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山の神旧道を降りてきてホッとしたのもつかの間。
この日最後の目的地へ向かいました。
それは境川ダムのある越中桂と、そこから山を越えた飛騨加須良。
ご存じない方のために何かと申しますといずれも合掌集落跡、つまり廃村なんですが、飛越国境の最も山深いところにあった集落で、昭和38年の「38(さんぱち)豪雪」がきっかけで、昭和40年代前半に離村したところとなります。
両集落は県こそ違いますが、お互い小さな峠を隔てて2kmほどの隣町同志。
互いに協力し、助け合いながら共存してきた関係なんですね~
加須良はわたくしの中では飛騨の聖地のような場所です。
今では当時の茅葺家屋は白川村荻町や高山市内の施設に移されたものもあり、それを見て加須良の存在を知ったのが20年ほど前になるでしょうかね~?
と、以前にも書いたような、そうでないような・・・w
こちらが境川ダムになります。
幾度となく訪れているところですが、ダム湖には立派な橋が架かっております。
ダム湖の上流にはコテージやキャンプ場、そして桂湖ビジターセンターがございます。
キャンプ場の奥の湖底には桂集落跡が水没しており、道路脇には離村記念碑がございます。
集落跡の先には桂橋が架かっておりまして・・・
これを渡るとかつてはダート路でした。
しかし・・・
こんなもの以前はありませんでした。
そして舗装化されております。
仕方がないので歩いて加須良へ向かうことにしますw
上の画像のゲートの中、あれが新しく作られた取水トンネルですね~
こちらが「おのえ峠」と呼ばれる鞍部です。
加須良側の下りですが、この辺りはよく土石流が流れたところです。
加須良手前のカーブですが、舗装路になったというだけで、全く趣がなくなった気がするのは気のせいだろうか?
加須良到着です。
もう使われなくなって久しいと思われます。
突き当りT字路を左折しますと、100mちょっとで集落の寺院跡と離村記念碑に到達します。
以前はこの記念碑のすぐ先で道は廃道化していましたが、今ではさらに下流方向に続いています。
しかも舗装路が続いていますね~
500mほど進むと右手下方にグラウンドのようなスペースがあって・・・
その先で道は怪しくなりはじめます。
さらに100mも進めば・・・
まだ舗装されていますがこのとおり。
この先は廃道化した加須良林道そのものなんでしょう~
さて戻ります。
今度は三叉路のところを直進、南下しましょう~
すると住居の遺構が現れてきますね~
お墓もあるんですが、あのチェーンゲートがあるようでは、管理などできないでしょうな。
さらに進んでまいりますと・・・
やがてゲートが・・・
以前に桂湖ビジターセンターで聞いた話によると、取水ダムができるということでしたが・・・
では探索はこの辺で・・・
再び桂へ戻ることにしましょう~
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