犬は寒さに強いのか? | 八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(焼き鳥「心粋」の南側で新築工事が進む 意外と小ぶりだが噂の和食屋らしい)

 

 八ヶ岳南麓の寒さも一段落したようでこの日の朝はマイナス1℃。風もなくて数日来の寒さを経験した後では春のような暖かさである。

 そんな中ここんところ連日続いている愛犬そらとの不毛な争いがこの日も行われた。

 

 そらは私が起きてから30分~1時間ほどしてからヨッコイショとばかり私のベッドから起きて来る。すぐに起きてきても朝ごはんにはありつけないことをちゃんと学習しているあたりは食い意地が張っているくせにいかにもズボラで、いったい誰に似たのだろう。

 

(いつでも行動できまっせ)

 

 リビングのソファにドカっと鎮座したそらは、私の一挙手一投足を凝っと観察している。

 ドッグフードのチャックを開ける音→耳がピンと立つ

 ドッグフードがドドドっと器に注がれる音→スクランブルモードON

 やがて飼い主がバランスαをジョボっと注いだのを確認して器に突進、ガツガツとフードを食べ始める。

 

 

左:現在のフード ロイヤルカナン「アミノペプチドフォーミュラ」アレルギー犬用

右:これまでのフード 手塚山ハウンドカム「ホリスティッククッキング(馬肉)」

(ロイヤルカナンに切り換えてからそれまでの軟便が硬くしまったものになった 体重もぐんぐん増加中 粒が大きいので器に注ぐ音が大きいのもそらにとってはうれしいところ)

 

 ところが私がわずかに目を離した隙にそらはメシを放棄してやおらソファに避難しようとする。どうやらメシの後に待っている寒中の散歩が空腹以上に耐えがたいものらしい。

 

 ソファにどかっと鎮座されるとテコでも動かないから、飼い主はそれを阻止すべく慌ててそらの後を追うというバトルが始まる。

 間一髪そらに先んじてソファに陣取ったら、そらが右左からなんとかソファに乗ろうとアタックするのを身体をはって妨害する。

 

(左側から侵入しようとするそらを上半身でブロック)

 

(ならばと右サイドから攻めてくるそらを足で牽制)

 

 主従はこんなことを毎日繰り返している。

 もちろん私もバカではないので(ホントか)、リードを手元に置いてスタンバっているのだが

寄る年波の故かなんかの拍子に失念したり、ガスストーブを消し忘れたりと粗忽な行動も多々起きるから始末が悪い。

 

(無事リードをつけれれば飼い主の勝ち 負け犬は気を取り直してメシを再開)

 

 雪やこんこ、あられやこんこ

 降っては降ってはずんずん積もる

 犬は喜び庭駆け回り

 猫はこたつで丸くなる

なんて童謡があったが、犬は本当に寒さが好きなのだろうか。

 もちろん暑いのは苦手だし寒さにもそれなりに強いのは分かるが、恒温動物である以上やはり寒いのは嫌いなんじゃないだろうか。

 童謡のシーンはことによると喜んでいるのではなく、あまりに寒いので走り回って身体を暖めているのではないか、というのが私の推理である。

 

 立春まであと数日。

 愛犬との不毛なバトルが終われば春はすぐそこだ。