2020年改訂版歴代で好きなアルバム・ベスト100(100位-91位)。 | …

i am so disappointed.

歴代で好きな曲ベスト100の2020年改訂版を昨日までカウントダウンしていたのだが、やはりアルバムの方もやってしまおうということで改訂は行ったので、今回から少しずつカウントダウンしていきたい。

 

本格的に真面目な音楽ファンとは言い難いため、ベスト盤が大好きである。なぜなら、知っている曲がたくさん入っているから。そのアーティストで最も好きなアルバムがベスト盤というケースも、けして少なくはない。本格的で真面目な音楽ファンではないので、仕方がないことである。それで、ベスト盤も対象としている。あと、オムニバスやサウンドトラックも対象にしているのだが、まったくランクインしていない可能性も大いに考えられる(もう知っているけれど)。という訳で、適当にやっていきたい。

 

100. Street Life: 20 Great Hits/Bryan Ferry & Roxy Music (1986)

 

ロキシー・ミュージックの1982年のアルバム「アヴァロン」は、日本でもいまでいうソフィスティ・ポップ的にわりと受けていたような印象がある。1985年にはブライアン・フェリーのソロ・アルバム「ボーイズ・アンド・ガールズ」がリリースされるのだが、この時点でダンディーな大人の男の象徴としてのイメージは、かなり定着していたような記憶がある。予備校で知り合った、いつもジャケットでキメている男のことを、「高島平のブライアン・フェリー」などと呼んでいた。このアルバムはその翌年にリリースされたのだが、ロキシー・ミュージックとブライアン・フェリーのソロ作品から代表的な曲がまとめて収録された、ひじょうに便利なコンピレーションである。「恋はドラッグ」という曲が、タイトルも含め特に好きだった。

 

 

99. ミッドナイト・ピアニスト/近田春夫&ビブラトーンズ (1981)

 

本当はこの翌年にリリースされた「VIBRA ROCK」を選びたかったのだが、4曲入りで45回転だし、さすがにアルバム扱いをするには無理があるかなと思い、これにした。ちなみに初CD化された時はこのアルバムと「VIBRA ROCK」にシングルと未発表曲を追加した「ビブラトーンズFUN」だったので、それならばほぼ完璧だったのだが、現在は廃盤になっている。東京の遊んでいる若者たちの生態をリアルめに描いたようにも思える、独特の軽さのようなものがかなり良い。

 

 

98. Legend/Bob Marley & The Wailers (1984)

 

「ジャミング」は「越前屋俵太のオールナイトニッポン」でかかっていた記憶がある。ボブ・マーリーがすでに亡くなってから数年後にリリースされたベスト・アルバムで、全英アルバム・チャートでは1位を記録していた。レゲエという音楽ジャンルにおいて最も重要だとされるアーティストの代表曲を一気に聴くことができるという便利さは、とても魅力的であった。いまだに売れ続けている、超ロングセラーでもある。

 

 

97. パールトロン/パール兄弟 (1987)

 

ロックやポップスからディスコ、レゲエ、カントリーなど、様々なジャンルの要素を取り入れた音楽性と、知的で批評性にあふれていながらもポップでチャーミングなサエキけんぞうの歌詞とボーカルが魅力的である。PSY・SのCHAKAが参加した「世界はGO WEST」、千葉シティーを舞台にしたサイバーパンク歌謡「TRON岬」、岡田有希子の捧げた「風にさようなら」などを収録している。

 

 

96. Cupid & Psyche 85/Scritti Politti (1985)

 

坂本龍一など多くのアーティストや音楽評論家が先行リリースされていた12インチ・シングルを大絶賛し、その収録曲は六本木を舞台にしたとんねるず主演の深夜ドラマ「トライアングル・ブルー」のカフェバーのシーンでも流れていた。新人類やニュー・アカデミズムとも相性が良かった印象があるが、フロントマンのグリーン・ガートサイドが美少年ということでも人気があった。当時における最新型のポップ・ミュージックであり、シンセポップの可能性を大きく広げた作品だともいうことができる。

 

 

95. Discography: The Complete Singles Collection/Pet Shop Boys (1991)

 

ペット・ショップ・ボーイズがヒット・チャートで勢いがあった頃のシングルを一気にまとめた、素晴らしいコンピレーション。大衆的でありながら知的という辺りが、当時の時代の気分ともマッチしていたような気がする。

 

 

94. WORLD'S END/lyrical school (2018)

 

ラップをするアイドルグループ、lyrical schoolが現在のメンバーになってから初めてのアルバム。「夏休みのBABY」「High5」といったサマーアンセムに加え、スチャダラパーのメンバーとかせきさいだぁもかかわった「常夏リターン」も最高である。世界の終わりをテーマにしたコンセプトアルバムでもあり、楽曲のクオリティーもラップスキルもわりと高い。

 

 

93. Let England Shake/PJ Harvey (2011)

 

フェミニストパンク的であったデビュー当初から音楽性は少しずつ変わり、このアルバムは反戦を訴えたプロテストアルバムという側面もある。

 

 

92. シングル・マン/RCサクセション (1976)

 

フォーク編成だった頃の代表作で、名曲「スローバラード」などを収録している。一時的に廃盤だった時期もあり、幻の名盤とされたり、音楽評論家たちが再発を訴える運動を行ったりもしていた。ソウル・ミュージックの影響を受けた音楽性、そして、卓越した批評精神はいま聴いてもじゅうぶんに刺激的である。

 

 

91. The Best Of Blondie/Blondie (1981)

 

ブロンディのシグネチャー的なアルバムといえば1978年の「恋の平行線」だが、個人的には「コール・ミー」「夢見るNo.1」「ラプチュアー」「銀河のアトミック」なども入ったこのベスト盤の方が思い入れがある。ニュー・ウェイヴとディスコ・ミュージックを融合させたのが特徴であり、「コール・ミー」などは原宿の竹の子族のラジカセからもよく流れていたという。