大相撲見物に行ってきた | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(2023年大相撲1月場所13日目 入館時に取組表とガイドブックをもらう)

 

 相撲好きの囲碁トモ3人と両国国技館に大相撲を観に行った。

 JR両国駅の北口を出るとそこはすでに大相撲の世界である。ずらっと並んだお店では国技館名物のやきとりも販売していた。

 

 

 60年近く前のことだが、どこからかチケットをもらって初めて相撲見物に行った亡父がやきとりを一串も食べずに持って帰ってきてくれたのを思い出した。

 冷え切ったやきとり(レンチンなんてない時代だ)は決して旨くはなかったが、父の気持ちがうれしくて残さず食ったのを覚えている。

 最初で最後の相撲観戦だった亡父は食い物は全てお土産に持ち帰り、酒も高かろうというので一本飲んだだけで我慢したそうだ。あとから「酒はタダで飲み放題」と知って地団駄を踏んでいたっけ。

 

(部屋ののぼりがずらり)

 

(お相撲さんののぼりに混じって行司ののぼりも) 

 

 国技館に入る時のチェックはチケットの確認だけ。

 万事チャランポランな相撲協会のことだから持ち込み物の検査などしないだろうとは思ったがビンゴである。

 こんなことなら飲み物もツマミもどっさり持ち込めばよかった~、と地団駄を踏むあたり私の小ささは父親譲りらしい。

 

(入口の扁額 おそらく旧蔵前国技館時代のものだろう)

 

 まずは一目散に売店へ。

 十両の取り組みが始まったばかりの時刻だが売店には長い行列ができていた。

 とりあえず缶ビールとツマミをゲット。

 

(茹でた豆と崎陽軒のシウマイ、紀文のチーチク 考えてみたら夜は焼き鳥屋を予約していたのでやきとりは断念)

 

 我々の席は東側(テレビ画面だと左の方)2階最前列から2列目のイス席。

 はたして土俵がちゃんと見えるのかと心配だったが、実に眺めがよい。

 

(こんな感じでよく見える イス席最前列はお茶屋さんが買っているらしく皆さんお土産を渡されていた)

 

 今回土俵に近い枡席にしようかとも思ったが、「あすこに4人で座るのは拷問。身体のデカい

男4人は不可能」と聞いていたのでイス席にしたわけだが大正解。枡席に4人で座っているお客さんもちらほら(多くは2人、3人)いらっしゃるが、傍目に見ても身じろぎすらできそうもない様子である。

 

(結びの一番は大関貴景勝対阿武松 相撲人生で一度あるかないかの優勝のチャンスなので阿武松を応援したが、結果は貴景勝の貫禄勝ち)

 

 3時間半たっぷり相撲を見物してから一行は三鷹の焼き鳥屋へ。

 

(三鷹「ばあど家」薩摩シャモたたき)

 

(国技館のやきとりよりこっちが格段に旨いはず)

 

 皆さん心から楽しんでくれたようでなによりだ。

 とはいえもう一度行きたいかと言われれば一度で十分、というのが本音だろう。

 

 私自身招待でもなければ再び足を運ぶことはないだろうが、参考までに思ったことをいくつか記しておきたい。

・ 酒ツマミはどしどし持ち込むこと

・ 入館したところでやってる1等枡席が当たる抽選(無料)は忘れずにやること

 (何度でも並んで抽選に参加できるがまあその辺は良識の範囲で)

・ 2階イス席は足が伸ばせて実に快適

・ 館内のツマミは「角力豆」がおすすめ シツコクなくてよい