モーニング娘。の歴代のシングルを発売日順に聴いていって、個人的な感想だとか思い出だとかを適当に書いていくだけのシリーズ、その第4回目である。それではさっそく、いってみよう。
31. 歩いてる
2006年11月8日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで、約3年半ぶりの1位を記録した。6期、7期メンバーにとっては、これが初めての1位獲得曲となった。
道重さゆみは10月5日からCBSラジオでソロラジオ番組「モーニング娘。道重さゆみの今夜もうさちゃんピース」をスタートしていた。
私は「ハロー!モーニング」を毎週観たり、関連するインターネット掲示板を見たり、マイルドにモーニング娘。をネタ消費してはいたのだが、深くのめり込んでいるわけではなかった。
32. 笑顔YESヌード
2007年2月14日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高4位を記録した。この週の上位3曲は、EXILE「道」、小池徹也/ウエンツ瑛士とガチャピン・ムック「君に贈る歌/ラッキーでハッピー」、秋川雅史「千の風になって」である。
リリースの少し前にこの曲のミュージックビデオをインターネットで観た。ジャズファンク的なカッコいい曲調、メンバーのソロパートがクルクル変わっていく構成など、とても良いなと思った。発売日にCDシングルを買った。私が買った初めてのモーニング娘。のCDであり、久しぶりに買った日本人アーティストによるCDであった。
その少し後、インターネット掲示板で道重さゆみがラジオで話していたという、小学生の頃に友達がダンゴムシしかいなかったなどのエピソードについて読んだことなどをきっかけにその魅力に気付き、ラジオを聴くようになったり写真集を買ったりと、それまでの自分には考えられないような行動を取るようになった。
33. 悲しみトワイライト
2007年4月25日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高2位を記録した。この週の1位は、Kinki Kids「BRAND NEW SONG」である。吉澤ひとみの卒業シングルであり、次のリーダーになった藤本美貴にとっても、直後に事情により脱退したために最後のシングルとなった。8期メンバーの光井愛佳はこのシングルから参加しているが、ジュンジュン、リンリンは参加していない。
藤本美貴はグループ脱退に伴い、レギュラー出演していた「ヤングタウン土曜日」も降板することになり、新レギュラーとして道重さゆみが抜擢された。ちなみに当時の道重さゆみは同期の亀井絵里、田中れいなに比べても人気はけして高くはなく、メディア露出や歌割りにおいても、教育係を務めていた後輩の久住小春に追い抜かれている状態であった。
ラジオ番組のトークによって活路を見出した道重さゆみは、「ヤングタウン土曜日」においても時にはメインパーソナリティーの明石家さんまに傷つけられたりしながらも、貪欲に対応力を身に付けていき、少しずつ認められていった。同時に同期メンバーに比べると冊数が少なかった写真集や初めてのソロDVDの発売が決まるなど、追い風が吹いてきているような感じもあった。
34. 女に 幸あれ
2007年7月25日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高2位を記録した。この週の1位は、大塚愛「PRACH/HEART」である。8期メンバーのジュンジュン、リンリンが初めて参加したシングルである。
個人的な記憶としては、やはり道重さゆみが生で観たくなり、唯一、仕事の日程と重なっていなかった大阪でのラジオ収録に新幹線に乗って行った。大阪に行ったのは初めてであった。実はその数日前に代々木のラジオ生放送で道重さゆみを初めて生で見ていたのだが、至近距離でありながらガラス越しの斜め後ろからしか見ることができなかった。それで、炎天下の野外で光井愛佳と出演していたこの日に初めて正面から見たのだが、美しすぎて感動したのと同時に、帰りの電車で何だか泣けてきた。
それから、ココログでモーニング娘。道重さゆみをめぐる自分探し系ブログ「卒業-さゆみんに向かって」というのを始めるのだが、後に「ワニがいて当たり前なんだ」「『生きる』ブログ。」などとタイトルを変えていくことになる。
35. みかん
