今週火曜日に、モラトリアムさん一周年の初日に
お伺いした際、Iさんが『金曜日には○○を開ける
かもしれません♪』とおっしゃっていたので、、、
またしても、帰り道に45分ほど、おじゃまして
しまいました。σ(^◇^;)
まずは、前日抜栓しておられた、アルヌーのNSG
1級クロ・デ・コルヴェ・パジェ1995を1杯。
どこか土や岩を思わせる風味があり、他方で綺麗に
熟成した赤果実がエキス感満点で広がって、まさに
飲み頃ニュイ・サン・ジョルジュ。
大当たりだったモーリス・シュヴィヨンのNSG1級
レ・シェニョ1983を思い出させる美しいNSGでした。
で、、、
続いていただいた、冒頭の『○○』が、こちら。
エルミタージュ1996
ジャン・ルイ・シャーヴ
この銘柄1988を、今年9月22日の完全ブラインド大会
atアキュイールで、参加者全員が最初はピノと間違えた
曰く付きのワイン。(^^;ゞ
この1996は、熟成しきってピノ化していた1988に比べると
はるかに若々しく、鮮やかな赤果実が爆発的に湧き上がって
弾けています。
かといって、シンプルな「果実爆弾」ではなく、非常に
密度の高い目の詰まったタンニンが、滑らかな中にも
ワインに重量感を与えていて、さながら、軽量級ボクサーが
放つメガトンパンチのようなワイン。
余韻に残る酸も非常に美しく、思わず「うみゃぁ、、、」と
唸る美味しさでした。
このワイン、今日も変わらず若々しさを保っていると思います。
前回も書いたような気がしますが、今日お時間のある方、
まだ残っていたらチャンスですよぉ。(^_^)v