2016年10月1日に,桜島火山の火口を上空から観察・撮影してきました.
その時の動画(Youtube上にアップ)とスナップショットをホームページに掲載しました.
http://ooisivolcano.my.coocan.jp/volcano/16sakurajimacrater.html
なお動画は約9MBあります.
アップした動画はほぼ離着陸の瞬間と火口上空のみにカットしてあります.
ノーカットまたは,より詳しい動画,より高画質な動画を閲覧したい方は,直接お知らせください.
2016年10月1日に,桜島火山の火口を上空から観察・撮影してきました.
その時の動画(Youtube上にアップ)とスナップショットをホームページに掲載しました.
http://ooisivolcano.my.coocan.jp/volcano/16sakurajimacrater.html
なお動画は約9MBあります.
アップした動画はほぼ離着陸の瞬間と火口上空のみにカットしてあります.
ノーカットまたは,より詳しい動画,より高画質な動画を閲覧したい方は,直接お知らせください.
阿蘇山2016.10.8噴火のレポートPDFを,ホームページでアップしました(約2MB).
http://ooisivolcano.my.coocan.jp/volcano/20161008asoeruption.pdf
以下は,図表・写真付のレポートから本文のみをピックアップしたものです.レポートをご覧になりたい方は,直接大石まで連絡してください.
2016年10月9日午後,現地で降灰状況の確認と火山灰試料採取を実施した.また10月11日に,採取した火山灰試料の実体顕微鏡観察を行った.
1.現地の状況
豊肥本線の南側に並行する道路周辺(図1)で降灰状況の概略を確認したところ,いこいの村駅から一ノ宮運動公園にかけての地域で,特に多量の降灰が確認された.また熊本県畜産農協阿蘇支所の南方や,かんぽの宿~阿蘇青少年交流の家付近では粒径1 cmを超える灰色火山礫が堆積しているのが確認された.
2.火山灰の実体顕微鏡観察
試料は,161009-1地点(一ノ宮運動公園),161009-2地点(宮地駅の南約1.3 km地点),161009-3地点(熊本県畜産農協阿蘇支所付近)で採取した.161009-1と161009-3の試料は実験室内で,水に浸して10分間超音波洗浄し,100℃のホットプレート上で乾燥させた.これを>500μm,500~250μm,250~125μm,<125μmに篩い分けし,500~250μmの粒子については実体顕微鏡下で300粒子カウントして,図2のような粒子区分によって粒子種別ごとの含有量を求めた.161009-2の試料は道路上で無作為に採取した粒径1 cm以上の火山礫で,肉眼および実体顕微鏡で観察を行った.
<161009-1,161009-3の火山灰試料>
大半(57~62 n%)の粒子が,白色でしばしば黄鉄鉱を含む熱水変質岩片である.また濃褐色~黒色で表面の光沢のない不透明岩片もそれに次いで多く見られる.赤色に酸化した岩片も見られる.遊離結晶は,斜長石と両輝石からなる.ブロンズ色で光沢があり滑らかな曲線状を呈するガラス質粒子(図2の「濃色ガラス」)が1~3 n%含まれる.比較的新鮮な形態や表面を呈するが,粒子によっては白色に変質した微粒子が表面に付着しており,今回新たにマグマが噴出し固結したものかは不明である.
<161009-2の火山礫試料>
大半の粒子が,黒色または灰色の発泡したガラス質粒子であるが,その表面は光沢がなく,白色の付着物に覆われている.また白色熱水変質岩片も多数含まれる.新鮮な形態を保持し表面光沢を有するガラス質粒子は認められない.
8日1:46頃,阿蘇山の中岳第一火口で,爆発的噴火が発生しました.
7日後半から,地震計の1分間平均振幅が大きくなっていました.
7日23時頃から大きくなっていた火山性微動が,噴火の15分前頃から急速に小さくなっていたようです.
8日10:27現在,火口からの噴煙は白色になっています(つまり火山灰などの固形物があまり入っていないと見られる状態).
12日の地球科学セミナーでは,予定を変更して冒頭に,気象庁等のデータを用いて本噴火の解説をします.
10月12日(水) 15:00~ 3426教室
1)大石によるレクチャー「地震と活断層」
2)アナログ実験をしよう
自主ゼミ「地球科学セミナー」(略して「チカゼミ」!?)をはじめました.
原則として第2・4火曜日の隔週開催です.
固体地球科学,第四紀地形発達史を中心とした内容で,講義,プレゼン,ディスカッション,実験,雑談などを行います.
お茶や食事をしながら,リラックスして勉強やディスカッションを行います.完全プライベートであり,授業や成績・単位などとはいっさい関係ありません.
関心のある人なら,所属や身分,宗教宗派,国籍に関わらず誰でも参加可能です.
参加希望の場合はいちおう大石までお知らせください.スケジュールや教室などを案内します.
初回は9/27に実施しました.大石による「マグマの誕生から噴火まで」のお話でした.
産総研(地質調査総合センター)発行の5万分の1地質図幅「鴻巣」(2014年発行)を今日入手しました.
浅間火山のテフラ試料を提供し,活用していただきました.
標記の本を購入しました.
http://gihyo.jp/book/2016/978-4-7741-8269-8
提供した写真は,106ページから始まる「鹿児島湾」の章のうち,109ページの軽石と火砕流堆積物の写真です.なお奥付の「写真提供」の欄には「110ページ」と出ていますが,109ページの誤りです(もちろん私が間違えたのではありません・・・).
先日発売になった『海の底を海底散歩 体感!海底凸凹地図』(技術評論社)で,桜島周辺に関する写真提供といくつかアドバイスを行いました.
残念ながら本をもらうことができなかったため,本人もまだ内容を見ていません.
9月17日からの第四紀学会(@千葉大学)では,桜島の降灰分布ネタでポスター発表を行います.
「小~中規模爆発的噴火におけるテフラの分布と風の影響」(大石雅之・下司信夫・古川竜太)
P12のためコアタイムは18日のようです.