前立腺検査の結果は・・・ | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(西新宿「わぶ」名物ジャンボカキフライ)

 

 先日検査を受けた便潜血反応と、前立腺がんをはじめとする各種腫瘍マーカーの結果を聞きに近所の某クリニックに行ってきた。

 

  30代半ばと思われるセンセイはテキパキとしていて感じがよい。

「え~と、まずは潜血反応。・・・・あ、なにも問題ないですね」

「じゃあ内視鏡検査はしなくても・・・」

「希望するならやりますけど。まあポリープの1個、2個はあるかもですね、わはは」

「あはは(←お追従笑い)」

 

 15年ぶりの内視鏡検査を覚悟していたが、やらなくてよいとは幸先がよい。

 センセイ曰く年齢も年齢だから毎年潜血検査はした方がよいとのこと。

 

「口はばったいようですが、この界隈でウチが一番安く検査できますから(きっぱり)」

 はいはい、来年もよろしくお願いします。

 

 続いて腫瘍マーカーである。

 はたして私はただの前立腺肥大なのか、がんなのか。

「どれどれ。ああ!」

「ギョギョ。やはりがんでしょうか」

「いや、全検査項目が見事に基準値に収まってます。よかったですね~」

「うう、ありがとうございます(涙目 ←なんかそんな気分になった)」

 

各種腫瘍マーカーとそのごリヤク

(抗53抗体(なんじゃそれ)の数値がギリギリだが他の大腸がんマーカーがOKだからいいんじゃないの)

 

 センセイによると、毎年これだけの検査を受けるのはもったいないので、CEA(なんのこっちゃ)とCA19-9(同左)だけ受けなさいとのこと(表のオレンジ色のヤツ)。

 はいはい、来年もよろしくお願いいたします。 

 

 モヤモヤが消えてなんとも心地よい。

 この夜は会社時代の同僚と西新宿の名店「わぶ」へ。

 

 

 「わぶ」を訪れるのは3年半ぶりだ。

 今宵はハレの日になっちゃったから揚げ物も存分に食おう。またあの大将に特注エビフライとイカフライをねだっちゃお、そう思って勇んで店に飛び込んだがなんだか勝手が違う。店内はえらくきれいに改装されていて板場に立つ主も大将のお孫さん位の若者なのである。

 

 大将は隠居したのか、それとも鬼籍に入られたのか。

 忙しそうにたち働く若い主に消息を尋ねることもできず、モヤモヤしながら表メニューのジャンボカキフライと特大アジフライを注文した。

 

(特大アジフライはナイフで切り分けるスタイル)

 

「数値がよかったからってさ、止めときなって」

そんな大将の声がどこからか聞こえたような気がして、揚げ物はこれでおしまい。

 

(生ガキも豪華なんだけどカキフライに比べるとなあ)

 

(つぶ貝もデカいんだけどなあ)

 

 一病息災という。

 心臓発作で倒れたのが契機となって健康を取り戻しつつあるようだ。

 ここはハレの日だなんだとお調子コカずに、虚心によい年を迎えることにしよう。

 

(大将どうかお元気で 2019年5月撮影)