2007年11月21日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高6位を記録した。この週の上位5曲は、KAT-TUN「Keep the faith」、ケツメイシ「聖なる夜に/冬物語」、EXILE「I Believe」、KOH +「KISSして」、Hey! Say! Jump!「Ultra Music Power」である。
「女に 幸あれ」には道重さゆみのソロパートがまったく無かったが、この曲にはあったので、それだけで歓喜していた。ミュージックビデオに映っていた子供の頃の写真もとても可愛くて良かった。この曲がリリースされる直前、仕事でアメリカに行く機会があったのだが、帰国して一気に携帯で受信したメールの中に道重さゆみの新しい写真集の発売を知らせるものもあり、これもとても嬉しかった。また、この曲については、道重さゆみがラジオでとても気に入っていると言っていたことが印象に残っている。
36. リゾナント ブルー
2008年4月16日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録した。この週の上位2曲は、B’z「BURN-フメツノフェイス-」、羞恥心「羞恥心」である。高橋愛、田中れいな、久住小春がメインボーカルで、道重さゆみはソロパートがため息と叫びしかないと自虐していた。それにしてもカッコいい曲である。この曲のプロモーションで亀井絵里と道重さゆみが出演したラジオ公開生放送を観るために、千葉県の柏まで行った記憶がある。
また、キングコングと青木さやかがMCをしていた深夜のテレビ番組で、道重さゆみがラジオでやっているような鉄板トークをぶちかましていたのも痛快であった。小学生の頃にダンゴムシしか友達がいなかった話をはじめ、久住小春の教育係がストレスで睫毛を抜いていたこと、つんく♂さん歌割りください、などである。
37. ペッパー警部
2008年9月24日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録した。この週の上位2曲は、EXILE「The Birthday 〜Ti Amo〜」、絢香Xコブクロ「あなたと」である。
五木ひろしが監修した阿久悠作詞曲のみのカバー・アルバム「COVER YOU」からの先行シングルで、ピンク・レディーが1976年にリリースしたデビュー・シングルのカバー・バージョンである。
アレンジはオリジナルにわりと忠実で、田中れいながメインボーカルである。ピンク・レディーがテレビでは言っていたが音源には収録されていない、エンディングの「ペッパー警部よ」というセリフを道重さゆみが可愛く再現している。逮捕されたいと思った。
38. 泣いちゃうかも
2009年2月18日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録した。この週の上位2曲は、aiko「milk/嘆きのキス」、Acid Black Cherry「眠り姫」であった。カップリング曲の「弱虫」では、新垣里沙と道重さゆみがソロをたくさん歌っていた。
ミュージック・ビデオではメンバーの泣き顔の演技が堪能できて素晴らしかった。このシングルから、メンバーと同世代ぐらいの女性に刺さりそうな題材を扱った曲が多くなった印象がある。
道重さゆみは正月に放送された「小学生クイズ」にグループから単独で出演し、結果を残した。これが以後、バラエティー番組への出演が増えるきっかけとなる。
39. しょうがない 夢追い人
2009年5月13日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで約2年半ぶりの1位を記録した。8期メンバーにとっては、これが初めての1位獲得曲となった。
これもまたメンバーと同世代ぐらいの女性に刺さりそうな内容を持つ楽曲である。
40. なんちゃって恋愛
2009年8月12日にリリースされ、オリコン週間ランキングで最高2位を記録した。この週の1位は、浜崎あゆみ「Sunrise/Sunset 〜LOVE is ALL〜」である。
これもまたメンバーと同世代ぐらいの女性に刺さりそうな内容を扱った曲になっている。
道重さゆみは単独でのバラエティー番組への出演が増えていくが、与えられたチャンスに対して本気で頑張った結果、その人間性をより深く知らない一般視聴者から反感を買うようなこともあった。しかし、それらの興味や関心は道重さゆみの本質が少しずつ知れていくと、プラスに転じていくようになった。