RyoのFootball観戦日誌 -2ページ目

CL ファイナル バルセロナvsマンチェスター・ユナイテッド@スカパー

結果:3-1

得点:(B)ペドロ、メッシ、ビジャ、(M)ルーニー


バルサ強し。その一言に尽きる。


試合後のファーガソンのコメントが全てを物語っていた。以下引用。


「現在のバルセロナは、わたしがこれまで見てきた中で最高のチームであることは間違いない。この試合に関して言い訳を見つけようとは思わない。今までわれわれをここまでたたきのめした相手はいなかった。彼らには勝利やプレー内容に酔いしれてほしい。その価値がある」


立ち上がりこそユナイテッドのハイプレスも利いていたが、それもわずか10分しか持たず、その後は終始バルサペース。一時はルーニーがワンチャンスを決めて、希望をつないだが、終わってみればユナイテッドの完敗だった。


普通、ある程度実力差があってもゴール前にべた引きで守られれば攻めあぐねるわけだが、バルサはバイタルエリア付近でも自由にボールが回せる。それはハーフより前の選手全員が1対1で相手をかわす高い技術を持っているからこそだと思われる。結果、相手守備陣は簡単にとびこむことができず、その一瞬の間がバルサのパス回しを可能にするのだろう。



更に以下引用。


「我々はメッシを一度もまともに抑えることができなかった。もっともそれは、戦前から多くの人が予想していたことだが。中盤を捕らえることもまったくできず、カウンターを仕掛けることもままならなかった」


とまあ、バルサのパス回しが見事だったわけだが、それ以上に勝敗を分けたものは、2点目3点目に表れているとおり、「メッシを抑えることができなかった」ということだったのではないだろうか。


自分は別にアンチバルサでもないし、むしろバルサの育成が結実した現在のチームは本当に素晴らしいと思う。だが、前項に書いたとおり、どうしたらこの世界最高最強のチームを倒せるのか、その答えが知りたいわけで、それは来季の楽しみとしたい。



さて、ファンデルサールがビッグイヤーを掲げる姿は見られなかったが、アビダルがキャプテンマークを巻いてビッグイヤーを掲げた姿は感動的だった。このプジョルの粋な計らいには心をうたれるね。





決戦の前に

今夜はいよいよチャンピョンズリーグのファイナル。聖地ウェンブリーでの決戦。


戦前の予想ではバルセロナ優位という見方が圧倒的多数。


たしかに、バルセロナが世界最高・最強のチームであることは疑いがなく、仮に10試合やれば間違いなくバルセロナが勝ち越すだろう。


もっと言えば、今回のファイナルは2年前のカードの再現になるわけだが、バルセロナは当時より更に完成したチームとなっているが、ユナイテッドはC.ロナウドとテベスがいた前回の方がチーム力は上だったと思われる。


ちなみに2年前の決勝の際は、バルセロナのサッカーは素晴らしいが、何だかんだ言って、ハードワークができて守備組織が完成されたユナイテッドが勝つだろうと踏んでいた。だが、蓋を開けたらユナイテッドは何もさせてもらえないまま、メッシにヘディングを決められて敗れてしまった。


それでも、実は自分はひそかにユナイテッドが勝たないかなと思っている。

それは、世界最高最強のチームを「どうやったら倒せるか」ということに興味があるから。


バルセロナが最高のチームたるゆえんは、カンテラーノを中心とした華麗なボールポゼッションとボールを奪われてからの速いプレッシャーという攻守一体となったスタイルがどんなチームにも主導権を握らせずボールを支配し続けられること、そして、メッシという異次元の突破力を持つ選手を擁していることにつきる。



