城陽市立小中学校の個人情報の取り扱いについて | 義勇兵のブログ

義勇兵のブログ

城陽市のPTA、保護者会の改革に取り組んでいます。
高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。


にほんブログ村 教育ブログ PTA活動・保護者会へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 学童保育へ
にほんブログ村


以前城陽市の保護者の方が、PTAを退会されかなり色々あって、学校とやり取りされました。

そんな中、城陽市の小中学校の個人情報の取り扱いに疑問を持たれ、公文書公開請求をされました。それが以下の文書です。



(内容)

令和5年4月6日付けで開示請求のありました公文書につきましては、次のとおり開示しな いことと決定しましたので、城陽市情報公開条例第11条第2項の規定により通知します。

1 公文書の件名又は内容

城陽市立小中学校が在校生(新一年生の親も含む)の保護者に配布した個人情報に関する 同意書(注 これは請求した文書の内容です。)

2 開示しない理由 (理由) 申請内容にあたる文書が存在しないため。(注 これは学校が個人情報をPTAに渡すための同意書が存在しないということ。)

(ここまで)

上記の内容から分かるように、城陽市の小中学校では重要な個人情報を保護者の同意書による確認なしにPTAに提供しているのです。

城陽市の小学校、中学校は
城陽中学校・寺田小学校
・寺田南小学校
西城陽中学校・寺田西小学校
・今池小学校
南城陽中学校・富野小学校
・青谷小学校
東城陽中学校 ・久世小学校
・深谷小学校
北城陽中学校 ・久津川小学校
・古川小学校
です。


こうしたことに、現在城陽市の保護者の有志が問題提起をして、
城陽市教育委員会に要望書を提出、口頭でも要望していますが、今のところ明確な回答が得られません。

参考資料

城陽市の公文書公開請求については、
こちら(例えば教育委員会が市民との間でやり取りした学校や学校とPTAに絡む内容のメール、学校の教職員が配布した文書など、PTA問題や学校の個人情報の取り扱い、割当寄付の問題について知りたい場合は、存在の有無や内容を知ることができるのです。)



総務省の情報公開制度についての説明です。
 



これは以前に紹介した別の保護者が公文書公開請求をした時の記事です。

 


あと話は変わりますが、もう少しして、学校が始まります。

PTA役員決めが各小学校や中学校の中で学校の活動許可する、外部団体のPTAの会員によって行われます。

一般的に小学校、中学校では、役員決めが「くじ引き」や「ガラガラ」と呼ばれる回したら玉が出るもので抽選するところがあります。
家庭の事情等で、どうしても役員ができない時は、PTAを退会することができます。(退会届はネット上の雛形や、手書きのもので大丈夫です。学校やPTAから退会できないといわれたら教育委員会に連絡して相談しましょう。もし対応してもらえないなら、お住まいの市町村長に手紙等の方法や、文部科学省に電話して対応方法を聞いてみるのも、一つの方法かもしれません。)

もし役員決めの時に、個人情報やプライバシーである内容の説明や、診断書や母子手帳のコピー提出などを求められることがあり、
話したくないのに強制されたり、提出したくないのに提出を求められたら人権侵害の可能性があります。

その場合は関係機関に相談しましょう。

参考

 



『PTA問題を考える』ホームページ