「WHY@DOLL~ほわどるに恋なのサー#25」を観た。 | …

i am so disappointed.

札幌出身のオーガニックガールズユニット、WHY@DOLLが毎週水曜23時から生配信している「WHY@DOLL~ほわどるに恋なのサー」を今週も観た。今回は年内最後の配信ということで、ライブをたくさんやるということであった。

 

いつもはトークやコーナーなど盛りだくさんの内容で、さらに配信の最初と最後らへんでライブがあるのだが、今回はほとんどずっとライブということである。

 

「菫アイオライト」は昨年の秋、私がはじめて聴いたWHY@DOLLの曲であり、今年の夏にリリースイベントに行ってみようと思ったのも、この曲をライブで聴いてみたかったからでもある。

 

T-Palette Recordsの移籍して最初のリリースとなったこの曲はWHY@DOLLにとってひじょうに重要な曲だといえ、ライブでもかなり盛り上がるのだが、クリスマスライブでもライブ納めとなった新星堂サンシャインシティアルタ店での定期イベントにおいても、セットリストからは漏れていた。それでもあれだけ満足度の高いライブが行えるのだから、楽曲の充実度はかなりのものだといえるだろう。しかし、やはりこの曲のライブパフォーマンスをもう一度観ておきたいという要望に応えるような、この日の1曲目であった。

 

それからいつもであればセットチェンジがあるのだが、今回はずっとライブなのでそれは無く、そのまま活動報告、ツイッター拡散タイムへと続いた。

 

WHY@DOLLのリーダー、ちはるんこと青木千春がアイドルとして活動をはじめたのは、高校を卒業してからである。当時のユニット内でも、最年長であった。2歳年下のはーちゃんこと浦谷はるなは当時、ちはるんのことを「ちは姉(ねえ)」と呼んでいたらしい。それに対し、ちはるんははーちゃんことを「はるいも」と呼んでいたのだという。もちろん、「はるな」で「妹」だから「はるいも」というわけである。

 

はるいも大きくなったね、ツインテールのJKだったのにというようなことを言うちはるんに対し、いまではちはるんの方が幼いよ、などとはーちゃんが返していた。ライブスペシャルだというのに、ちゃんとライブ以外にも見どころがあるのが、また素晴らしいところである。

 

ツイッター拡散タイムにあたり、はーちゃんがスマートフォンに貼っているフィルターが割れたというような話をする流れで、いまはそれを「外してるのさ」と言う。このイントネーションが普通に北海道の女の子のそれで、素敵すぎる。アーカイブの14分17秒あたりである。

 

それからライブが再開され、アルバム「Gemini」から「Tactics」である。昨年の今頃、まだWHY@DOLLのメンバーの名前すら知らない状態で「Gemini」を聴いていて、「Tactics」「ベクトル」などに心をかきむしられていた。その感情をいまとなっては思い出すことができないのだが、当時、いずれこの曲を歌っているユニットのライブに行くことになるなど、まったく想像していなかった。

 

ダンスもコーラスもちゃんとしている。曲がカッコよくて素敵なだけではなく、その魅力がパフォーマンスによってさらに増すのである。何を当たり前のことを言っているのだと思われるかもしれないが、当初はこれにわりと驚いたものである。そして、ライブではただ観て聴くだけではなく、楽しもうともするわけだが、このような配信においては、かなり受動的に観ることができるため、それだけに普段は気づかなかった良さがいろいろ分かったりして良いものだ。

 

そして、渋谷Gladで観るうちにどんどん好きになっていった「マホウノカガミ」である。途中、歌詞で春夏秋冬が歌われる部分があるのだが、その時々で感じることがあるし、その度に思い出が増えていくような良さがある。いまさら実感したのだが、この曲において、鏡の向こうから見ているのは、幸せになった未来の自分である。つまり、未来はきっと素晴らしいはずだという確信、これがひじょうに尊い。

 

「let's go don't look back baby」、つまり「さあ行こう 振り返るな、ベイビー」というフレーズが、だからこそ効いてくる。

 

「夜を泳いで」は夜の深い時刻には丁度よく、マイルドに沁みてくる素晴らしい曲である。大人になれば、おそらく誰もが心に抱いている郷愁、それを、もしかするといつの間にか忘れてしまったかもしれない心の痛みと共に思い出させてくれる。それでも私は、いまもまだこの曲を痛切に感じるし、「光れ魔法」という歌詞に共感を覚えるのである。

 