それに打ち勝つ「策」をファーガソンがいかに打ってくるのか、非常に興味深い。




そういう意味でまず気になるのは、ユナイテッドがどういう中盤の構成を組んでくるのかということ。

ちなみに、今週のフットバリスタでは決勝のプレビューにかなりの誌面をさいてるわけだが、ページをめくるごとにユナイテッドの予想スタメンが異なっていて笑えた。


個人的には両サイドはパクとバレンシア(ナニを途中投入)、セントラルにギグスとフレッチャーという構成なんじゃないかと何となく思っている。

もう一つの注目はベテラン勢の存在。ファーガソンは大切な試合では往々にしてベテランを使ってくる傾向があるように思われる。それは信頼の表れなのだと思うし、それに応える36歳スコールズと37歳ギグスのプレーには毎回頭が下がる。明日もこの両ベテランのプレーを楽しみにしたい。


そして40歳のファンデルサールはこの試合が現役最後の試合となる。


この巡り合わせは99年のCL決勝を最後に現役を退いたシュマイケルを想起せずにはいられない。



ファンデルサールが最後にビッグイヤーを掲げる姿を見たいものだ。

湘南ベルマーレvsFC東京@スカパー

結果:1-1

得点:(湘)中村、(東)ロベルト・セザー


味スタまで観に行こうかと思っていたが、雨にひよって自宅でテレビ観戦。


予報通り、雨の中での一戦。


湘南は前節と同じスタメンで、前線は高山と巻の2トップ。FC東京は羽生と田邉が先発。FC東京は怪我人続きで苦しいとはいうが、それでも代わりにでてくる選手のレベルが高く、贅沢なかぎりだなと思う。


試合開始直後、湘南の守備が浮足立っており、何となく昨年FC東京に惨敗したゲームが頭をよぎったところ、案の定開始1分でロベルトセザーのゴールでFC東京が先制。


その後もFC東京の方が個々の選手の能力は上なわけで、ゲームを支配する。また徳永、今野、森重の対人能力はJ2の中では抜群で、湘南の選手は勝負どこでなかなか勝てない。だが、昨年ほどの一方的な展開ではなく、FC東京もそれほど決定機をつくりだせない。


そんな中で今日のアジエルのプレーは秀逸で、両チームの中でも間違いなく最も高いスキルを誇っていた。FC東京もアジエルを相当警戒しており、徳永と今野が常に気にしていたのがよく分かった。


また、前節のブログで湘南の攻撃はシュートで終われないのが良くないと書いたが、この日は遠めからでもシュートにいく意識が感じられたのは良かった。現に試合を通じてのシュート本数も11本と上々。


試合が動いたのは湘南が佐々木、菊地、中村祐也と攻撃のカードを3枚続けて切ってから。前線の機動力が大きく上がり、パスが回り始める。いつも通り後半20分頃でアジエルを下げるのかと思っていたが、この日はフル出場。この交代には、そりさん勝ちに行ってるなと感じさせられた。


結果、後半30分頃、菊地の相手左サイドの裏をつくパスから臼井がクロスを上げて、中村祐也が頭であわせて同点に追いついた。反町采配が見事に的中したと言える。


(てか、スタートから巻より佐々木か祐也の方がいいんじゃないかと思うんだけど、そりさんの考えが気になる。)


もうひとつ書いておくと、この日のFC東京の左サイドバックは中村北斗で、攻撃面では活きていて臼井は押し込まれ気味だったわけだが、逆に中村北斗を守備に回らせるか、その裏のスペースが狙い目だったわけで、得点シーンはそのスペースをうまく突いた形になった。


その後FC東京は好調の谷澤を投入して反撃に出るが、湘南は西部を中心に落ち着いて対応し(ハングギョンの終盤の守備も良かった)、そのまま1-1で試合終了。


試合後のそりさんのコメント通り、アウェーでのFC東京戦で追いついてのドローということで、湘南としては上々の結果だろう。また試合内容としても、今期自分が観た湘南の試合で最も好ゲームだったと思う。荒れたファールも少なく、吉田主審のレフェリングも適切だったと感じる。


一方、FC東京のサポーターからはブーイング。このままでは大熊退任もありえるのでは(てか、その方がいいと思うけど)。やたらとFC東京目線の解説に終始していた城福の心境やいかに。