100 Greatest Songs of 1990s (100-91) | …

i am so disappointed.

さて、今度は90年代の洋楽ソングベスト100を決めていこうということを思いついたため、10回に分けてやっていきたい。

 

100. Unbelievable - EMF (1990)

 

EMFはイギリス出身のバンドで、その名前は「Epsom Mad Funkers」の略とされていたが、「Ecstacy Mother Fucker」の略なのではないかともいわれていたような気がする。メンバーにはDJも含み、ダンス・ミュージックとインディー・ロックとを掛け合わせた音楽は当時の流行りではあったが、この曲はイギリス国内のヒットに留まらず、アメリカのシングル・チャートで1位に輝くという大成功を収めた。

 

 

99. My Lovin' (You're Never Gonna Get It) - En Vogue (1992)

 

素晴らしいコーラスワークとジェームス・ブラウン「ザ・ペイバック」のサンプリングも印象的な、とてもカッコいいダンス・ポップ。相手に敬意を持たなければ愛を手に入れることはできない、というメッセージをも含んでいる。

 

 

98. Cut Your Hair - Pavement (1994)

 

90年代にひじょうに人気があったアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド、ペイヴメントで最もポピュラーな曲。このバンドの魅力はこの曲に留まるものではまったくないが、分かりやすくキャッチーなこの曲にもそれゆえの良さというのがひじょうに感じられる。歌詞は音楽界における見た目重視の問題を取り上げているように思え、メンバーが髪を切りに行ってひどい目に遭うミュージックビデオも面白い。

 

 

97. Lazarus - The Boo Radleys (1992)

 

90年代に数々の素晴らしいオルタナティヴ・ロックの作品を世に送り出したイギリスのインディー・レーベルといえば、クリエイション・レコーズである。ザ・ブー・ラドリーズはわりとマニアックな音楽をやってはいたのだが、95年にはとてもキャッチーな「ウェイク・アップ・ブー」をヒットさせたりもしていた。しかし、真骨頂は93年のアルバム「ジャイアント・ステップス」や先行シングルとなったこの曲のような、様々なジャンルの音楽を取り入れた作品であろう。ダブのようなベースライン、ビー・ジーズのようなメロディー、シューゲイザー的なサウンドが1曲に入っているという素晴らしい楽曲。

 

 

96. Nothing Can Stop Us - Saint Etienne (1991)

 

セイント・エティエンヌといえばボーカリストがサラ・クラックネルになる前のニール・ヤング「Only Love Can Break Your Heart」のカバーが代表作とされる場合が多いのだが、60年代のポップ感覚と90年代のテクノロジーの幸福な出会い的な魅力はこの曲の方が感じられるような気がする。当時、フジテレビの「BEAT UK」で聴いて、すぐにCDが欲しくなった。

 

 

 95. Ping Pong - Stereolab (1994)

 

アナログシンセとアンニュイなボーカルが特徴のステレオラブはもう少しアブストラクトな音楽をやっていた印象なのだが、この曲はとても分かりやすくて良かった。とはいえ、歌詞では景気循環のことを歌っていたりして、やはり一筋縄ではいかないところがある。

 

 

94. Natural One - The Folk Implosion (1995)

 

性に奔放な若者達の生態を描いて話題となったインディー映画「KIDS/キッズ」のサウンドトラックに収録され、全米シングル・チャートで最高29位とこのタイプの音楽としてはなかなかのヒットを記録した。当時の日本においても、おしゃれカルチャーの一種としてカジュアルに消費されていたような気がする。

 

 

93. Pretend We're Dead - L7 (1992)

 

ニルヴァーナ「ネヴァーマインド」の大ヒット以降、アメリカのオルタナティヴ・ロック・バンドにスポットが当たるようになったのだが、LA出身のL7もそういった流れで注目されていたような気がする。メンバー全員が女性で、ライブ中にステージから生理用品を投げつけたことなどが話題になったりもしていた。後にドキュメンタリー映画のタイトルともなったこの曲はバンドにとって代表曲であり、ニュー・ウェイヴ的なところも感じられてとても良い。

 

 

92. Ice Hockey Hair - Super Furry Animals (1998)

 

ウェールズ出身のスーパー・ファリー・アニマルズもまたクリエイション・レコーズ所属で、クオリティーの高い作品を発表し続けていた。この曲はアルバムの合間にリリースされたEPの表題曲で、70年代ポップ的なキャッチーなメロディーとオルタナティヴな要素とのバランスが絶妙で、当時、ひじょうに高く評価された上に全英シングル・チャートでも最高12位とまあまあ売れた。ちなみにタイトルはマレットというファッショナブルとはされない髪型の、別の呼び方だということである。

 

 

91. Yes - McAlmont & Butler (1995)

 

元スウェードのギタリストにしてソングライター、バーナード・バトラーがバンドを脱退後シンガーのデヴィッド・マッカルモントと組んでリリースした最初のシングル。タイトルが表しているように肯定感に溢れたポップ・ソングで、ブリットポップブームに追い風もあってか、全英シングル・チャートで最高8位のヒットを記録した。