うっかり3月は記事がない1カ月になっちまったぜ、本ブログ2周年もあったのに!

というわけで今回は、その3月に私を魅了していたゲーム、「Mount & Blade II: Bannerlord」のご紹介です。

 

中世ヨーロッパ風世界、戦乱渦巻くカルラディア大陸にしょぼい装備と1頭の馬、わずかな金だけを持った状態で放り出され、そこから兵士を雇い集めて部隊を作り、その辺の賊をしばいて戦利品を得つつ自分と兵を鍛え、強くなっていく……

末はどこかの国に忠誠を誓い将として力を振るうもよし、自身の王国を建て大陸に覇を唱えるもよし、あえて自由で気ままな傭兵生活を謳歌し続けるもよし、ひたすら行商に明け暮れるもよし。

いちおうキャンペーンモードにはメインストーリーとなる大目標もあるのですが、最終的にどうするかは自分次第。

 

システムはKenshiが近いですかね、こっちの方が扱う部隊規模は大きめなのと、モンスターとかはおらず終始戦う相手は人間である点などが異なりますが。

けっこう複雑なところがあったり、戦闘時の操作が独特だったりとっつきにくさはありますが、うっかりハマると睡眠時間が溶けます。やることが途切れなくて「これ終わったら今日はやめにするか」のタイミングを作りにくいのだな。

 

私もまんまとドハマり。

遊牧民いいぞということでクーザイト出身の主人公キャラを作り。

民草の依頼こなしながら賊をしばくのをエンジョイし。

いいかげん段階を進めるかと故郷のクーザイトと傭兵契約を結んでいくつか合戦に参加したり。

まっさきに仕官の誘いをかけてくれて、人柄的にもモンチャグ(クーザイトの統治者)より好ましいヴランディアのダートハート王が気になり、試用期間みたいな感覚でとりあえず傭兵契約を結び。

ヴランディアに騎士の誓いを立てるタイミングを見計らっていたらダートハート王が死に、よく知らん女が次の王になって完全に萎えたので国を去ったり。

2番目に勧誘かけてきて、本人はともかく娘さんの境遇には同情できる面もある南帝国女帝ラガエア様と今度は傭兵契約して、ついには騎士の誓いを立てたり。

初めて自分の城と街をもらって、守るのに苦労しつつ充実した貴族ライフを送ったり。

領地も手に入れたし平和なうちに婿探しするかー(女主人公だから婿探しになるわけだな)と、ダートハート王の一番下の息子が年齢も近かったので捕まえて結婚。

ほどなくして主君であるラガエア様が崩御、直後の次の統治者投票により前回一致で

_人人人人人人人_
> 突然の即位 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

いやおまえらこちとら新米貴族なうえクーザイト出身の外様だぞ、せめて帝国人を選べや!

ていうか南帝国の理念って「先帝の家族が帝位を継ぐべき、そういう血縁によるつながりが帝国を団結させるんじゃないんすか」って感じだったじゃん、ええんかそれで。

いやまあ、ゲームシステムの都合で、当の娘さんは数年前スタルジアに嫁がれてもう南帝国にはいないんですけども、えぇ……

 

そんなこんなで、なんか面白い展開になってます。もし実況プレイとかやってたらめちゃくちゃ撮れ高だったな。

あまり多くはないもののいくつか実況動画見たり、攻略サイト見たりしててもこういう形で国の統治者になれるとは知らなかったので驚きました。自力建国するしかないとばかり。

 

最大の問題は、我らが南帝国、この世界線では3分割になっている帝国の中で一番劣勢ってことですかね! まあその力になりたいという思いもあって仕官を決めたんですが、なんで自分が皇帝になってるんだ……? え、これ先代の無念を継いで統一目指さないといけないやつ? 帝国以外の辺境寄りの国、もといアセライとクーザイトにも脅かされているが?

 

ゲーム内時間も10年以上が経ち、先述したダートハート王、ラガエア様他、老齢の王様は代替わりしているところが多くなりました。スタルジアのラヴァンガド、クーザイトのモンチャグ、アセライのウンキッドはまだ存命だったかな。この辺の若者統治者組はまだ40代とかだったと思うのでもうしばらく活躍しそう。

 

あと、「ダートハート王の死後知らん女が王になって萎えた」と書きましたが、自分が王の立場になってから考えると彼女も「なんで私なんだよ!」と内心戸惑っていたのかもしれないと謎の親近感がわいてきました。彼女ダートハート王の一族とかでもないんよな……

 

そんな感じで最初のデータは現在に至る。
おかしいな、「他国出身の新参だが実力は確かな外様貴族」ポジションを狙っていたはずなのにな……

 

王ということで大軍を招集可能にもなっているわけですが、序盤の立ち上げ段階も楽しかったりするので、別データも作って気分で遊び分けています。

行商メインのデータと、国に仕官せずひたすら傭兵プレイするつもりのデータと。

 

操作はPS4用のコントローラーをPCにつなげてプレイしています。元がキーボードとマウスでの操作前提のゲームなので、ゲームパッドだとところどころ不便なUIではありますが、戦闘中のアクションは快適。ただボタンの少なさから指揮がちょっとやりにくいのと、たぶんですけど、ランスチャージができない気がします、パッド操作。

最初のデータの主人公はグレイヴぶん回しているのでそれでも困らないんですが、傭兵プレイでは別のことやりたいのでランスチャージできないと選択肢が減って困る……

 

あ、戦闘も操作に慣れが必要ですが楽しいです。騎馬戦闘を楽しくできるゲームとして上位に入るんじゃないかしら。一人での無双に限界があり、兵数と指揮、兵の練度で趨勢が決するところはかなり戦らしい戦ができて良い感じ。うまく指揮がハマれば多少の数の不利はひっくり返すことも可能。私はうまくできないんですが……

 

ともかく、遊び始めて1ヶ月経たないうちにプレイ時間が100時間を超えたスゲー面白いゲームです。

中世ヨーロッパ風世界で泥臭く傭兵やりたい人、騎士として成り上がりたい人、オススメ。

とはいえ難しめのゲームには違いないので、気になるけど踏み出す勇気がでない人は実況動画で様子を見るのもありと思います、お値段もSteamで定価6500円と安くはないし、本ブログ執筆時点ではセールも開催されていないので。セール開催時は半額近くになることが多いかな?

 

キミも、戦乱渦巻くカルラディア大陸で覇を唱えよう!