100 Greatest Songs of 1990s (60-51) | …

i am so disappointed.

60. Soon - My Bloody Valentine (1990)

 

1990年の夏にリリースされた「グライダー」EPの1曲目で、翌年のアルバム「ラヴレス」にも収録された。ダンス・ビートが導入されているところが、当時のマッドチェスター的な気分にもマッチしていたように思える。アンドリュー・ウェザオールのリミックスも最高である。

 

 

59. Animal Nitrate - Suede (1993)

 

スウェードの素晴らしいところは当時のUKインディー・シーンにセックスの要素を取り戻したところだと思う。この曲は全英アルバム・チャートで初登場1位を記録するデビュー・アルバム「スウェード」の少し前にシングルとしてリリースされたが、ブレット・アンダーソンの同性愛経験のないバイセクシャル発言が話題になっていたりもしていた。全英シングル・チャートでは最高7位で、3枚目のシングルにして初のトップ10入りを果たした。

 

 

58. Heart Shaped Box - Nirvana (1993)

 

「ネヴァーマインド」の大ヒットに続いてリリースされたアルバム「イン・ユーテロ」はスティーヴ・アルビニをプロデューサーに迎えた、よりラウドでヘヴィーなサウンドになっていたが、この曲を含む2曲はスコット・リットによってミックスし直されていた。「I wish I could eat your cancer when you turn black」というフレーズが印象的であり、曲のテーマについては諸説あるものの、ラヴ・ソングの一つのかたちとして考えることができそうである。

 

 

57. Just A Girl - No Doubt (1995)

 

バンドから兄のエリックが脱退後、グウェン・ステファニが初めてその助けを借りずに書いた曲で、当時、様々な場面で感じていたセクシズムに対する不満が表現されている。スカの影響も感じられるニュー・ウェイヴテイストの楽曲でありながら、フェミニストアンセムとしても機能しているという、素晴らしいポップソングである。

 

 

56. Gangsta's Paradise - Coolio fest. L.V. (1995)

 

映画「デンジャラス・マインド」のサウンドトラックに使われ、アメリカやイギリスをはじめ多くの国々のシングル・チャートで1位に輝いた。スティーヴィー・ワンダー「Pastime Paradise(楽園の彼方へ)」がサンプリングされていて、ギャングスタの日常の華やかさを描きつつ、その虚しさを表現しているようでもある。

 

 

55. Motorcycle Emptiness - Manic Street Preachers (1992)

 

デビュー・アルバム「ジェネレーション・テロリスト」からのシングル・カット。当時、様々な理由によってギミック的に見られがちでもあったマニック・ストリート・プリーチャーズが実は優れたバンドなのではないかと見直されるきっかけになった曲のようにも思える。「享楽都市の孤独」という邦題がそれをあらわしているようにも思えるが、ロックンロールのドラマティックなところを継承しているところもありながら、現代社会が失ってしまったものに対する郷愁とその状況に対する諦念のようなものが同時に表現されているように感じられる。東京や横浜で撮影されたミュージックビデオも楽曲の世界観とマッチしているように思える(渋谷センター街にあった白鳥というパチンコ店が懐かしい)。

 

 

54. No Diggity - Blackstreet feat. Dr. Dre & Queen Pen (1996)

 

ニュージャック・スウィングで一世を風靡したテディー・ライリーがプロデュースした、ひじょうに中毒性の高いヒップホップR&Bトラック。全米シングル・チャートで1位に輝き、ロス・デル・リオ「恋のマカレナ」の連続記録をストップさせた。

 

 

53. Last Goodbye - Jeff Buckley (1994)

 

60年代から70年代にかけて活躍したが早逝したシンガー・ソングライター、ティム・バックリィを実父に持つジェフ・バックリィだが、その天才的なボーカル・パフォーマンスは早くから評判を呼んだ。レナード・コーエン「ハレルヤ」のカバーが有名だというような印象があるが、同じくデビュー・アルバム「グレース」に収録されたオリジナル曲も素晴らしく、この曲も突出しているうちの1曲だということができる。

 

 

52. Get The Message - Electronic (1991)

 

ニュー・オーダーのバーナード・サムナーと元ザ・スミスのジョニー・マーによって結成されたスーパー・ユニットがエレクトロニックであった。2枚目のシングルとなるこの曲には60年代的なポップ感覚を当時における最新のテクノロジーでアップデートしたかのような魅力が感じられ、全英シングル・チャートでは最高8位のヒットを記録した。

 

 

51. Race For The Prize - The Flaming Lips (1999)

 

アメリカのオルタナティヴ・ロック・バンドとしてその筋ではすでにひじょうに人気が高かったフレーミング・リップスだが、9作目のアルバム「ザ・ソフト・ブレティン」で急激に分かりやすくなったような印象があり、シングル・カットされたこの曲もキャッチーで良かった。とはいえ、内容はライバル関係にある科学者同士の戦いをテーマにしたものだったりはする。それとは関係なく、日本では結婚披露宴のBGMおすすめリスト的なものに載っているのを見て驚愕した記憶がある。

 

 

 

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