八ヶ岳南麓良店の安否を確認する | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(コジシタ近辺からの純白の赤岳 なんだか「まきばレストラン」のソフトクリームを思わせる)

 

 八ヶ岳南麓のガーデニング界をリードしてきた「ミヨシペレニアルショップABABA」が28年の歴史に終止符を打つことになったという(4月28日から閉店記念セールの由)。

 また、「エムワン」のパン部門も休業が決まったそうだ。最近ひまわり市場でエムワンのパンを見なくなったのはそういう事情だったのか。

 

 先日発表された2021年1月度日銀短観によると、山梨県の景気は回復基調にあるもののサービス業・飲食業では依然として下押し圧力が強いという(景気判断は据え置き)。

 コロナ騒ぎとは距離を置く八ヶ岳南麓だが、人の行き来が減るとお店の経営は大変なはず。私が日頃からお世話になっている近隣の良店たちは大丈夫なのだろうか。さっそくウォーキングがてら安否確認に出かけることにした。

 

 石堂交差点方面から下っていくと最初に目に入るのが韓国レストラン「どんぐり」。駐車場にオーナーのクルマも停まっていて、どうやら変わりはないようでひと安心。

 

 その向かいにあるバー 「Night Market」はどうだろう。

 夜だけ営業しているこの店は昼の様子では潰れているのかどうかなんとも判然としない。裏に回ってみると洗濯物が干してあったりするから一家の生存は間違いないようだが、果たしてちゃんと商売しているのだろうか。マスターは決して労働意欲が高いタイプには見えないので(失礼)、一度夜に様子を見に来る必要がありそうだ。

 

(Night Market(右)3年前にマスターがデッキで燻製を作っていてボヤになり壁が焼けてしまった 夜は
 分からないが白昼下ではちょっと痛々しい)

 

 そのまま下っていくと欧風レストラン「カーティスクリーク」がある。準備中だったが「本日のランチ」が掲示されていたのでここも大丈夫だろう。

 こちらは何年も前から店舗を売りに出しているそうだが一向に売れる気配はない。このまま売れないことを祈るばかりである。

 

 そこから右に入っていくと、イボに卓効があるという「いぼ水さん」を経てカキの名店「コジシタ八ヶ岳」に辿り着いた。「2月の営業カレンダー」が玄関に貼ってあって、ここも大丈夫。

 

(「八ヶ岳南麓三大マダム」のお二人はお元気だろうか)

 

 ちょっと戻って洋菓子「八ヶ岳Marron 」へ。「OPEN」の札が出ていてほっとする。

 

 

 店先に行くと看板犬ダイスケ君が飛び出してきた。お客さんが少なくてちょっと退屈なのかもしれない。 

 

(看板犬のくせにデッキの下に潜りこんで姿を見せないことも多い)

 

 

(甘えてきたとこをパチリ)

 

 中に入るといつもながらの甘い香りと奥様の素敵な笑顔が迎えてくれた。

 奥様によるとコロナの影響はそれほど感じないそうだが、ご主人も段々身体がきつくなってきたそうで年明けからは月・火・水を定休日にしたとのこと。もっと休みを増やしていいから、末永く商売を続けていただきたいものだ。

 

 そういえば明日は人外魔境のAさんの誕生日である。ちょうどよいタイミングなのでイチゴのロールケーキを予約した。

 

(ロールケーキ1400円なり これと栗のロールケーキを毎日一つずつ焼いている)

 

 うふふ。Aさんの驚く顔を想像するとなんだか楽しい気分になった。浪費癖のある私としてはカネも使えて二重にうれしい気分である。

 

 家の近くまで戻ってきてから思い出したのだが、喜んでいるうちに「あめみや」に行くのを失念してしまった。

 だがまあ心配ご無用、あそこは観光客相手の店じゃないから大丈夫でしょ。