80. Today - The Smashing Pumpkins (1993)
「ロッキンオンJAPAN」の2万字インタヴューで浜崎あゆみも好きだといっていたような気がするスマッシング・パンプキンズ。その時のアルバムは「メロンコリーそして終りのない悲しみ」だったが、これはその前の「サイアミーズ・ドリーム」からシングル・カットされた曲。今日が最高の一日であり、明日のためになど生きられない、というようなことが歌われているように思える。
79. Reverend Black Grape - Black Grape (1995)
ハッピー・マンデーズを解散したショーン・ライダーがベズなどと一緒に組んだ新しいバンドのデビュー・シングル。基本的にやっていることはそれほど変わっていないような気もするのだが、グルーヴ感は増しているように思える。新宿リキッドルームでの来日公演、特にオープニングあたりがひじょうに盛り上がってよかった。
78. Parklife - Blur (1994)
初めて全英アルバム・チャートで1位を記録した「パークライフ」のタイトルトラック。ポップでキャッチーでコミカルなところなどがとても良い。モッズのバイブル的映画「さらば青春の光」で主演していたフィル・ダニエルズが客演している。
77. The Concept - Teenage Fanclub (1991)
一見、レトロ趣味に感じられなくもないが、曲と演奏と歌(コーラス含む)の良さがそれを凌駕して、いつの時代でもリアルな音楽として伝わって来る。収録アルバム「バンドワゴネスク」は超名盤。
76. You Get What You Give - New Radicals (1999)
ビリー・ジョエルやホール&オーツ的なポップ感覚が90年代オルタナティヴ・ロックを通すことによってアリになったというか、そういった感覚がなんとなくあった。それでいて、ポリティカルなメッセージも含んでいる。初めて聴いたのは相模原の小料理屋の有線でだったと思う。そのシチュエーションも含めて、思い出深い。
75. Scenario - A Tribe Called Quest (1991)
ジャズっぽくて知的でカッコい印象があったア・トライブ・コールド・クエストの、中でも評判が良い2作目のアルバム「ロウ・エンド・セオリー」に収録されていた曲。ロックの歴史的名盤がいろいろリリースされた91年だが、他ジャンルにおいてもこのような作品がさり気なくリリースされていたりするので、やはりすごい年だったのである(カルピスウォーターも新発売でめちゃくちゃ売れたし。一方、マクドナルドの中華メニュー、マックチャオはいまひとつ)。
74. Got Your Money - Ol' Dirty Bastard feat. Kelis (1999)
大活躍したヒップホップ・コレクティヴ、ウータン・クランから、オール・ダスティー・バスタードの代表曲。コーラスでゲスト参加しているケリスは、これがデビュー作となる。キャッチーでひじょうに中毒性が高く、プロデュースはザ・ネプチューンズ。
73. Sing It Back - Moloko (1999)
オリジナルはそれほどでもなかったのだが、リミックス・バージョンがリリースされるやいなや、全英シングル・チャートで最高4位のヒット、ダンス・ミュージック系コンピレーションCDにもよく収録されていたようだ。どこか哀愁が漂う女性ボーカルとディスコポップとの絶妙なバランスがたまらなく良い。
72. Regret New Order (1993)
ニュー・オーダーの90年代に入ってから最初のアルバム「リグレット」からの先行シングル。サッカーの応援歌「ワールド・イン・モーション」が全英1位になったことはそれほど影響していないとは思うが、なんだか明るくて分かりやすくなった印象を受ける。だが、そこが良いという訳で全英シングル・チャートで最高4位のヒットも記録した。
71. Dry The Rain - The Beta Band (1997)
スコットランド出身のインディー・ロック・バンド、ザ・ベータ・バンドのデビューEP「チャンピオン・ヴァージョンズ」に収録。当時、音楽ジャーナリストやインディー・ロックファンから絶賛されていた。このEPは当初、アナログ盤でしか発売されていなかったのだが、後に「The Three E.P.'s」というコンピレーションCDに収録された。音楽マニアを題材にした映画「ハイ・フィデリティ」で、いかにも音楽の他に楽しみがなさそうな人ばかりが集まっているようなレコード店で、この曲がかかるとそこにいた客たちがじんわりノリノリになっていくというシーンがあった。
