「WHY@DOLL ニューシングル発売記念イベント」に行った。 | …

i am so disappointed.

12月25日、クリスマスの夜に渋谷CYCLONで行われた「WHY@DOLL クリスマス LIVE ~ほわどるからの贈り物~」はアコースティックライブも含め、ひじょうに充実した内容であった。

 

思えばライブでかなり盛り上がる「菫アイオライト」「Tokyo Dancing」「秒速Party Night」、シングル曲の「曖昧MOON」「clover」などがセットリストに入っていなかったにもかかわらず、あれだけ楽しいライブが実現できるのだから、楽曲がかなり充実しているということがいえるだろう。

 

WHY@DOLLが通常のライブ会場で行うライブは、これが2017年の最後であった。しかし、本当のライブ納めは新星堂サンシャインシティ店での「WHY@DOLL ニューシングル発売記念イベント」であり、しかもミニライブの前にはこのお店の永久店長でもあるWHY@DOLLが実際にレジに立ち、来年1月23日にリリースされるシングル「Show Me Your Smile」の予約を取ってしまうというのだから、行けるのに行かない理由はないというものである。

 

サンシャインシティ内でなぜか道に迷うというよく分からないハプニングもあったのだが、何とか新星堂サンシャインシティ店に着くことができた。前回と同じように、CDを予約する人たちが列をつくっている。そして、店員さんからクリップボードにはさまれた予約票とボールペンを受け取り、必要事項を記入した。前回は「WHY@DOLL~ほわどるに恋なのサー~」ラジオ編との二元進行で、メンバーが交替でレジに立っていたのだが、今回は2人共いた。黒っぽい服を着ていてかなり良い感じなのだが、あれは「Show Me Your Smile」の衣装なのであった。

 

前回、私が予約をしに行った時は、ちはるんがラジオ編を回していて、はーちゃんがレジに立っていた。1人だけだったことにより、より綺麗な店員さんのような感じが出ていて、ひじょうにお得であった。

 

今回はちはるんとはーちゃんが2人共いたので、さすがにWHY@DOLLという感じなのだが、普通にレジに立って予約票にスタンプを押したり特典券を配布したりという事務的な業務をやっているのが、またたまらなく新鮮であった。

 

とはいえ、最近、特典会に行かなさすぎて、そろそろ完全に忘れ去られている頃合いなのではないかと思ったのだが、レジで順番が来るなり、「あ、rljp.さん」とか言ってくれるほわどるが本当に素晴らしい。

 

しかも、この予約票にはもちろん本名や電話番号といった個人情報を書いているわけであり、それらが推しているアイドルにバレるというプレイでもあるわけだが、寧ろそれを逆手に取って、電話番号の下4ケタがとあるアイドルの誕生日だとか、ほわどるには間違いなく1ミリも興味がない話を一方的にしすぎて、せっかくわりとレアである私の本名についてちはるんが反応しかけていたにもかかわらず、まったくそれを生かしきれないというダメっぷりを発揮していた。

 

時刻を確認するとわりとまだ早くて、ミニライブまで時間があったので、サンシャインシティアルタ内を適当に歩いたり、電話やLINEをしたりして過ごしていた。

 

ミニライブがはじまる数分前にイベントスペース的なところに行くと、もうすでにかなりの人たちが集まっていて、私は後ろの方で観覧することになった。今回も女性ファンの姿を見かけたので、これは良いことなのではないかと思う。

 

「Gemini」に続いてステージにWHY@DOLLが登場し、衣装は「Show Me Your Smile」のものである。前回の定期イベントの時は、このシングルの予約はもう受け付けていたものの、まだ曲は披露されていなかった。もちろん、この衣装をここで観るのもはじめてである。

 

1曲目は、今年のはじめにシングルとしてリリースされた「キミはSteady」である。おそらく、2017年のWHY@DOLLはこの曲からはじまったのであろう。当時、私はWHY@DOLLの熱心なファンではまったくなかったので、状況はよく分からない。しかし、すでに「菫アイオライト」やアルバム「Gemini」を聴いて、その音楽はわりと気に入っていた。そして、ニューシングルがリリースされ、どうやらシティ・ポップっぽいというようなことを、何らかの音楽ニュースサイト的なもので読んだような気がする。

