欲しかった動物 | りそらのイングルサイト

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新潟県上越市 エルマール二階で「りそら整体院」を営んでいます。

訪れた縁がある人に心と体の軽さ・不思議と笑いを提供したいと思っています。

「生理が楽しみになる本」講談社 著京谷奈緒美 イラスト松鳥むぅ

皆さん子供の頃飼いたかった動物は、ありませんでしたか?

 

 

私はありました。

 

 

 

小学校4年生まで、その動物が欲しいと毎日願っていました。

 

 

 

でも母上は、私の要求を受け入れてくれませんでした。

 

 

 

その時、私は母上が非常な人間だと思っていました。

 

 

 

物心ついたころから、何回も何回もねだっているのに

 

母上は「飼ってもいいよ」と言ってくれませんでした。

 

 

クリスマスプレゼントもその動物が良い!と

 

サンタさんに頼んだのに、

犬のぬいぐるみだった時は、本当にがっかりしました。

 

 

私が当時欲しくて仕方なかったのは、でした。馬

 

 

 

馬ってきれい!

 

目は優しいし、走り方も美しいし、こんなに綺麗な生き物はないなぁ!

とうっとりしていました。

 

 

学校の授業中は、「もし馬を飼えたら」という妄想に没頭していました。

 

 

 

もし馬が飼えたら、私はその馬に尽くすだろう。

 

 

 

馬を飼う場所は、私の部屋が良いな!

 

一緒の部屋にいる妹は、苦情を言うかもしれないけど、

馬の可愛さにメロメロになるはずだ!

 

 

寝ている私を、馬が舐めて起こしてくれる!

 

早朝一番は、馬に乗って町内の散歩。

朝靄の中、すがすがしい気持ちで一日が始まる!

 

 

散歩が終わったら、餌を与えて、

 

学校まで馬に乗って通学する。

 

 

学校が終わるまで、ずっと私を待っている馬も気の毒だから、

 

昼休みは、校庭で走らそう!

 

 

学校が終わったら、近くのイトーヨーカドーまで一緒に散歩する。

 

馬を置く場所は、駐車場で大丈夫。

駐車場の「駐」は馬がついているし・・・。

 

 

と妄想を働かせていました。

 

 

 

幼い頃の妄想を大人になっても、覚えているわけは

 

妄想がいつも同じパターンだったからです。

 

 

起床して顔を舐められるから始まり、

 

イトーヨーカドーで曖昧に終わります。

 

 

母上と買い物に行った時には、必ず「人参」を

 

買い物かごに入れました。

 

 

いつ馬を飼っても大丈夫な様に、準備だけはしていました。

 

 

 

結局この夢は、叶いませんでしたが良いのです!

 

 

 

だって馬のような顔をした旦那と結婚したから。

 


馬のように優しい目をしています。

 

 

早く走ることはできませんが、洗濯と子育てをしてくれます。

 

 

 

人参も用意しなくても大丈夫。

 

 

 

ああ~幼い頃の願いが、半分かないました!虹

 

 

 

やったね!

 

 

 

しかし、幼い頃の妄想の舞台「イトーヨーカドー」で

 

店を出す事は、妄想できませんでした。

 

 

う~ん人生って何があるかわかりませんね!