70. Regulate - Warren G feat. Nate Dogg (1994)
映画「アバヴ・ザ・リム」のサウンドトラックに使われ、全米シングル・チャートで最高2位を記録したGファンクを代表するヒット曲。銃や盗人が登場する恐怖の体験を描写したリリックも素晴らしいのだが、マイケル・マクドナルド「アイ・キープ・フォーゲッティン」のフレーズを引用しているところに80年代ポップスのファンならば反応したのではないだろうか。
69. Connection - Elastica (1994)
ブリットポップのロイヤルカップルといえばブラーのデーモン・アルバーンとエラスティカのジャスティーン・フリッシュマンだった訳だが、それ以前にはスウェードのメンバーでブレット・アンダーソンの元カノということで、ブラーVSスウェードの図式が成り立ったりもしていた。「NME」が流行らせようとしたが流行らなかったNWONW(ニュー・ウェイヴ・オブ・ニュー・ウェイヴ)系バンドの中では唯一、ブリットポップの流れにも乗り、デビュー・アルバムが全英アルバム・チャートで1位などの成功を収めた。
68. O.P.P. - Naughty By Nature (1991)
90年代前半のヒップホップの中でも特にポップでキャッチーな曲で、全米シングル・チャートでは最高6位を記録している。ジャクソン5「ABC」からのサンプリングが印象的である。タイトルは「other people's pussy (penis)」の略で、いわゆる浮気がテーマになっている。
67. You Oughta Know - Alanis Morissette (1995)
ユニークで魅力的なボーカルで、別れた恋人に対し辛辣なことを歌った歌詞も話題と共感を呼んだ。収録アルバム「ジャグド・リトル・ピル」はアメリカやイギリスで1位になったのをはじめ、世界中で大ヒットを記録した。新しいタイプの女性シンガー・ソングライターとしても注目され、後の世代にあたえた影響も大きかったのではないかという気がする。
66. Into My Arms - Nick Cave & The Bad Seeds (1997)
アルバム「ボートマンズ・コール」からの先行シングル。アレンジがひじょうにシンプルなラヴ・バラードだが、それだけにニック・ケイヴのボーカリストとしての魅力がしっかりと味わえる。
65. Buddy Holly - Weezer (1994)
ポップでキャッチーなオルタナティヴ・ロック・バンド(けしてそうとはいえない作品もあるが)、ウィーザーのデビュー・アルバムからシングル・カットされた曲。カーズのリック・オケイセックがプロデュースしているからか、絶妙なニュー・ウェイヴ風味が程よくて最高である。
64. It Was A Good Day - Ice Cube (1992)
野外のバーベキューなどに似合いそうな、リラクシンなヒップホップだが、今日は知り合いが一人も殺されなかったから良い日だった、などということが語られている。
63. Gin & Juice - Snoop Doggy Dogg (1994)
ドクター・ドレーの作品に参加していたスヌープ・ドギー・ドッグが「ドギースタイル」でソロ・デビューの際には犯罪歴などがセンセーショナルに取り上げられたりもしていたが、アルバムは全米1位の大ヒットを記録した。この曲もまた野外のバーベキューなどに似合いそうなヒップホップである。
62. Mind Playing Tricks On Me - Geto Boys (1991)
ギャングスタとして生活する上での精神的な苦痛や憂鬱という、たとえば東京で会社員として働いている者などにはそれほどリアリティーが感じられない内容がテーマになってはいるのだが、音楽としてはちょっと変わった感じのヒップホップでとても良い。
61. Step On - Happy Mondays (1990)
マッドチェスターを代表するヒット曲で、全英シングル・チャートで最高5位を記録した。ジョン・コンゴスというアーティストが1971年にリリースしてヒットさせた「He's Gonna Step On You Again」のカバーである。インディー・ロックにダンス・ミュージックの要素を取り入れたような音楽が、マッドチェスターのざっくりいって特徴とされがちなのだが、具体的にどういったものなのかといった場合にわりと提示しやすい曲という感じはする。
