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ケセラセラとテイクイットイージー

以前はヤフーブログで長い事記事更新を行っていました。
ほとんど準備をせずにいきなり引っ越しをいたしましたので、徐々に体裁を整えていく予定です。

少し前にSNSで賑わった話題です。

 

「女子トイレに男の子を入れるな!」というもので、お母さんが小さな子をトイレへ連れて行くのもダメだ、という話でした。

トイレ内で、男性に不愉快な目に会わされたり、犯罪に会った人が不快になるから、というのが理由で、賛否両論で当然「小さな子は良いじゃないか」とか「じゃあ子供をお母さんが男子トイレへ連れて行ったら、それこそおかしいんじゃないか」というような意見が多数出て来ています。

 

何となく言いたい事は分からなくもありませんが、なにをやっきになっているのでしょうね。

昔は良かったとは言いませんが、私の子供時代ではお風呂は殆どの家庭が銭湯で、当然女風呂に小学校低学年くらいまでの男の子が入っていましたし、夏の暑いときは男女関係無く裸ん坊で水浴びをしたり、という光景が日常でした。

性に対して、今よりおおらかだったように思います。

そのスタイルが今も通用するとは思いませんで、孫達は女の子ですので、「プライベートゾーン」について親を介して教えなければ、と考えています。

 

ちなみに30年くらい前の事ですが、当時子供が喘息やアトピーで近所の大学病院へかかっていました。

三男がまだ赤ちゃんで、上の子達がそろそろ診察で呼び出されるという時に、三男がウンチをしました。

臭いの事を考えると、待合室でオムツ交換をするわけには行かず、「俺が換えてくるよ」と三男を抱きママバッグを手に立ち上がりました。

受付で「子供のオムツを替える所は何処にあるか?」と聞きますと「一階の女子トイレにあります」という返事。

「他に無いの?」「はい」

止む無く初めて女子トイレへ侵入。

ベッドに子供を寝かせて、汚れたオムツを取り替えていますと、幾人もの女性達がトイレを出入しています。

状況からか非難はされませんでしたが、私は居たたまれない気持ちで必死にオムツ交換をして、そそくさとトイレを後にしました。

当時はやっと男子トイレにも子供を寝かすベッドや乳幼児用の椅子が整備され始めた頃で、最新の大学病院だからと思っていたので、「やっぱり千葉の田舎なんだなぁ」と思い知った次第です。

 

考えてみますと、SNSの発達が人々を変えてきているのだ、と私は思います。

まずは以前から幾度も申し上げているように、バブル以降人々の意識が「個人主義」で「お金第一」に変わりました。

自分が得したり楽をする為に、人が傷つこうが何をしても良い、という感覚が蔓延しています。

そして匿名性の高いSNSが広まる事で、無責任にいい加減な事やおかしな事を情報として垂れ流す事が普通になりました。

自分の言葉や行いに責任感が無いので、安易にふざけた事をしたり言ったりしていますね。

従って時々炎上する出来事が出て来ます。

有名人などを安易にアンチして、言いがかり的な反対コメントで埋め尽くす事が、普通に行われていますね。

それで大きな損害を被って事件になったり、人が亡くなった事もありますのに、未だにアンチが無くなる事はありません。

 

今回の話も、その様な流れで出て来たのだと思います。

さして深く考えずに、思いついた事を公表したのでは無いでしょうか。

少し前にあった「デートでは女の子にお金を出させず、奢らなくてはイケナイ」という話がかなり炎上しましたが、同様になるのでしょうか?