研究室DIARY~元・立正大学地理,地形・地質学研究室 -3ページ目

研究室DIARY~元・立正大学地理,地形・地質学研究室

立正大学地球環境科学部地理学科,地形・地質学研究室在職時に始めたブログです.ここの記述は個人の考えであり,現所属機関の公式見解ではありません.

今回とった食事のうち,一部を紹介します.

 

ナン.インドのそれとはだいぶ異なる.サマルカンドのナンが特にうまいと評判.真ん中の装飾部分を食べると,幸運が訪れると言う.

 

ピラフ.食感が良くて好きだが,それなりに脂っこい.これは長粒米でないとうまくない.

 

ラグマン.汁なしだったりありだったり.パクチーがほどよく効いている.

 

サマルカンドの,地ビール工場直営レストラン.生ビールは,濾したものと濾さないものの2種類.どちらも,そんなに癖がなく,うまい.つまみは,川魚の燻製と,ヨーグルトとヨーグルトを固めたものと,サラダ,豆.それにトマト味の板状のチップス(うまい).

 

タシケントのとある店の,すずめのスープ.ブハラに本店がある名店の支店.サムサもうまい店.

 

おとな5人前後で普通に夕食を食べた時の,支払い.

最近,たてつづけに,10000スム,50000スムも出始めた.

なお,今年我々がついた頃,1USD=5000前後(公定は安く,ヤミは5700くらい).ところが,政策により翌日から,公定レートで1USD=8000スムになってしまった.両替した我々のお金は,半分近い価値になってしまった.どんどんインフレが進む.

サマルカンドからシャハリサブスに向かう道.

 

シャハリサブスのAk Saray Palace

 

テルメズに向けての山越え前に,冷たい水を買う.グザル付近.緑の液体は,ガソリン.その他は飲料.

 

山越え.

 

ケスタ様の地質構造と,それを反映したような地形.

 

スルハンダリアの盆地に入る扇状地に広がる,シエラバド.ここは昨年度も来ている.

 

ズルマラの仏塔.ひびが進行している.集落の子供が登って遊ぶなどしないように,枠が設けられていたが,普通に進入されていた.

 

今回持ち込んだ気象観測装置を組み立てた状態.テルメズの某所に試験設置.その後,問題なく動いていることが確認され,ズルマラに移設された.

 

タシケントに戻り,交通博物館を見学.野外に,旧ソ連時代の機関車を中心に展示されている.ほこらしげに「CCCP」と書かれている.

 

工芸博物館にて.ある建物内の天井の装飾.

9月上旬に,今年もウズベキスタンに行ってきました.

今回の私たちの隊の主要な目的は,スルハンダリア州の周辺山地の地形・地質の概観を調べることと,ズルマラ仏塔の保全のための,気象観測装置設置です.

出発の数日前に,ビザの記載内容ミスにより出発さえ危ぶまれましたが,奇跡的にすぐに対応がなされ,出発することができました.

 

簡単に写真を紹介しますが,詳しくは大石までお声がけください.

 

首都タシケントの夜景.昨年,カリモフ前大統領が逝去して新大統領になってから,街を明るくするよう政策が採られているらしい.

 

今回は,タシケントからテルメズまで陸路での移動.土地土地の風景がよく分かって面白い.

 

サマルカンド北方の丘陵地.

 

サマルカンドのウルグベク旧天文台跡.

 

サマルカンドの郷土資料館.

 

アムール・ティムール廟.

 

アムール・ティムール廟内の安置所.装飾が美しい.

吊るされているのは馬の尻尾(だったか).天国に渡るために必要なものだとか.

 

レギスタン広場の正面に位置する,ティラカリ・メドレセ(学校跡).いずれのメドレセも,内部の小部屋はほとんどみやげもの屋と化している.なおレギスタン広場の一角にあるアイスクリーム屋のアイスがうまい.

 

ティラカリ・メドレセ中央の礼拝所.大変美しく荘厳.

6年生向け「ふしぎがいっぱい」の「しま模様のひみつ」は,かつて都市大の先生とともに露頭の紹介やロケ協力といった形で参加したものです(エンドロールに名前はいっさい出ませんが).

 

今年度夏の放送予定は,9月26日、10月3日のようです.

 

ロケ場所や解説については,直接大石までお尋ねください.

北横岳などの空撮のため,双子山周辺に行ってきました.

あいにく強風のため空撮は最低限でしたが,修士の頃に観察して回った北横岳の溶岩類を久しぶりに観察できました.あの頃の観察事実は,意外と確かなものでした.

