北海道限定のお菓子などを東京で買ったことについて。 | …

i am so disapointed.

多摩センター駅のところに先月、日本うまいものめぐりという売場がオープンし、現在は「北海道物産展」をやっている。いままでこの駅で乗り換えて仕事に行っていたのだが、来週から新しい部署での重要任務を担うよう命じられたため、ここを利用するのも今週いっぱいである。サンリオピューロランドの最寄り駅ということもあって、いたるところにサンリオキャラクターが描かれている、とてもかわいい駅である。ここを通るだけでテンションが上がったし、タイミングが合えばサンリオキャラクターがたくさん描かれたピンク色のかわいい電車に乗ることさえできた。駅の事務所のようなところには駅員の格好をした大きなハローキティのぬいぐるみのようなものがおかれ、ちゃんとマスクもしていたのであった。

 

先日、やはりこのことが少し話題になり、私と同じセクションで仕事をしているアルバイトたちも行っていた。売場ではよく知られているものやそうではないものなどがいろいろ販売されていたのだが、北海道出身者としてとりあえずどれを買えばいいかということなどについて、軽く伝えた。概ね好評だったわけだが、そこには売られていなかったものでぜひ食べてみたいとか、他にもいろいろリクエストが上がったりもしていた。

 

例年ならば私が実家に帰省したときに空港などでお土産に買ってくるところなのだが、新型コロナウィルスを怖れているためその機会もないし、現在の部署で仕事をするのももう今週いっぱいである。これは残念と思っていたところ、平日に残っている休暇を消化するようにとやんわりといわれたので、その期間を利用して都内のアンテナショップなどに行き、もしも私が順当に帰省できていたならばお土産に買っていたであろうものなどを買って持っていくのはどうかとひらめいた。それで、そうした。

 

まず、真っ先に思いついたのが有楽町の北海道どさんこプラザである。東京交通会館といういろいろな地方のアンテナショップなどが入った建物であり、都内の北海道アンテナショップでも屈指の品揃えといえるのではないか。しかし、果たして今回、求められているようなものが実際に売られていただろうか、という懸念もあった。それで、新宿で電車を乗り換える前に、京王百貨店の8階にある北海道フーディストにも行ってみた。

 

ここは元々、東京駅の八重洲口を出て渡ったあたりにあったと思うのだが、数年前に新宿の京王百貨店にもできた。東京駅の近くにあった方の店はその後、八重洲地下街に移転したようである。

 

京王百貨店の8階には沖縄のアンテナショップもあり、それも気になったのだが他にもいろいろ行かなければならなくなりそうでもあったので、急いで北海道フーディストに行った。珍味系がわりと充実している印象を受けるのだが、今回のリクエストや期待されているものは主にお菓子である。ホリのとうきびチョコはあったので、ここで買うことにした。同じくホリの夕張メロンピュアゼリーは小さい方はあったのだが、大きい方は売り切れていた。やはりこれは大きい方で、凍らせてシャーベットにしたりしなかったりしてダイナミックに食べるのが醍醐味であろう。ただ夕張メロンゼリーの味や色を再現しているだけではなく、食感にもその感じが出ているのが、この商品の特徴である。この点をいつも絶賛していたのだが、いつかの広告のようなもので、これはもうメロンだというようなことが書かれていたときには、さすがに言い過ぎではないかと思ったのである。

 

あと、伊藤園の北海道とうきび茶もあったので、とりあえず買っておいた。ペットボトルのソフトドリンク系だとコアップやキリンのガラナやリボンナポリンがポピュラーで、札幌出身のアイドルユニットのライブに差し入れると喜ばれたりもしていたが、とりあえず今回はスルーした。他にリクエストされていたものなどはここでは揃わず、これはいろいろ行かなければいけないかもしれない、という予感が忍び寄ってきた。

 