 

それで、YouTubeでMVを視聴したり、Apple Musicのライブラリに追加して聴いたりしていた。ポップでキャッチーでなかなか良いな、と思った。「菫アイオライト」の次のシングルとしては、なかなか良い感じである。そして、カップリング曲「ラブ・ストーリーは週末に」のイントロのサックスをはじめとする、溢れだす既視感の方に、より興味をひかれた。それで、アイドルにはまったく興味がない、1980年代のAORやフュージョンを愛好する知人に紹介したりもしていた。

 

それから数ヶ月後、私はヴィレッジヴァンガード渋谷本店で、はじめてWHY@DOLLのライブを観ることになるのだが、「Dreamin' Night」「あなただけ今晩は」といった大人っぽい曲がかなり良いなと思った後に、この「キミはSteady」のパフォーマンスがあり、その正しいポップ感覚に圧倒された。曲も良いのだが、振り付けがものすごくかわいい。特に、足を後に上げるような箇所である。

 

この日のライブにおいても、その素晴らしさがじゅうぶんに感じられた。

 

 

MCに続いて、アルバム「WHY@DOLL」から「Tokyo Dancing」なのだが、いつもライブでひじょうに盛り上がる曲である。この会場は周囲で他の店舗が営業をしていることもあり、大きな声を出しての応援が禁止されている。よって、みんなで「Wow Wow Wow Wow」と歌う部分も、もちろん口パクで対応である。また、床に座っての観覧が求められるため、もちろん跳んだりはねたりの応援ができない。しかし、それによってメンバーのパフォーマンスをわりと集中的に観られるのが利点でもある。そして、このような状況であっても、曲そのものの強度をじゅうぶんに感じることができた。

 

 

続いては同じくアルバム「WHY@DOLL」から、おそらくファンから最も愛されているであろう「恋なのかな?」である。私はアルバムの中でもよりエッジな曲の方をわりと好みがちではあるのだが、この曲の強さには抗えないものがある。サビ部分の振りコピもわりと簡単な上に、とても楽しい。

 

 

最後は、来年1月23日にリリースされる新曲、「Show Me Your Smile」である。ジャズの影響を受けた、またしてもWHY@DOLLにとっての新境地であろう。大衆音楽の持つ普遍的な楽しみ、退屈な日常に彩りを添えるという役割、そういった王道の娯楽性に果敢にチャレンジし、それは成功しているように思える。

 

アイドルとファンとの関係、また、一期一会の出会いと別れ、その輝きと儚さ、そういった古今東西の優れたエンターテインメントが題材にしてきたようなテーマを、現在によみがえらせたようでもある。

 

この曲がより多くの人々の耳や目や心に届き、WHY@DOLLの良さがもっともっと広まっていくことを願うばかりである。

 

 

最後のMCにおいては、ファンに対する1年間の感謝、そして、来年に向けての思いを語った。

 

CDを何枚か予約したので、今回は少しだけ特典会にも参加した。待っている間、特典会での撮影のために、「プロ野球ニュース」のキャンプ速報などで見かけるタイプの大きなカメラを設置しているファンの方がいらっしゃって、かなりおもしろかった。WHY@DOLLには、これだけ人を夢中にさせてしまう魅力が、確かにあるのだろう。

 

とにかく今年は途中からではあったが、WHY@DOLLのことをよりちゃんと知り、ライブやイベントをはじめ、いろいろ楽しいことが増えた。年内最後ということで、シンプルにそのことを伝えられればいいと思っていたのだが、そうしたらそうしたですぐに話すことがなくなり、それでもいろいろと話を繋げてくれるのである。「来年もいい年になりそうですか?」などの流れの中で、この不確かな日常において、確信を持って言えることなどそれほど多くはないだろうというような、しらけたことを考えていたのだが、次の瞬間、はーちゃんがこう言ったのだ。

 

「私たちが来年も輝かせますから!」

 

WHY@DOLLを好きでさえいれば、たとえどのような状況であったとしても、そこに希望はあるわけであり、それだけでどうにかやっていけるのだろう。偶然か運命か、あるいは何かの兆しなのだろうか。

 

「Show Me Your Smile 君と2人で生きてゆく 同じ星を見つめる 魔法の笑顔」

 

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