好きな日本の夏の歌ベスト100(3) | …

i am so disappointed.

80. 夏のお嬢さん/榊原郁恵

 

榊原郁恵が1978年にリリースしたシングルで、オリコン週間シングルランキングでは最高11位だが、「ザ・ベストテン」では5位まで上るなど、テレビではよく観た記憶がある。イントロが当時の気分を喚起してくれる、正真正銘の流行歌である。「アイスクリーム、ユースクリーム」のところが特にキャッチーで気に入っていて、レコードも買ったのだが、当時、小学生だった私はこれが英語の「I scream, You scream」のことだとは分からずに、「アイスクリーム」は分かるけれども「ユースクリーム」というのは一体なんだろうかと疑問に思っていた。

 

 

 

79. SUMMER EYES/菊池桃子

 

1984年に菊池桃子がリリースした、2枚目のシングルである。林哲司によるシティ・ポップ・サウンドと菊池桃子のヴォーカルとの絶妙に微妙なマッチングが、なかなか良かった。夏休みに札幌のデパート屋上で行われたこの曲のリリースイベントで、アイドルの握手会というものにはじめて参加したのは良い思い出である。

 

 

 

78. 夏休みは終わらない/おニャン子クラブ

 

おニャン子クラブが1986年にリリースしたアルバム「PANIC THE WORLD」の収録曲でシングルにはなっていないが、「夕やけニャンニャン」ではよく歌われていた。学生時代の夏の終わりのセンチメンタリズムをヴィヴィッドに描写した歌詞は天才の仕事であり、秋元康については思うところがいろいろあるにしても、あの夏の輝きは永遠である。

 

 

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77. 太陽にPUMP!PUMP!PUMP!/EPO

 

EPOが1986年にリリースしたアルバム「PUMP! PUMP!」からのシングル・カットで、コカ・コーラのCMでも流れていた。厚木にあった大学のキャンパスから相模原のワンルームマンションまで乗せてもらう車の中で、よく聴いた記憶がある。当時の都会の若者たちが夏にいだきがちな淡い幻想を具体的にあらわしたような、ゴキゲンなシティ・ポップである。

 

 

 

76. 勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ

 

1978年6月25日にリリースされた、サザンオールスターズのデビュー・シングルである。ラジオで聴いて、とにかくそれまでにまったく聴いたことがないタイプの日本のポップスであり、なにを歌っているのかよく分からないのだが、なぜかたまらなく魅かれていくという、不思議な魅力を持った楽曲であった。その後、テレビでもよく観るようになるのだが、コミックバンド的というか、一発屋的なムードが漂っていたような印象がある。

 

 

75. V.A.C.A.T.I.O.N./吉村由美

 

PUFFYの吉村由美が1997年にリリースしたソロシングルである。作詞・作曲・編曲は小西康陽で、ピチカート・ファイヴ的な楽曲になっている。「パスポートととにかくヴィデオは忘れずに」というフレーズは、この曲が当時、ソニーのパスポートサイズハンディカムのCMで流れていたことによるものだろう。全体的にイケイケなムードでありながら、「きっとたぶんいまのうち」という諦念のようなものがまた切なくてたまらない。

 

 

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74. 晴れのちBLUE BOY/沢田研二

 

沢田研二が1983年にリリースしたシングルで、作曲は大沢誉志幸である。UKニュー・ウェイヴ・シーンで1980年代のはじめに流行したジャングルビートを歌謡ポップスに引用したとてもカッコいい曲である。

 

 

 

73. Dog Days/岡村靖幸

 

岡村靖幸がデビュー・アルバム「yellow」とセカンドアルバム「DATE」との間の1987年の夏にリリースしたシングルで、いずれのアルバムにも収録されていない。より打ち込みを主体としたサウンドに移行する前のキャッチーなサマーポップであり、PHY・SのCHAKAが「車のない男にはないわ」という、いかにも当時らしいフレーズなどでゲスト参加している。

 

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72. 赤道小町ドキッ/山下久美子

 

山下久美子が1982年にリリースしたシングルで、カネボウ化粧品のCMに使われ、オリコン週間シングルランキングで最高2位のヒットを記録した。作曲は細野晴臣であり、テクノ歌謡系のコンピレーションCDにも後に収録された。象に乗ってテレビ出演していた姿が強く印象に残っている。

 

 

 

71. BREEEZE GIRL/Base Ball Bear

 

Base Ball Bearが2009年にリリースしたシングルで、シーブリーズのCMでも流れていた。「君はそう女の子の最高傑作」に対して「これはもう男の子の代表文学」なのが、このバンドの特性をあらわしているようでもある。

 

 

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好きな日本の夏の歌(4)に続く