「親ガチャ」考 | 蘇我にある個別指導塾 ライズ学院のブログ

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小・中・高校生の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。

 

ライズ学院の梶原です。

 



 

 

 

 

最近、「親ガチャ」という言葉がメディアを騒がせています。

 

この「親ガチャ」、実際はどうなんでしょうか?

 

起業家&教育産業従事者の立場から意見を述べてみたいと思います。

 



 

 

 

 

そもそもこの「親ガチャ」、何なんでしょう?

 

知らない方のために解説しておきます。

 

「子供は、生まれてきた親の学歴や経済力に人生を左右されている。ガチャのように子供は親を選べない、どんな親に当たるかは運次第である」という思考のこと。

 

メディア、特にテレビでは「貧困家庭の子供は高等教育を受けることができない」なんかのタイトルが多いですね。

 

これ、どうなんでしょうか?

 



 

 

 

 

 

 

確かに、経済的貧困家庭は話題性としては面白いでしょう。

 

親にお金がないから子供は大学に行けない、など、分かり易い例を作りやすいのです。

 

でも、「経済的貧困」が本当にマスコミの親ガチャ番組のヘッドラインに相応しいのでしょうか?

 



 

 

 

 

 

 

ズバリ、「貧困層の子供が高等教育を受けられない」はウソでしょう。

 

だって、日本には奨学金があるじゃないですか?

 

かくいう私も、奨学金で大学を卒業しましたよ!

 

借金をして大学に行ったんです。

 



 

 

 

 

 

えっ?卒業と同時に借金を背負うですって?

 

確かに、卒業年の6月または12月スタートで返済が始まります。

 

で?だから何なんですか?

 

何も背負わずに生きていこうと考えているんでしょうか?

 



 

 

 

 

 

生きることにはコストはかかるんです。

 

黙って家にいてもコストはかかっています。

 

そこに気づかないのは非常に悲しいことですね。

 

ましてや、大学なり専門学校なりを卒業したら何かしらの労働をします。

 

大金を借金して大学に行くのであれば、少なからず卒業後の人生設計をしていないとウソです。

 

かなりきつい言い方をさせていただきます。

 

22歳の段階で人生設計をしていない、する発想がない時点で、その人は大学に行く資格はもともとなかったのではないですか?


 

 

 

 

 

 

 

本当の親ガチャというのは「家庭の文化資本の有無」なんです。

 

簡単に言えば、家庭に書籍があるのか、地球儀があるのか、図鑑や百科事典があるのかということですね。

 

お金がなくても、母親が大学を出ていれば、「大学の入り方」という知識や体験、つまり資本はあるものです。

 

だから、わざわざお子様の幼少期に習い事に通わせなくても家庭で何をさせればその子にとって重要かが母親には分かり、実践します。

 

ここが正に「親ガチャ」の本質と考えます。


 

 

 

 

 

 

お子様と家庭で過ごす機会の多い母親自身が「大学の合格の仕方」を知っていればその先は自ずと教育方針は正しい方向に進むもの。

 

そのような家庭の子供が、奨学金で大学に進学すれば「何を大学で学ぶべきか」を考える方向に進みます。

 

例えば、どんな学部に進学しようとも一般教育科目に「社会学」が選択できるはずです。

 

ここで「社会学」を選ぶと「家計」を最単位として生涯賃金や企業における昇給曲線などを学べるわけです。

 

で、お子様は、自分が卒業後、何をすれば人生が豊かになるのかを思考する習慣がつくわけです。


 

 

 

 

 

父親がどうでもいいというのではありません。

 

仮に超貧困家庭を前提とした場合、原始的な生活をしている家族ほど母親が子供の面倒を見るものです。

 

近年騒がれている「男性の育休休暇」などは、就職偏差値の相当に高い企業に勤めている父親にしか当てはまりませんよね。

 

父親が家で飲んだくれていようが、そうならばそうであるほど子守は母親がしませんか?

 

私が母親をズームアップしたのはそこに根拠があるんです。


 

 

 

 

 

話を元に戻すと、文化資本が充実した家庭で育った子供は考え方が戦略的になります。

 

母親につきっきりでそのような教育を受けて育つからです。

 

借金を背負ったら、自分は何をしたらいいのか、どんな職業に就いたらいいのかを真っ先に考えるわけです。

 

だから、「貧困家庭が、、、」というのは、マスコミの視聴率稼ぎのための施策であることに騙されてはいけません。

 

家庭の経済資本と同じくらい文化資本が重要であるという結論になります。

 

親の学力や教養を問題にするとメディアとしては不都合なことがあるのでしょうね。


 

 

 

 

 

ちなみに、一流大学の合格の仕方を知らない金持ちの母親に、子供を一流f大学に進学させることはできません。

 

「家庭教師にいくらかけたから」「塾に週何回通わせたから」というつまらない基準で入試を考えます。

 

特にこれからの時代、中学受験にしても「総合的な思考力」が求められます。

 

長い問題文を読んで、その問題文の中でロジックを学び、それを用いた問題解決能力を発揮する子供が一流中学に合格します。

 

先ほどの「家庭に本があるか」にここでつながりますよね。

 

親が読書をしなければ、子供も読書はしませんから。

 

金をかけてもどうにもならないのが人生なんです。

 

教育資本を持った家庭はそれを知っています。


 

 

 

 

そんな優秀な親がなぜ経済的に貧困なのかという突っ込みが入りそうですね。

 

「知っていても給与がカットされた」「疾患にかかった」などの、家庭の貧困の原因は不可抗力で起こるんです。

 

ここで何かしらのスパイラルにはまってしまったご家庭の武器が教育資本というわけです。


 

 

 

 

 

今回のTIP!

 

「親ガチャの本質は、経済資本も重要ではであるが、家庭の文化資本にある。塾予備校で親御様とお付き合いしていると『このご家庭じゃ合格は無理だな』と感じることは多いもの」

 

 

 

 

 

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今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。