昨日は、心斎橋・アンフォラさんでの持ち寄りワイン会。
テーマは、泡またはジュヴレということで、リバーは
ジュヴレのワインを持参しておじゃましてきました。
まず、お店から、ルクレール・モンデのブリュット・トラディション
をいただいてから、スタートは、こちらの泡。
ルフレ・ダンタンNV
ベレッシュ
酸性人御用達として、一部で人気沸騰中のベレッシュ。
ブラン・ド・ブランのスッキリした果実味に、ベレッシュらしい
美しい酸が綺麗に伸びていって、余韻も爽やか。
泡はやわらかく酸を包む感じで、酸は強いけれど、全体と
してまろやかな印象を受けます。
寝かせると、さらに酸に求心力が生まれそうですね。
1年くらい寝かせた姿を見てみたいなぁ。(^^;ゞ
ジュヴレ・シャンベルタン1級コンブ・オー・モワンヌ1996
フーリエ
意外にスタートから甘さを強く感じます。
ただ、赤果実系ですが果実味は控えめ。
酸の余韻が美しく、果実味よりもエキス感が強いので、
全体のバランスとしてトーンが高く感じるワインでした。
最近(とくに2007あたり)のフーリエは、抽出が強くて、個人的には
やり過ぎという気がするんですが、この頃のものはとっても好み♪
ジュヴレ・シャンベルタン1級レ・カズティエ1997
セラファン
この日、最も果実味が黒っぽかった1本。
目の詰まった高密度なワインですが、1997らしく、今飲んで
こなれた味わい。
余韻に黒糖の甘みがあって、たぶん、ず~っと飲み頃が続いて
いるんだろうなぁ、というワインでした。
ジュヴレ・シャンベルタンVV1990
セラファン
アタックで黒果実、その後可愛らしい赤果実が顔をのぞかせます。
飲み頃が難しい1990VTですが、このボトルは、果実味・酸・タンニン
のバランスが完璧で、まさに今飲み頃!
今飲んでも美味しいアラン・ビュルゲのジュヴレ・シャンベルタンVV2004を、
さらに美しく熟成させた姿がありました。
グリオット・シャンベルタン1997
ジョセフ・ロティ
こちらはリバーの持参ワイン。
最初から、強烈にサクランボを感じさせる香りと果実味が全開。
このサクランボ、温室育ちではなく、野性の強さを感じさせるパワーが
あります。
余韻も非常に長く、グラスで30分経過した頃には飲み込んだ後、
1分ほど舌にじわ~っとエキスが染みこむような感覚。
1997だけあって、今飲んで十分に美味しい1本でした。
ロゼ 1996
ジャクソン
きめ細かく優しい泡立ち、ほのかにカラメルっぽい熟成香。
芳ばしいトースト香もあり、飲んでいてスッと体に染み入るロゼ。
ピノ・ノワールの旨み・コクと、シャルドネの余韻の爽やかさのバランスが
秀逸で、硬質なミネラル感もあり、滅多に飲まないロゼですが、今度は
一人で1本飲んでみたいなぁ、、、と思ってしまう美味しさでした♪
シャンベルタン1992
ピエール・ダモワ
スタートは、一瞬「熱入り?」と思いましたが、30分ほど経つと、それ
っぽいニュアンスも消えてクリアになりました。
赤果実とか黒果実ではなく、透明感のあるエキス感。
以前、六覚燈でいただいた、同じダモワのシャンベルタン1999を思い
出させる透明なエキス感です。
いや~、ダモワでこの感覚は久しぶり。(^_^)v
余韻も非常に長く綺麗で、さすがのグラン・クリュでした♪
キュヴェ・ニコラ・フランソワ・ビルカール1989
ビルカール・サルモン
ジャクソンのロゼ1996と同じくらいの、ロゼ?と思わせる色合い。
確か、ピノ・ノワールとシャルドネが6:4くらいだったと思います。
やわらかいけれどシャープな酸があり、泡立ちはきめ細かくクリーミー。
味わいはフルーティーで、ほのかにスモーキー。
つややかなミネラル感も美しいシャンパーニュでした。
これまた美味しい~♪
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ1975
ドルーアン・ラローズ
湿った森のニュアンスが溢れる、まさに熟成ジュブレなワイン。
枯れた気配も出始めていますが、15分ほど経って、少し酸が湧き始めた
頃合いの味わいが、リバーの古酒ストライクゾーンにハマりました。
ドルーアン・ラローズは、今年5月に飲んだシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
の1972も、素晴らしく美しい古酒でした。
新しいヴィンテージではイマイチ当たりを引いたことがないんですが、
1970年代頃のものはけっこういいかも。
見かけたら買ってみよ~っと。(^^ゞ
ということで、お店からの泡1本と、持ち寄りで泡3本に赤6本。
飲み頃を外したボトルもなく、どれも美味しく飲めるものが揃っていて、
非常に楽しかったです。
みなさま、ありがとうございました~。ヽ(^0^)ノ