JRの電車に乗って有楽町で降りると、東京交通会館はすぐそこである。以前はこの近くに大きな無印良品があって、妻が買い物をしている間に三省堂書店を見たりもしていた。北海道どさんこプラザはオレンジ色の看板が目印、店内に入るとやはり品揃えがすごい。人もたくさん入っている。石屋製菓の白い恋人をはじめ、北海道の定番的なお土産お菓子がだいたい揃っている印象である。私の実家がある旭川の蔵生や氷点下41℃なども置かれているのがまた、うれしいところである。

 

そして、これはおそらく無いのではないかと思っていた白いブラックサンダーが売られていたことによって、この日の予定はひじょうに楽になった。実はひじょうに強いリクエストを受けていたものであり、以前にお土産に買って行ったときにも特に若者には圧倒的に受けていた。コンビニエンスストアなどでの超人気商品、ブラックサンダーの北海道限定品である。北海道の空港や土産物店ではかなり目立つところにあるのだが、果たして有楽町のどさんこプラザにはあっただろうかと、不安になっていたのであった。北海道フーディストでも売られていなかった。

 

事前に調べてみたところでは、西武拝島線東大和町駅の近くにある東京工場のショップ直売しているとのことだったので、ここまで買いにいくことも辞さないというか、ほぼそのつもりであった。しかし、どさんこプラザで見つかったことにより、その必要もなくなった。他にポテトチップスにロイズのチョコレートがかかったものや、札幌おかきOh!焼とうきび、夕張メロンピュアゼリーの大きい方などもあったので買って、やはり私の地元、旭川のお菓子からもと思い、氷点下41℃も追加した。

 

多摩センターの「北海道物産展」でレコメンドしたマルちゃんやきそば弁当がひじょうに好評であり、これの最新のアイテムである小樽あんかけ風があったら買っていこうと思ったのだが、これは無かった。じゃがポックルは多摩センターの「北海道物産展」で、すでに買えていた。

 

北海道どさんこプラザはこういうお菓子だけではなく、珍味やチーズや調味料などもひじょうに充実していたり、コロッケやソフトクリームなどその場でつくってすぐのものを食べられたりもするので、やはり素晴らしい。

 

個人的に子供の頃に大好きだったノースマンというパイのような小さなお菓子があるのだが、大人になってから北海道物産展で見て1個150円以上もしたのだということを初めて知った。あと、やはり子供の頃によく食べていたミルクカステーラやべこ餅などが北海道ローカルの食べ物だったことを、東京駅八重洲口の北海道フーディストで見るまで知らなかった。きびだんごといえば、谷田製菓の縦長のやつである。

 

花畑牧場の生キャラメルも頼まれていて、これはかなり以前に大ブームになったものの、その後に落ち着き、わりと簡単に買えるようになっている印象があった。京王百貨店の北海道フーディストには生キャラメル味のポップコーンやポテトチップスのようなものを見かけたのだが、生キャラメルそのものは見当たらなかった。有楽町のどさんこプラザでは、花畑牧場の商品そのものを見つけることができなかった。

 

iPhoneで検索してみると、花畑牧場の生キャラメルは100円均一ショップのダイソーでも売られている、というような記事も発見された。それで、自宅の近くにあるダイソーに行ってみたのだが、そこでは見つけることができなかった。リクエストがある以上、なんとかならないものかと思っていたのだが、Amazonで簡単に買えて、翌日には届くということであった。

 

ところで、前日に新潟県の燕三条に行ってすぐに帰って来たのだが、行きのサービスエリア売店でサラダホープのコーンポタージュ味というのを見かけた。その後、現地でも他のサービスエリアでも二度と見かけなかったので、あの時に買っておけばよかったと後悔をした。これを求めて表参道の新潟ネスパスに行った。しかし、そこにもサラダホープのコーンポタージュ味などというものは売られていなかった。もしかするとはじめからそんなものはなかったのではないか、というような気もしたのだが、亀田製菓の公式ウェブサイトを見ると確かに載っていたので、やはり本当にあったのだろう。