小・中・高校生の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
ライズ学院の梶原です。
最近、「持続可能な何とか」というのが流行っています。
そう、SDGsに代表されるあれですね。
で、今回は、この「持続可能な」という言葉の意味を考えてみたいと思います。
電気自動車が環境に優しいなどと謳われています。
では、その電力はどうやって発電していますか?
火力発電ですよね?
要は、重油や石炭を燃やすわけですから、電力の需要が高まればそれらの発電も多くなるわけです。
だから、「電気自動車が環境に優しい」みたいな提案は正直ウソなんですね。
皆さんが「持続可能な」ということを口にするべきはどんな時か考えてみましょう。
これは、環境のお話だけではありません。
むしろ、環境について「持続可能」(サスティナブル)を訴えれば訴えるほど泥沼にはまっていきます。
なぜなら、人間自体が二酸化酸素を排出して生きているからです。
「持続可能な」状況、何か思いつきますか?
例えば、部活動についてはどうですか?
ある学校ではサッカー部が非常に強かったとします。
なら、その要因はなんでしょうか?
部活動の指導者、つまり、顧問の先生だったりするんです。
ならば、その学校のサッカー部は持続的に強豪なのでしょうか?
違いますよね?
先生が転勤したり、定年退職したら持続しないわけです。
お分かりですか?
なら、その強豪ぶりを持続可能なものにするにはどうしたらいいでしょうか?
指導者の手腕に頼るのではなく、練習や試合の戦術を「マニュアル化」すればいいんです。
練習方法や試合の戦術の根幹をなす部分をマニュアル化して、枝葉末節な部分はその時代に応じてマイナーチェンジしていけばOK。
あなたが、自分のお部屋の壁にカレンダーをぶら下げたいとします。
持続可能な方法を考えてみてください。
「テーブルの上に置く」、いいですね!
でも、ここでのお題は「壁に貼る」んです。
さあ、どうでしょう?
私が思いついた持続可能な手段はこんな感じ。
そう、フックを使ってかけるやり方。
こうすれば、毎年カレンダーをかけ替えるだけでほぼ持続可能にカレンダーをかけることが可能です。
こんな風に。↓↓↓
では、逆に持続可能でない手段はどんなでしょうか?
「ピンで止める」などでしょうね。
なぜなら、壁の穴が広がってピンが刺さらなくなったらもうカレンダーはその場には掛けられませんから。
持続可能ではないわけです。
こんな風に。↓↓↓
全国の学校の屋根にソーラーパネルを敷き詰めて太陽光発電をする計画が実行されています。
学校の生徒たちは「これが持続可能なんだ」「エコなんだ」と一方的に教わるわけですね。
では、ソーラーパネルの寿命は何年でしょうか?
一気に普及させたら、逆に一気に交換するときがやってきます。
その時に日本国内にはソーラーパネルの残骸がどの程度排出されて、それはどのように安全に処分されるのでしょうか?
という議論が学校という場では本当は必要なんですよね。
ぜひ、環境問題からわざと離れて、「持続可能にするにはどうしたらいいか」を考える習慣をつけてください。
で、あなた自身が「持続可能な」存在になるように、今後の人生を設計してみたら、それが本当の意味での学習です。
一緒にがんばろう!
今回のTIP!
「『持続可能な(サスティナブル)』という言葉を使うときには注意が必要。政治家やマスコミが標榜することが本当なのかを疑う姿勢を忘れてはならない。日常を『持続可能』にするための方策を思考するのがいいトレーニングになる」
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