競技用と謳われるtublissを一般使用してみたのでレビューをしてみたいと思う。
tublissを装着した場合、タイヤの空気圧は公称値では最大10psiとなる。
しかし公道では10psiは少なすぎる。
というわけで、一般的な10barの14.5psiで試してみた。
14.5psiは何も考えないで設定した無謀な値ではなく大丈夫だと思う根拠がある。
インナーチューブが100psiの時にタイヤの空気圧が10psiまでということは、空気圧差が100-10=90あれば気密性が保たれると考えることができる。
そうなるとインナーチューブは最大値120psiなので、30psiまでは大丈夫ということになる。
そのためにはインナーチューブのチェックを怠らず90+14.5=104.5以下にならないようにしていれば良いということになる。
今日は午後から一般道/高速/林道と走ってみた。
バルブの位置が偏っているので重心のズレからタイヤがローターリー運動をするかと思ったがそうでもなかった。
セロー250の出せるスピードではタイヤの偏心によるブレは体感するほどではないというところだろうか。
また林道でもまったく違和感がなかった。
タイヤの空気圧を3psiまで落としてみるとガレ場でタイヤが跳ねることがないので、腕が上達したかのように難なく越えることができた。
帰宅してタイヤの空気圧をチェックしてみると14.5psiあった。
1日中走っても空気圧の漏れはないようだ。
tublissを入れると使用上の注意点を考慮する必要があるので、普通のチューブタイヤに比べメンテナンスの手間が増えてしまうが、コマメに空気チェックをする人であればそんなに差異はないと思う。
またタイヤ交換はショップで出来なくなるので、自分でタイヤ交換する人であれば、オススメできる商品だと思う。