(快晴が続く絶好の行楽日和 高原大橋からの八ヶ岳)
ブログ友にして飲みトモのnobuさんと最後に浅草で飲んでからはや4か月。
八ヶ岳南麓別荘族の二人だが、飲む機会は皆無である。なんせお互いの別荘が離れているから(といってもクルマで30分ほどだけど)、どこで飲むにしても帰りのタクシー代は合計すれば1万円を超えてしまうだろう。
そこで思いついたのが温泉に泊まって浴びるほど飲むこと。
星の数ほどある温泉宿の中で私が自信をもってお勧めできるのが「日本秘湯を守る会」会員宿「赤石温泉」である。
ここには囲碁合宿で過去3回お世話になっているが、値段の割に料理が充実している。食い意地の張った連中が旨い旨いと喜ぶのだからそのレベルは間違いない。
(鯉の洗いなど豪華な食事 しかも部屋食で1万1000円 2021年8月撮影)
nobuさんも賛同してくれて、晴れて赤石温泉に行くことに決まった。
運転嫌いの私のためにまずはnobuさん宅まで愛車で行って、そこから先はnobuさんが運転してくれるという段取りである。ああ、ありがたやブログ友。
そうなると、当日、翌日のアクティビティも考えなければならない。
赤石山脈の麓、赤石温泉の反対側に「大鹿村」という人口わずか930人の村がある。その大鹿村、実はジビエの聖地なのである。
(大鹿村HPより)
ジビエ、特に鹿肉に目がない私は前々からこの村を訪れることを熱望していた。
いつもゴルフの反省会だけ参加するツーリング好きのAさんに大鹿村のことを質すと、
「遠いよ~。あそこは」
と一言。八ヶ岳南麓からはおいそれとは行けないらしい。
今回の温泉行は千載一遇のチャンスではないか。なんせ運転はnobuさんに任せとけばいいし、同じ赤石山脈沿いだから距離も大したことはないはず。
そうだ、同じような名前の「赤石荘」ってとこで鹿ステーキを食っちゃおう。
運転手はnobuだ
ジビエは僕だ
あとのお客は知ったこっちゃない
運転は慎重にね 動きますチンチン
・・・どこまでも自分本位な私。
夢は大きく膨らんだが、念のためグーグルMAPで経路を調べて愕然とした。
赤石温泉から大鹿村に行く最短ルートは北杜市経由なのである。
(なんじゃこりゃ~)
かくして「近くて遠い村」大鹿村訪問は断念(泣)。
宿からほど近い「大柳川渓谷」で紅葉狩りを楽しむことになった次第である。
(大小10いくつかの滝と橋を所要90分ほどで周回するルートがあるらしい)