八ヶ岳南麓犬の聖地「サンメドウズ清里」へ | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(サンメドウズ清里 「清里」を称しているが実は大泉町西井出だ)

 

 八ヶ岳南麓の「ワンちゃん三大聖地(無料のとこ限定)」といえば、誰が言ったかはともかく、

 花パークフィオーレ小淵沢

 サンメドウズ清里

 御勅使南公園(御勅使公園の記事は → あれ、どこだっけ?

と言われている。今日はトレーニングを兼ねて八ヶ岳に最も近い「サンメドウズ清里」へ行くことにした。

 

(駐車場から 一瞬姿を現した赤岳はまるでトーマスマンの「魔の山」のようだ)

 

(そらにとって唯一最大の切所は駐車場からの鉄階段 高所恐怖症のそらはここが大の苦手

 そら高所恐怖症になる 

 

 サンメドウズ清里のお勧めスポットは標高1900メートルのゲレンデ頂上にある「清里テラス」である。富士山、南アルプス方面の眺望が素晴らしい。今日も平日にもかかわらずリフト(大型犬もOK)に行列ができていたが、スレっからしの主従はそんなものには目もくれず無料ドッグランへ。

 

(ドッグランの正面に魔の山 左は三ツ頭か)

 

 

(クンクン、仲間の匂いが!)

 

 ドッグランには3歳の豆柴モカちゃんが一匹。人間で言うとアラサーの美人であるが、そらは一瞬匂いを嗅いだだけであまり興味がない様子。

 いつの間にかそらも人間で言うと四十肩、五十腰、前立腺肥大に苦しむ年代だ。若い女性に興味を失うのも不思議ではない。

 

(仲良く水を分け合う これぞ茶飲み友達)

 

 モカちゃんに別れを告げた一行は、魔の山を目指して歩き始めた(イメージです、イメージ)。道中には鹿の糞と思しき黒豆状のものがあちこちに散乱しているが、肝心の角は見当たらない(鹿の角の記事は → ここ)。

 

(サンプル(右)と比較して鹿の糞であることは間違いない)

 

 ドッグランから魔の山方面へ5分ほど行くと、「美し池➡」の標識が。

 主従は(というとやや語弊があるが)、あっさりトレーニングを放棄して池方面へと目標を切り替えた。水が高きから低きへと流れるのと理屈は寸分変わらない(ホントか)。

 

 木立ちの中の散策路を池方面へ。ひんやりした空気が気持ちよい。

 

 

 やがて美し池のほとりに出た。

 静寂だけが支配する美し池。

 

 

 幸せが住むという 虹色の湖

 幸せに会いたくて 旅に出た私よ~

 ふるさとの村にある よろこびも忘れて~

 ナントカでカントカで 虹色の湖~

 

 そんな感傷も畜生には無縁である。ここがゴールと悟ったそらはおやつをねだる。

 

(あれ、一粒どこ行った)

 

 美し池から駐車場はほんのわずかの距離だ。しかもそらが苦手な鉄階段を通らずにクルマに戻れるという特典つき。フィオーレ小淵沢で大暴れして以来の長距離散歩にそらも満足した様子だ。よかったね。

 

 無料ドッグランから散策コースを歩いて美し池へ。30分程度の短いコースですが、ワンちゃん連れにはお勧めの散歩コースです。