一人で練習。
その姿が、一生懸命背伸びをしているように見えた。
放っておけなくて、声をかけた。
前を見据えて、前進しようとする姿が印象的で、誰かの影がちらつく。
彼の背中は小さくて、立っているのがやっとのように見えるのに、輝いて見える。
「休憩にしようか。」
「…はい。」
荒い息を整えて、彼は水筒に向かう。
彼は僕が腰かけているベンチには座らず、立ったままコップにお茶を注ぐ。
「座らないの?」
彼は目線を彷徨わせる。
躊躇しているのか…。
「ほら、隣へどうぞ。」
ぽんぽんと隣を叩くと、意を決した顔をして、隣へと腰掛ける。
「寒くない?」
言うが早いか、僕は雪村をぎゅっと抱き寄せた。
「へっ!?」
顔を真っ赤にして固まる雪村。
年相応で可愛いじゃない。
よくここで二人で練習したよね。
楽しくて楽しくて仕方がなかったあの頃。
こんな未来が待っているなんて想像もしなかった。
あの頃があるから、今があるんだって前向きに考えられるようになった。
それは皆のおかげでもあるけど、アツヤのおかげでもある。
僕は君を忘れない。
思い出にして前に進むことを許してくれる?
きっと、何言ってんだ、当たり前だろって言うんだろうね。
今も君が愛おしいです。
当分恋なんてできそうにない。
君が恋しい。
言わない、言わない本当のことなんて。
嘘で塗り固めた相手に当たり障りのない言葉を、仮面被った笑顔で言えばそれでいい。
本音なんて恐ろしい。
そう思っていた気がする。
なのに、どういうことだ、俺…霧野センパイにだけ可笑しいだろ。
「トイレの鏡の前でじっと立って何してるんだ?」
「霧野センパイ!」
突然後ろから生えてきた霧野センパイの姿にぎょっとして、変に声が裏返る。
「そんなに驚くことないだろ…。」
「い…いやぁ、まさかセンパイにここで出くわすとは思っていなかったので。センパイは何か用があって話しかけてきたんですか?」
さすがに、髪でも直しにきたんですか?女子みたいですね。とは言う気力がなかった。
「トイレに来たら難しい顔して後輩が立ってたら声くらいかけるだろ。」
「へー、そうなんですか。それはどうも。もう行きますんで、それでは。」
足早にその場を立ち去る。
怪訝そうな顔をセンパイはしていたけれど、追いかけては来なかった。
少し安心したのと、残念なのとで、意味が分からない。
分かりたくもない。
鬼道君…別れよう。
唐突に告げられたその言葉。
奴の言葉は本気の物だったようで、荷物をまとめて出て行った。
それからよく俺に見合い話が来るようになった。
今思い返せば、アイツはどんな顔をしていた?
泣きそうだった。
なぜ?
隣にお前がいない今、確かめようも無い。
本心から別れたいと思っていましたか?
ちゅーっと首に吸いつかれてる。
意味が分からない。
「あの…先輩?ちょっとくすぐったいです。」
「んー。」
んー。じゃなくてですね…なんて言っても止めてくれそうにはない。
ならばせめて意味だけでも教えてもらおう。
「どうしてこんなことするんですか?」
「あえて意味を言うなら、マーキング…かな?」
新たな場所に先輩は歯を喰いこませる。
次は少し痛い。
「マーキングなんてしてどうするんですか?」
「ははっ、本当に雪村は純粋だなぁ。」
その言葉に少しむっとした。
「馬鹿にしてます?」
「まさか、雪村の純潔は守られてるんだなって誉めてるんだよ。」
少し目を離した隙に首周りは赤い点でいっぱいになっていた。

キスしてもいいかなんて緊張した面持ちで言ってくるものだから、こっちまでいらぬ緊張をしてしまう。

どうぞ。と言って目をつぶると、目の前の人影がぎしぎしとした音をたてそうな動きをする。

意を決したのか、重なる唇と唇。

触れるだけの…甘い味のしそうな口づけ。

長いなと思って、うっすらと目を開けると、そこにはばっちりと目を開けたキャプテンがいた。

驚いてキャプテンの肩を掴んで引きはがす。

「何で…目、開け…!!」

「だって、目を閉じたら剣城が見えないだろ?」

「み、見なくていい!!」

俺は真っ赤な顔を見られたくなくて、俯いて顔を手で覆った。