11月に入ったということで、これから各音楽メディアの年間ベスト・アルバムやトラックが少しずつ発表されるシーズンに入るわけで、個人的にも候補作品の選定などを適当にはじめているのだが、今回は過去にアメリカ、イギリス、日本のシングル・チャートで11月に1位になった曲の中から好きな10曲を選び、カウントダウンしていくというやつをやってみたい。
10. ALL NIGHT LONG (ALL NIGHT)/LIONEL RICHIE
1983年のアルバム「オール・ナイト・ロング」からの先行シングルで、全米シングル・チャートで1位に輝いた。「ハロー」「セイ・ユー、セイ・ミー」といったバラードの印象が強いアーティストだが、この曲は陽気なムード溢れるゴキゲンなダンス・ポップである。イギリスではビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」に阻まれ、3週連続の2位に終わった。
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Can’t Slow Down
562円
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9. 瞳はダイアモンド/松田聖子
1983年10月28日にリリースされた15枚目のシングルで、作詞を松本隆、作曲を呉田軽穂(松任谷由実)が手がけている。オリコン週間シングルランキングにおいて、両A面のロングヒットになっていた自身のシングル「ガラスの林檎/SWEET MEMORIES」と入れ替わって1位になった。「映画色の街」での恋の終わりを歌った、松田聖子流の最高のシティ・ポップである。
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Canary
1,917円
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8. HUMAN/THE HUMAN LEAGUE
イギリスのシンセ・ポップ・バンド、ヒューマン・リーグを当時の売れっ子R&Bプロデュース・チームのジミー・ジャム&テリー・ルイスがプロデュースした、1986年の作品である。音楽性が大きく変わり、全米シングル・チャートでは第2次ブリティッシュ・インヴェンジョンのはじまりといわれる「愛の残り火」以来、4年ぶりの全米No.1ヒットとなった。
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Crash
996円
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7. DOO WOP (THAT THING)/LAURYN HILL
ヒップホップ・グループ、フージーズの一員として活動していたローリン・ヒルが1998年にリリースしたソロ・アルバム「ミスエドゥケーション・オブ・ローリン・ヒル」からのシングル・カットで、全米シングル・チャートで1位に輝いた。R&B、ヒップホップ、レゲエなど様々なポップ・ミュージックからの影響が感じられる素晴らしいアルバムは高い評価を受けると同時に、コマーシャル的にも大ヒットを記録した。
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ミスエデュケーション(期間生産限定盤)
2,029円
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6. I FEEL FOR YOU/CHAKA KHAN
R&Bシンガー、チャカ・カーンによるプリンス「フィール・フォー・ユー」のカバー・バージョンで、1984年に全英シングル・チャートで1位を記録した(全米での最高位は3位であった)。プリンスが「パープル・レイン」で驚異的なブレイクを果たしている絶好のタイミングでのヒットであった。「フィール・フォー・ユー」のオリジナルはプリンスが1979年にリリースしたアルバム「愛のペガサス」に収録されていた。チャカ・カーンのバージョンは、グランドマスター・メリー・メルのラップや、スティーヴィー・ワンダーのクロマチックハーモニカをフィーチャーしている。
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I Feel for You
4,102円
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5. ALL AROUND THE WORLD/LISA STANSFIELD
イギリスのシンガー・ソングライター、リサ・スタンスフィールドによる1989年の全英No.1ヒットで、翌年にはアメリカでもリリースされ、シングル・チャートで最高3位を記録した。ハウス・ミュージック以降を感じさせる当時においてコンテンポラリーなダンス・ポップで、あの頃の空気感を真空パックしたようでありながら、ポップスとしての強度は時代を超えているように感じられる。
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Affection
652円
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4. MIDNIGHT TRAIN TO GEORGIA/GRADYS KNIGHT & THE PIPS
R&Bグループ、グラディス・ナイト&ザ・ピップスによる1973年の全米No.1ヒットで、邦題は「夜汽車よ!ジョージアへ」である。オリジナルはシンガー・ソングライターのジム・ウェザリーで、原曲では汽車ではなく飛行機、ジョージアではなくヒューストンであった。都会での夢が破れ、故郷であるジョージアに戻ってやり直そうとする青年をテーマに、その恋人の立場から歌った感動的な内容である。男女ボーカルによるかけ合いも、また泣かせる。
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イマジネーション/愛しのクローディーン
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3. REACH OUT I'LL BE THERE/THE FOUR TOPS
モータウンの人気グループ、フォー・トップスによる1966年のシングルで、全米、全英共にシングル・チャートで1位に輝いたが、アメリカでは10月中にアソシエイション「チェリッシュ」に取って替わられ、イギリスでは11月に入ってからも1位を継続していた。もしも希望を失くし、落ち込んでいるとするならば、そこに駆けつけていくよ、というような、よくあるタイプの内容ではあるのだが、リーヴァイ・スタッブスの力強いボーカルがそれにリアリティーをあたえている。確信に満ちたその強い愛の表出は、まるで怒っているようですらある。それは、大切な人を悲しくさせる現実に対してであろうか。イントロは颯爽と駆けていく馬の蹄の音のようにも聴こえる。
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Reach Out
953円
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2. SUSPICIOUS MIND/ELVIS PRESLEY
1969年にリリースされたエルヴィス・プレスリーにとって7年ぶり、そして最後の全米No.1ヒットである。オリジナルはシンガー・ソングライターのマーク・ジェイムスで、自身と妻との関係について書かれたものだという。疑いの気持ちを持ったままで関係は続けられないという、おそらく大人になるほどに身につまされる人が多いであろう題材を、大人の歌手としてアップデートされたエルヴィス・プレスリーが歌う。酸いも甘いも嚙み分けた末に到達する、本物の大人のラヴ・ソング。
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From Elvis in Memphis
628円
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1. GOOD VIBRATIONS/THE BEACH BOYS
ビーチ・ボーイズの1966年のシングルで、全英シングル・チャートで1位を記録した後、12月には全米でも1位になった。レコーディングに莫大な時間がかかった、ひじょうに複雑な構造を持った楽曲だが、それでいてポップ感覚はまったく失われていない。ポップ・ミュージック史上最も重要なシングルのうちの1枚である。
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SMILEY SMILE/WILD HONEY
566円
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