そして、ポップでキャッチーでキュートな「キミはSteady」である。「トキメキはメイクじゃ隠せないね」というフレーズに、過去の様々な場面がフラッシュバックし、たまらない気分になる。人生は、おそらくそのような瞬間のためにあるのかもしれない。そのような可能性から降りてしまった場合、おそらくいつかの利息で生きているような気分になる。このような考えはどうかしているらしいが、なるほどそれもご尤もである。

 

ギフト紹介などで小休止の後、後半のライブがはじまった。

 

まずは、「Tokyo Dancing」である。8月にリリースされたアルバム「WHY@DOLL」収録曲の中でも、ひときわライブで盛り上がる。地方出身者ならではの東京に対する幻想感が、良い方に振り切れた感じの曲である。「辛いなら忘れにおいで いつでも笑顔にする」は、私が最も好きなWHY@DOLLの曲中フレーズかもしれないのだが、この部分をソロで歌っているのはちはるんである。ライブでは「おいで」のところで、指のジェスチャーをするのだが、MVや配信のライブにおいては、私が知る限りではそれをしていなかった。しかし、今回は配信にもかかわらず、それをしていたのであった。このようなことに必要以上にこだわるのもどうかと思うが、とにかく私はあれが好きすぎて仕方がないので感激したという、ただそれだけの話である。

 

そして、「秒速Party Night」である。この曲もクリスマスライブや年内最後の定期イベントのセットリストから漏れていたが、やはりライブでひじょうに盛り上がる曲である。とにかく、イントロが流れた瞬間の高まり具合がすごい。「最高な Oh Yes! この瞬間」のところでピースサインを掲げるのだが、ファンもこれを一緒になってやり、最後はジャンプするのである。もちろん今回のような配信でのライブの場合、その感じを体験することはできないのだが、ちはるんの「ピースいくよー」の掛け声に応え、SHOWROOMのコメントログはピースサインをあらわす「V」の書き込みで溢れていた。楽しい。

 

そして、おそらく今年最もファンに愛されたWHY@DOLLの曲であろう「恋なのかな?」、そして、コール&レスポンスが楽しい「CANDY LOVE」である。

 

「恋なのかな?」ではノートパソコンの前で振りコピをしたし、「恋なのさ!」と書き込んだ。「CANDY LOVE」のコール&レスポンスにも、高速キーボード操作で何とか間に合ったのではないかと思う。

 

そして、最後は「LOVERS on EARTH」である。つい最近、この曲のライブをはじめて観た。メンバーがソロで歌っている間、もう1人のメンバーがわりと激しめに踊っているところが、やはりすごく好きである。そして、「70億分の1の奇跡」のスケールの大きさ、何だかジーンとくるものがある。

 

告知やギフト紹介、ランキング紹介はいつも通りだが、今回は年内最後、さらにライブスペシャルということもあり、かなりの数のスペシャルギフトが贈られていたようである。特に東京タワー(1万円相当)3本は圧巻であり、メンバーも喜んでいたので良かった。やはり、ファンはメンバーを喜ばせてなんぼだなという部分で、リスペクトしかない。

 

そして、12月限定のギフトで「雪だるまを抱く猫」こと「スノーキャット」があり、贈られた分だけちはるんやはーちゃんが「にゃあ」と鳴いてくれて最高だったのだが、それも今回限りである。名残惜しい。

 

また、1月9日の定期公演で「Show Me Your Smile」のカップリング曲、WHY@DOLLの青木千春さんと浦谷はるなさんが作詞し、哲人こと吉田哲人さんが作曲した「Promises, Promises」が初披露されること、また、「Show Me Your Smile」が1月からテレビ東京「主治医が見つかる診療所」のエンディングテーマとして流れることが発表された。めでたい。

 

そして、アンコールに応えて、最後は「Magic Motion No.5」である。やはり、盛り上がる。そして、新しい曲によって成長し続けているWHY@DOLLがやる最新の「Magic Motion No.5」だからこそまた良いのだというところが、ローリング・ストーンズ「サティスファクション」のようでもある。だとしたら、「菫アイオライト」は「ブラウン・シュガー」で、「Show Me Your Smile」は「ミス・ユー」か「スタート・ミー・アップ」なのか、とかそれは本当にどうでもいい。

 

というわけで、来年1月23日にリリースされるニュー・シングル「Show Me Your Smile」の衣装だったが、結局、その曲はやらなかった。

 

それはそうとして、トータルしてひじょうに楽しい配信であった。

 

WHY@DOLL~ほわどるに恋なのサー#25

 

 

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