 

亀甲池付近の無名山から見たY6溶岩流(とそれを覆う溶岩流).Y6溶岩流はYt-Pm4テフラを直接覆うとの先行研究があり,つまり30 kaより新しい溶岩ということになります.

 

なお,古い岩脈とされている「トキンの岩」や,虹の平,鹿曲川の渓谷などの空撮はできました.

アメリカ,ポートランドで行われた,IAVCEI 2017 Scientific Assemblyに行ってきました.

 

発表タイトルは,Distribution patterns of volcanic ash fall deposits from Vulcanian eruptions

(Masayuki OISHI, Nobuo GESHI, Ryuta FURUKAWA, Takahiro YAMAMOTO, Yoshihiro ISHIZUKA, Teriki OIKAWA, Futoshi NANAYAMA.Paper Number: VH13A-173)です.

 

また16日の中日巡検では,念願のSt.Helens火山に行ってきました.

1980年噴火と山体崩壊の爪あとは,まだまだ生々しいです.

 

流れ山が多数堆積するHummocks trail.

 

Johnston Ridge Observatoryから見たSt.Helens.l

先日,伊豆大島の火山地形と地質の,巡検めいた調査を行ってきました.

 

三原山山頂火口

 

1986年A溶岩末端に見られる溶岩じわ

 

三原山南麓のB噴火割れ目のスコリア・ランパートの馬蹄形崩壊と,にじみ出し溶岩流(カルデラ床奥と右)

 

C噴火割れ目.夏とは言え,植生でほとんど火口地形が見えなくなってしまった.アクセス道路もガタガタ.

 

元町に迫った1986年C溶岩流.末端の溶岩地形は砂防ダムによって削られてしまった.

 

先週,FW宮古島に行ってきました.

私にとって初の宮古島です.その1~2週前に「世界さまぁ~リゾート」で宮古島特集をやっており,意外にも世界一ではないかという宮古ブルーのきれいな海にいくのが楽しみでした.

 

宮古島は,その地質と地形をまず理解すると,それによって形成された水の動きと,さらにそれに基づいた農業的土地利用や各種産業との,相互の関係がとてもよく理解できるところです.コンパクトに,人文・自然を区別しない総合的な地理学を学ぶ上で非常に良いところでした.

 

残念だったのは,今年は梅雨明けが遅く(初日に梅雨明けが発表された),マンゴーもまだ半分青いものが多く見受けられ,立ち寄ったJAではその日の入荷分が完売で買えませんでした.

 

なお航空ファンの聖地,下地島では,小型機ながら海保機の離着陸訓練を間近で見ることもできました.

 

6月の中旬に,長野県北部の犀川丘陵に,地形の調査に行ってきました.

 

このあたりは1847年の善光寺地震で,多数の斜面災害が発生したところです.また現在でも活動中の地すべりが多数あります.

 

一方で,地すべり地にはその潤滑油である水が地表に現れ,水田に利用するなど「めぐみ」ももたらされます.このため,この地域には棚田が発達し,「棚田百選」に選ばれたものも3箇所存在します.

 

善光寺地震の数年後に,当時の真田家の殿様,真田幸貫が被災地を巡幸しましたが,その際に同行した若き絵師,青木雪卿が被災地などの詳細な記録の絵を残しており,これを見ると当時の災害の場所や様子が非常によく再現できます.

 

今回,いくつかの棚田でドローンによる空撮を実施しました.

動画を見たい方は私までお声がけください.

 

味大豆(あじまめ)地区の,現在進行形の地すべり地と,圃場整備された棚田.

 

藤沢の崩壊地.善光寺地震でも崩れたところ.下に棚田があるが,放棄されたり畑となった区画も多い.

地質学会関東支部,地学教育・アウトリーチ巡検「火山灰を追跡する-浅間火山の噴出物と噴火史」の案内者をします.

ある火山についての巡検は多数ありますが,同一テフラを遠隔地から山麓に追跡する巡検は,数少ないと思います.榛名火山の歴史についても少し触れることになります.

 

 主催:日本地質学会関東支部
   実施日:2017年8月7日(月)~8日(火) 1泊2日
   対象:教育関係者および地学に興味のある一般の方(地質学会会員でなくても可)
   募集:20人(先着順:申込み期間6月1日~7月10日)
   講師:大石 雅之(立正大学 地球環境科学部)
   集合・解散:JR高崎駅 (マイクロバス使用)
   費用:20000円程度(交通費,宿泊費,保険代など.当日集金)

 

http://kanto.geosociety.jp/