90年代邦楽ソング・ベスト100(100-91) | …

i am so disappointed.

先日、90年代の洋楽ソング・ベスト100的なやつをやり終えたばかりなので、必然的な流れでそれの邦楽篇のようなものをやっていきたい。80年代邦楽ソング・ベスト100は20曲ずつ5回でやったのだが、あれはGW(ゴールデン・ウィーク)で時間があったからであり、今回はそれほど時間がないので10曲ずつ10回に分けてやっていきたい。狛江や国領やつつじヶ丘まで歩きながら聴いては考え、考えては聴き、ということを数日間行ったりした末に確定したものだが、毎度のことながら個人的な趣味や嗜好や思い出補正によるバイアスがめちゃくちゃかかりまくっている上に、また別の機会にやったとするならばかなり変わっている可能性はひじょうに高い。それで、今回ははじめの10曲である。

 

100. オレンヂ バナナ/KUSU KUSU (1991)

 

バンドブームを全国のお茶の間レベルにまで広めたともいわれる「イカ天」こと「三宅裕司のいかすバンド天国」のごく初期に出演し、イカ天キングは逃したものの、そのアイドル的なルックスとアフロ・ポップなどを取り入れたトロピカルなサウンドでひじょうに人気があった。この曲がテレビで披露されたのは1989年だが、その翌々年にCDもリリースされた。

 

 

99. BYE-BYE-BYE/GO-BANG'S (1991)

 

マンチェスターでミックスダウンされたことが話題になってもいたアルバム「SAMANTHA」からの先行シングル。切なくて健気な失恋ソングとして個人的にずっと大好きだったのだが、最近、この曲のファンが実は結構いることを知った。

 

 

98. 世界を止めて/ザ・コレクターズ (1993)

 

ブリティッシュ・ロックやモッズのスタイルから強い影響を受けた素晴らしいバンドの代表曲。音楽性が本格的にブリティッシュテイストなのだが、この曲はメロディーにJ-POP的な親しみやすさを感じられ、そのバランスが絶妙に良い。

 

 

97. 真夏の果実/サザンオールスターズ (1990)

 

桑田佳祐が監督した映画「稲村ジェーン」の主題歌でもある、バンドにとって28枚目のシングル。80年代半ばまでの作品においては実験的なところも大きな魅力だったが、活動休止を経て再始動後は国民的人気バンドとしての大衆性をより深化させていったように思える。個人的にはいまのところ最後にリアルタイムで買ったサザンオールスターズのCDである。

 

 

96. JAM/THE YELLOW MONKEY (1996)

 

正直なところ個人的にはよく分からなかったのだが、洋楽のロックと日本の歌謡曲やポップスとを絶妙にブレンドしたような感じが大衆的にもひじょうに受けたのではないか、というような気もするし、けしてそうではなかったのかもしれない。そういった文脈(やバンド名)もふまえ、「日本人はいませんでした」のくだりは皮肉が効いていて、個人的にかなり好きである。

 

 

95. スモーキン・ビリー/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT (1998)

 

当時の日本のポップスの潮流とはほとんど関係がないようなタイプの音楽をやっていたが、人気はかなりあったように思える。日本のロックやポップスをほとんど聴かなくなっていた私もこのバンドのCDやビデオカセットは買ったりもしていた。この曲はアルバイトの人達とカラオケに行って歌うと異様に盛り上がった記憶がある。2010年ぐらいにAKB48の渡辺麻友がお兄ちゃんの影響でこのバンドが好きだというようなことをブログで書いていて、また聴き直したりしていたことが思い出される。

 

 

94. Lucky/スーパーカー (1997)

 

青森出身のインディー・ロック・バンド、スーパーカーの2枚目のシングルで、デビュー・アルバム「スリーアウトチェンジ」にも収録された。シューゲイザーなどと呼ばれたものも含め、海外のインディー・ロックの消化の仕方が、日本のロック・バンドとしてはひじょうに新しかったのではないかと思われる。というのも、当時、リアルタイムでは聴いていなかったからである。

 

 

93. 光について/GRAPEVINE (1999)

 

マーヴィン・ゲイ「悲しいうわさ(I Heard It Through The Grapevine)」をその名前の由来とするロックバンドの5枚目のシングル。洋楽ロックのファンにも受け入れやすい音楽性を持ちながら、文学的な日本語の歌詞もひじょうに魅力的である。

 

 

92. 幸せであるように/FLYING KIDS (1990)

 

「三宅裕司のいかすバンド天国」で初代グランドイカ天キングに輝いたバンドの代表曲である。ファンクミュージックからの影響を感じさせる音楽性と、ボーカリスト、浜崎貴司の不敵な雰囲気がひじょうに印象的であった。まったくの余談だが、当時、渋谷の井の頭線の駅に通じる階段のところにケーキ屋があり、そこで浜崎貴司とよく似た風貌の店員が働いていた。

 

 

91. 愛の言霊~Spiritual Message~/サザンオールスターズ (1996)

 

ワールドミュージック的な要素やラップなども取り入れたバンドにとって37枚目のシングルで、オリコン週間シングルランキング1位、累計売上139.5万枚の大ヒットを記録した。TVK(テレビ神奈川)「ミュージックトマトJAPAN」でビデオを視聴して、国民的人気バンドとしての成熟に向かっているかと思いきやまだまだいろいろ実験的なこともやっていてすごいな、と感じたことが思い出される。