ハロウィンなので無理やり選んだ10曲。 | …

i am so disappointed.

何らかの記念日だとかイベントごとにちなんで10曲を選びがちなこのブログとしては、もちろんハロウィンぐらいのメジャーなイベントならやってしかるべし、と軽い気持ちではじめてみたのだが、これが驚くほど出てこない。

 
それもそのはずで、私が子供だったり学生だったりした頃には日本ではハロウィンはほとんど普及していなく、それにまつわる記憶もまったく無いのである。これがたとえばクリスマスだとかならそこそこあるのだが、ハロウィンに関しては一切ない。
 
ちなみに私は昔は無くていつの間にか浸透していたからといってハロウィンを敵視したりするタイプの者では一切なくて、むしろイベントは多い方がいいので、積極的に乗っかっていく方である。しかし、まあ思いつかない。
 
ところでハロウィンといっても実のところ良く知らなかったのでこの機会に調べてみたのだが、結局のところよく分からなかった。元々はケルトの人たちが収穫をお祝いするようなものだったのだが、本来の意味は欧米においてもすでに失われているらしく、クリスマスとは違いキリスト教とは一切、関係が無いらしい。わりと雰囲気とノリで楽しんでいるようである。
 
それはそうとして、北海道で小学生だった頃、夏に子供たちが提灯のような物を持って、「ロウソク出せ、出せよ。出さないとかっちゃくぞ。おまけに食いつくぞ」なる歌詞の歌を歌いながら、家を一軒一軒回るという風習があった。みんな一斉にやっていたので、決まった日はおそらくあったのだろう。訪問を受けた家庭では、お菓子などを子供に配っていた。特に仮装などはしていなかったし、この風習の由来についてもよく分からないのだが、ハロウィンととてもよく似たところがある。
 
などと少しは関係がありそうな話題で繋ぎつつ、要はよく分からないがなんとなく怖そうな雰囲気の曲を無理やり選んでみた。
 
10. THE X-FILES THEME (MAIN TITLE)/MARK SNOW & CHRIS CARTER
 
もうすでに早くも苦しいのだが、1990年代に大ヒットしたテレビ番組「X-ファイル」のテーマ曲である。FBIの捜査官、モルダーとスカリーが奇怪な事件を解決しようとする中で、数々の超常現象に出会うという内容である。日本ではテレビ朝日で放送されていて、エンディングで大黒摩季の「アンバランス」という曲が流れていた。また、ブリットポップの人気バンド、カタトニアはこの番組の登場人物をタイトルにした「モルダー&スカリー」をリリースし、全英シングル・チャートの3位を記録している。このテーマ曲そのものはひじょうに不気味な雰囲気を持っていて、毎回スカッとした感じでは終わらないこの番組の雰囲気に合っていた。
 

 

 

9. FALLIN'/JULEE CRUISE

 

これもまたひじょうに苦しい選曲ではあるのだが、1990年代のはじめに放送されていたデヴィッド・リンチ監督によるテレビドラマ「ツイン・ピークス」のテーマ曲である。アメリカの郊外で人々が次々と謎の死を遂げる、ひじょうに不気味でありながら中毒性の高いドラマであった。日本では特に人気が高く、このドラマのロケ地を巡るツアーも組まれていた。また、チェリー・パイの売り上げにも貢献したはずである。

 

 

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8. GHOST TOWN/THE SPECIALS

 

イギリスのスカ・リバイバル・バンド、スペシャルズによる1981年の全英No.1ヒット。タイトルに「ゴースト」が入ってはいるが、お化けのことを歌っているわけではなく、不況で失業にあふれた当時のイギリスの状況をリアルに描写した内容である。しかし、これこそが正に本当のホラーでもあり、その恐怖はサウンドにも表れている。

 

 

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7. PSYCHO KILLER/TALKING HEADS

 

