小・中・高校生の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
ライズ学院の梶原です。
親であれば自分の子どもの教育について考えるものです。
「将来、役に立つ、子どもの習い事」とは一体何か?など。
学習塾、サッカー、水泳、野球、書道、プログラミングなど、我々の身近には多くの選択肢があります。
どれを選ぶべきか、迷うトコロです。
実は、小学生に身に着けるべきスキルは意外と身近に存在します。
しかも、ほぼお金はかかりません。
何だと思いますか?
それは「論文作成力」です。
「夏休みの自由研究」を利用しましょう。
年に1回、その学年の集大成として「科学論文」を書くのです。
科学実験をして書くよりは、関連する書物を読み漁って、理屈をつなぎ合わせていき、結論を出す行為が望ましいです。
実験ができない分野、たとえば「自然科学」の分野であれば「生物の進化」などは文献勝負になりますのでもってこいですね。
社会科や国語が好きなお子様なら、「人文科学」の分野である「ことばの由来」「歴史上の人物の関係」などもOKです。
必ずしも理科である必要はありません。
ここでは「論文の書き方」を学びます。
小学生の6年間でこの力を身に着けたら、中学生、高校生、大学生、社会人になって子どもの人生の「戦力」となるんですね。
巷の習い事をやるにしても、この「論文作成力」はとても役に立ちます。
いわば「万能」なスキルと言えましょう。
我が家の場合、息子が小学1年生の夏休みから「科学論文」を書き始めました。
息子の好きな「動物の角」についての論文を昨年まで5年間、様々な角度から角についての論文を書き続けています。
お陰で息子は、国語の読解と作文が強烈に強くなりました。
同時に、文章の読解、分析ができますので、算数の文章題もできるようになりました。
一見、論文と算数は異なって見えますが、つながっているんですね。
夏休みの自由研究は非常に重要です。
自由研究を適当に扱うことは、「論文作成力」の機会を損失することを意味します。
工作を提出したりしてやり過ごすことは避けましょう。
学校での折角のチャンスを逃しては勿体ないですね。
今回のTIP?
「夏休みの自由研究は科学論文を書く絶好のチャンス。自分の興味のある分野で論文を書いてみよう!」
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