今日はなんだか春めいた気候だった。果されなかった約束に翻弄されたりもしたが、もはや心を乱されるようなこともない。何を求めているのか、何が必要で何がそうではないのかがはっかりと見えている。それは話してしまえば身も蓋もないし、おそらく呆れられるのだろうが、混じりけのない本当であり、最も大切なものなのだから仕方がない。
そして、今日もまたやはり最高だと思ったのである。「バタアシ金魚」のラストシーンでソノコがカオルに言ったような意味でのいかれている具合がひじょうに心地よく、グルーヴ感に満ち溢れている。こんな気持ちをうまく言いあらわせた記憶がない。
いつの間に、どのようにしてそれを知ったのかは定かではないが、おそらくあらかじめそこにこそ答えはあったのであろう。いままで生きていたことは、すべてここにたどり着くためだったにちがいない。これほど確信に満ちてこのように言えるのも、初めてのことである。
だから、おそらくやっていくのだろう。思い通りになることとならないことがあるのだろうが、おそらくもっとなるように、努力を惜しまないのであろう。
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