ニューヨークのニュー・ウェイヴ・バンド、トーキング・ヘッズが1977年にリリースした初期の代表曲で、サイコ・キラー、つまり猟奇的殺人犯について歌われている。強迫観念によって追い詰められていく精神状態を描写したかのようなベースラインや、デヴィッド・バーンの神経症的なパフォーマンスが、この曲にリアリティーをあたえている。

 

 

 

6. SOMEBODY'S WATCHING ME/ROCKWELL

 

モータウン・レコーズの社長、ビリー・ゴーディJr.の息子、ロックウェルによる1984年のヒット曲で、全米シングル・チャートで最高2位を記録した。マイケル・ジャクソンがゲスト・ボーカルで参加している。どこにいても誰かに監視されているかのような、パラノイアックな恐怖について歌われている。

 

 

 

5. MONSTER MASH/BORRY  "BORRIS" PICKETT

 

俳優、ボリー・ボリス・ピケットが1962年にリリースしたノベルティー・ソングで、この年の10月に全米シングル・チャート1位の大ヒットとなり、その後、ハロウィンの定番ソングになっているということである。リリース当時に流行していたマッシュポテトというダンス・スタイルを取り入れているらしい。

 

 

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4. I PUT A SPELL ON YOU/SCREAMIN' JAY HAWKINS

 

スクリーミン・ジェイ・ホーキンスによって書かれた1956年にリリースされた曲で、数々のカバー・バージョンが存在しているが、やはり本人によるオリジナルがひじょうに強力である。元々はラヴ・ソングとして書かれたということなのだが、その迫力あるボーカルとパフォーマンスにより、呪いにも似た強い意味が感じられるようになった。1980年代にミニ・シアターでヒットしたジム・ジャームッシュ監督の映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」で、ひじょうに印象的な使われ方をしている。

 

 

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3. RED LIGHT HAND/NICK CAVE & THE BAD SEEDS

 

ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズが1994年にリリースしたアルバム「レット・ラヴ・イン」の収録曲で、後にシングル・カットもされた。不吉な予感と宿命を感じさせる歌詞とオルガンの音色が印象的なサウンドとが、ひじょうに印象的である。数々の映画のサウンドトラックで使用されている他、アークティック・モンキーズ、PJハーヴェイ、イギー・ポップらによるカバー・バージョンも存在する。ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズには殺人をテーマにした曲だけが収録された「マーダー・バラッズ」というアルバムもある。

 

 

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2. GHOSTBUSTERS/RAY PARKER JR.

 

さて、ハロウィンには恐怖の要素は欠かせないわけだが、やはりパーティーなわけである。その両方を満たす楽曲といえば、この1984年の大ヒット映画の主題歌にして全米No.1ヒット、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で杉本哲太が演じた大向大吉も大好きだったレイ・パーカー・ジュニア「ゴーストバスターズ」に尽きるだろう。「ウーマン・ニーズ・ラブ」など、レイ・パーカー・ジュニアのシティ・ソウル的な楽曲がわりと好きだった私にとってはやや残念な思いもあったこの曲だが、いまとなってはただただ盛り上がるのみである。ゴーストバスターズ!

 

 

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1. THRILLER/MICHAEL JACKSON

 

ポップ・ミュージック史に残るモンスター・ヒット・アルバム、マイケル・ジャクソン「スリラー」のタイトル・トラックにして、「ガール・イズ・マイン」「ビリー・ジーン」「今夜はビート・イット」「スタート・サムシング」「ヒューマン・ネイチャー」「P.Y.T.」に続く7枚目のシングル・カットである。アルバム収録曲全9曲のうちの7曲がシングル・カットで、この頃にはポップ・ミュージックファンのほとんどがもうすでにアルバムでこの曲を聴いていたのではないだろうか。それでもシングル・カットされ、全米シングル・チャートの最高位は4位であった。そして、ジョン・ランディス監督によるビデオはホラー映画顔負けのクオリティーであり、ビデオカセットも大いに売れた。

 

 

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