研究室DIARY~元・立正大学地理,地形・地質学研究室 -4ページ目

研究室DIARY~元・立正大学地理,地形・地質学研究室

立正大学地球環境科学部地理学科,地形・地質学研究室在職時に始めたブログです.ここの記述は個人の考えであり,現所属機関の公式見解ではありません.

ただし筆頭はありません.

 

●宮縁育夫・前野 深・中田節也・長井雅史・飯塚義之・星住英夫・田中明子・伊藤順一・川辺禎久・大石雅之・横尾亮彦(2017)阿蘇火山中岳における2016年10月7日~8日噴火とその噴出物.日本地球惑星科学連合大会2017年大会予稿集,SVC47-11.

 

●伊藤久敏・Martin,D.・大石雅之・中里裕臣(2017)大町テフラのジルコンのU-Pbおよび(U-Th)/He年代測定.日本地球惑星科学連合大会2017年大会予稿集,SGL37-04.

 

●島津 弘・大石雅之(2017)ウズベキスタン南西部,スルハンダリヤ地域の地形分類.日本地球惑星科学連合大会2017年大会予稿集,HGM03-P04.

 

既に3月に発行済みですが・・・

 

大石雅之(2017)噴出物構成粒子からみた阿蘇火山2016年10月8日噴火の様式.地域研究,57,26-31.

 

噴火の翌日に簡単な現地調査を行い,わずかながら取れたデータを整理しました.

多数の火山学者の方々に情報交換をして頂きました.

 

2月中旬のKilauea火山では,Halemaumau火口からマグマのしぶきが上がっているのが確認できました.

 

Halemaumau火口のマグマ(ジャガー・ミュージアムから)

 

Iki火口をトレッキングしました.1959年噴火でできた火口です.

 

ノース・コハラからMauna Loa火山を望む.

この辺も比較的古い火山体です.スコリア丘が並ぶ中を縫うように爽快な山岳道路が通っています.

次回は,2/9(木)18:00~ 3424実験室
偏光顕微鏡による岩石・鉱物の観察.

 

美しき偏光と鉱物の世界に皆様をご案内いたします.

その次は,
2/28(火)17:00~ 内容未定
3/14(火)時間・内容未定
です.

 

ただし,いずれも変更する場合があります.

佐賀県北部の東松浦半島に行ってきました.

ここには鮮新世(K-Arで2.5~3 Ma)の年代を示す東松浦玄武岩という地質が分布しています.イカで有名な呼子の東方には,七ツ釜という景勝地がありますが,この東松浦玄武岩が壮大な柱状節理を形成しています.地表近くには粘土化した柱状節理も見ることができます.呼子の港から,七ツ釜のノッチに突入する観光船が出ていますが,あいにくこの日は強風・しけで欠航でした.

 

七ツ釜

 

七ツ釜(柱状節理は上方から見ると六角形になっている(ものが多い)).

 

また近隣にある玄海原子力発電所の広報館も見学してきました.平日ということもありすいていたので,マンツーマンで解説をしていただきました.こちらから周辺の活断層に関することなども質問し,丁寧に対応していただきました.

本日になりますが,

 

1)就職活動の心がまえ
2)気候変動・氷河性海面変動と地形発達史

 

です.

 

ちなみに前回1月10日は,

1)フリーソフト「MANDARA」による熊谷市土地利用メッシュの作成

2)「カシミール3D」の使い方

をやりました.

12月6日の地球科学セミナーは,以下のとおりです.

なお開始時間は,大石の打合せ終了しだいにつき,流動的です.

 

19:30~

1)雲仙岳火砕流災害と報道

NNNドキュメント「解かれた封印 雲仙大火砕流・378秒の遺言」のビデオをみて,雲仙岳噴火の概要と,災害報道についてみんなで考えます.

 

2)テフラ試料処理

鹿児島巡検で採取したテフラなどを用いて,火山噴出物の処理方法を実践します.

処理した試料は,次回実体顕微鏡で観察します.

立正地理学会秋季例会が鹿児島で開催され,地球科学セミナーの活動の一環として,セミナーメンバーで周辺地域の火山地質を観察して来ました.鹿児島大の小林先生にも来ていただき,九州の火山地質研究の第一人者から贅沢にも案内・解説をしていただきました.

 

夕日に染まる桜島火山を中腹の湯之平展望所から望む.

 

垂水市南方で姶良火砕噴火堆積物,いわゆるシラスの露頭を観察する.

 

露頭全景.下位から,大隅降下軽石,垂水火砕流,亀割坂角礫層,入戸火砕流が観察できる.また下位には不整合で阿多火砕流堆積物が覆われている.

 

牛根峠付近の露頭で,ポストカルデラの噴出物層序を観察する.広域テフラ探しに熱中する.

 

牛根峠に上がる県道周辺は,昨年や今年の台風により,いたるところで大規模崩壊が発生している.

 

霧島町蒸留所を見学.霧島火山群,特に高千穂峰が遠望できる.

 

霧島町蒸留所は「明るい農村」の蒸留所.

 

よき焼酎はよき土から生まれ

よき土は明るい農村にあり

 

先月になりますが,11月中旬に,長野県大町市に,大町Aテフラの採取に行きました.

テフラを採取したいので,露頭でテフラの層準を見てほしいとの依頼によるものです.

 

中信~北信は既に紅葉も終盤で,北アルプスは完全に雪山になっていました.

 

大町Aテフラシリーズは,A1PmからA5Pmまで少なくとも5枚のテフラからなり,その噴出年代は約0.35~0.30 Maです.北アルプス樅沢岳南麓,蒲田川上流の水鉛谷が給源とされています.また埼玉や東京,千葉でも明瞭なテフラ層が確認できます.

 

またこの地域は,大町Aの上位に,B・Cスコリア,立山D(Tt-D),立山E(Tt-E)などのテフラも,それぞれ特徴的な層相を見ることができます.

 

露頭全景(目当ての露頭とは別の地点で発見した露頭)

 

大町A3Pm.