創業150年の赤石温泉は醤油味が支配する世界である。
そんな醤油の王国に踏み入る前のメシはなるべくバタ臭いものがよい。そんなわけでnobuさんと私は「台ケ原珈琲」へと向かった。ここのランチは中々イケるらしい。
(なんだかショボいカフェだなあと思ったら)
(クルマを停めたのは勝手口側で正面は立派な店構え)
なんか耳にしたことはあるんだけど、はてどこだっけと思っていたが、「台ケ原珈琲」は「七賢」のま正面にある店だった。
(山梨銘醸(「七賢」の蔵元)本店 ついでに七賢本醸造「甘酸辛苦渋(かんさんしんくじゅう)を購入)
台ケ原珈琲では何種類かあるランチセットからビーフカレーランチを注文、心身ともに醤油味を迎えうつ体制を調えた。
(「ウサギの餌プレート」(←私の勝手な命名)と)
(ご本尊ビーフカレー これといって特徴はないが不味くはない)
(カボチャプリン(定番らしい)にコーヒーがついて1000円位とリーズナブル)
(店内にはスイーツがずらり アップルパイを赤石温泉のお土産に購入)
バタ臭い娑婆に別れを告げた一行は一路「大柳川渓谷」へ。
渓谷を散策してひと汗かいて、風呂に浸かってから酒を浴びるように飲もうという算段である。
彼の車に乗って南アルプスの道を走り続けた
彼の車に乗ってさいはての町私は着いた~
あ~らくちん。
(およそ10の滝と吊り橋が8つある)
大柳川渓谷の標高は最高地点で680m。残念ながら紅葉には少々早かった。その代わり(というほどでもないが)渓谷は貸し切り状態だった。
(ナンとか橋)
(渓谷沿いの露天風呂 近くの民宿のもの)
大柳川渓谷の印象は西沢渓谷のダウンサイズ版といった感じだろうか。1時間ほどの散策は温泉前の運動としてはちょうどいい塩梅である。
(カンとかの滝)
大柳川渓谷からおよそ30分ほど、一行は「日本秘湯を守る会」会員にして醤油味の王国「赤石温泉」に到着した。 (続く)