SAPIX卒業生の子をもつおりみです。


現在卒業後SAPIX生活を振り返っています。

続きです。
一点、
ずっと申し訳ないと思っていることがあります。

これだけは書かないとと思い

色々書いております。

それは



と5年の時点では考えていたのです。

しかし6年になると

αかそうでないかの重みがそれまでとだいぶ異なる



ということです。

同期の皆様にこれを強調して言えずにいました。
ずーっとアルワンや上位αブロックな秀才さんには
知り得ないことです。ふふん真顔

6年は








どこかのクラスかの線引でデイリーチェックがHとMに分かれ難度が変わります。
夏期講習が顕著でHは鬼畜のような
デイリーチェックが来ます。
(α1でも満点いるかいないかみたいな
テストが来たりします。)
そもそも毎日デイリーチェック自体がキツいのでMもそれなりに大変ではありますけどね。

また特定のαクラスでだけ前期から入試問題演習という
プログラムが行われます。詳細は割愛しますが、
これは下のクラスはもらうことはかないません。(校舎ごとのご判断あるかもしれませんが)α以外のクラスはまず問題解けないといけない、そこをしっかりやるからで、これはこれでとても大事です。

土特のプログラムも、一つ上と下のクラスで全くプログラムが異なり、場合によって
力の付き加減に明らかに差が出ると思います。
(娘は桜蔭志望とやる国語点数順位付けのエグさが恐ろしく当初嫌だー嫌だー怒り言ってました。)
もう、教材は一緒とはいえ
解説動画もないですから抗えない。
エース選抜プログラムの拍車がかかるわけです。
まあますます

ハイリスクハイリターン


とも言えます。(何せ算数は基礎テの代わりにデイリーチェックやるから遅刻できない
基礎テは持ち帰りになって、授業では
週1回国社の授業前でしかやらない。
復習タイミングは下がります。)

しかしα生存者はこれを何とかこなして行く。

娘は結局6年の最初と、途中5月辺りでごろっと逝ってしまい上位ブロックを逃しました。土特は授業内点数でサクッと上に上がったのですが、
平常授業はブロック最上位以上には上がれず
しばらくαプログラムにはあやかれませんでした。


もちろんそうは言っても
意外と
下のクラスでもいいw
は健在で
その後マンスリーで
上がれたりもしているのですが、

このアップダウン結果受けて
前期面談で言われたことは

志望校①と志望校②(豊島)
S60付近2校を
併願で志望し続けるには
出来るだけ上位ブロックにいてほしい、

というノルマでした。
(大体58〜9下限)


上位それ以下でプログラムが変わってしまい、特に算数演習をしっかりするには、ということでした。

まさに58の壁・・・無気力無気力

と言いつつ、
もともと他にも1日に併願候補校(おさえ校よりは高く50〜55付近ですね)を考えていたので、
ブロック落ちが続き、第一志望校①が怪しければ
1日併願候補校をおさえ→2日チャレンジS60で全然いいなとも私は思っていました。
その時はその時、志望校変えよう、って。
言うのが大変そうだけどネガティブ後期の仕上がり具合で
受験校を変えられるようにも
スタンバイしていました
(旦那に前期の時点で説明会も行ってもらってます)

絶対合格という謎の四字熟語は、
最後こそノリで言ってましたが、
彼女が行くに適した学校へ進学すべし
と思っていたので、Bプランは
用意していたと思います。

このノルマを恭しく持ち帰り娘に伝えたところ、
以降、娘は志望校①受験取下げを賭けて
緊張ぎみにマンスリーに向かうようになりました。

挙げ句お腹痛くなったりもしてましたね。




後から考えるとこのノルマは、私の

まあαだってそうじゃなくたって
どっちだってやっぱりこの子に合わせて
色々教えてもらえていいじゃん


というやや奇特な考えを
粛清されただけかもしれません。
(いや、もちろんクラス落ちは娘も落ち込みますし授業順番変わってパニックもあるのでガーンとは思いますよ。
でも、今回受け止めて次行くっきゃないなと
クラス落ちで塾に連絡したことはありませんし
電話がかかってきたこともありません)

6年になって
その甘さをダメ出しー安定してαついて来いよ、的な鼓舞、ともいえますねーされたようで申し訳なかった。

私の懺悔はかなり長くなって参りましたので
一旦ここでまとめにします



魚しっぽ魚の骨魚の骨魚からだ魚あたま

とにかくこれからSAPIXに在籍するもしくは在籍されているSに耐えている皆様。
もしお子さんが難関と言われる中学に
憧れてしまっており、(親じゃないよ親じゃ)
お子さんを何とか得点能力伸ばしていきたいから
αに!と思うのであれば


αクラス、クラスの高さに
こだわるべきは6年


です。そこまでに何とかαに
できれば少しくらいは自力でしがみついていく
能力を育てるつもりでいたらいいんじゃないかなと。
(ちょっと先取りして問題知ってるのばかりだったからαだったよ!はやっぱりいつか通用しないと思うんですよ。やるなら授業自体の理解度が高い状態作らないといけないです)

娘は得意科目があり、
苦手は足引っ張らない程度に復習繰り返して
持ち上げて、そこで何とかねじ込んでた風でございました。どうしても苦手は避け続ける悪い癖があったのでそこは一緒にやり方を悩みました。
この辺、個別の先生がぽんと答えを出してくれたらもっと楽だったと思うんですけど、
個別はなかったので試行錯誤しました煽り


あと、6年は授業時間が長いので授業からできるだけ
学べていること、授業わからなくても
わからんとわかってるの
切り分けしっかり出来てると
家庭学習はまだ!効率的でした。


※尚娘の志望校がαクラスからしか合格者が出ていないわけではないことも事実で、
クラスがどうしても上がらないからチャレンジしてはいけないわけではないと思います。

娘は中規模校舎で
落とす時はクラスを2クラス(偏差値にして5くらい)ずるっと落としていたのと、
私も
下がってもそれはそれで。
その時は志望校変えて対応しようニコニコ

と考えていて(娘は結構真剣だったのを捉えていなかった。これはまた別記事で)
恐らく危ぶまれて親子とも(というか、親かも?)
手綱をしめられた感がございました。


αじゃないとダメですかね!?は実際お世話になっている先生に迫って聞いてみて下さい。
親御さん独断でノルマにされるのは
病みますから
辞めておいたほうがいい

んじゃないかと思います。



ああ、良かった。。ここまで書けて満足です。


私の反省文、お読みいただき
ありがとうございました。
まだ続きあるけど
これは絶対書かないとと思ったことは書けたので

これでいつブログ閉じても大丈夫ですねふとん1ふとん3

後志望校選びに関しての反省もあるし
少し界隈で振り回された
ジンクスについて検証もしたいし
(某ファンタジー全巻読むべきかとか・・・)
参考テキスト色々買ったけど
あんまりできなかったもかきたいですが、
その辺消化できたら

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