小・中・高校生の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
ライズ学院の梶原です。
表題の通り、、何を隠そう私は「本」を読むことができません。
どういうことかと申しますと、「識字」は可能なんですが、読書をしても内容が一向に頭に入ってこないんです。
同じ傾向の方、いらっしゃいませんか?
そう、字面は読めるんだけど、その本の要旨が全く読み取れないという方。
私はつい数週間くらい前に知ったのですが、そういう傾向の人間ってかなり存在するらしいんです。
これは「RST(リーディングスキルテスト)」という研究をしている団体の発表なんですが、日本人の30%くらいはRSTのスコアが極端に低いのだそうです。
言われてみれば、私は子供のころから国語が大の苦手でした。
大学入試の時も、他の科目は偏差値70あるのに国語だけ45とか。
原因はそれだったんですよね。
私の進学した大学は、現代文が強烈に難しいことで有名です。
高校の国語の先生方も合格点は取れないのではないかということがよく言われています。
困り果てた私が頼ったのは文芸評論家の「関井光男」先生でした。
今は、もうお亡くなりになられましたが、それはそれは文芸に詳しい先生でしたね。
その先生には独特の解法がありました。
早稲田大学の現代文を蛍光ペンで色分けして分析して、まるで方程式を解くかのように鮮やかに正解を導き出すんです。
ちなみに私は文学部も受験する予定でしたので小論文も習っていましたが、それはそれは厳しい世界。
800文字で記述してきた小論を添削してもらおうとすると冒頭からダメ出しが出て「以下は論理の展開のしようがないから駄目ね!」
と、そこれで添削はおしまい。
わずか10文字程度で終わりなんです。
そんな先生から2行、つまり40文字まで添削してもらえた時はうれしかったですね。
先生曰く「このままの論理でいけば自ずといい合格答案になるからもう見なくても十分!」とのこと。
私はこのとき「文章はロジックなんだ」と確信を持ちました。
「ここでこういう指摘があって、その論拠がここに書いてあって、その反論がここで、結局言いたいのは先のこの内容でいいんだよな」みたいな感じですね。
こうして私は最難関と言われる現代文を克服した訳です。
が、件の「RST」の問題は解決されていません。
そう、やはり読書をすると次から次へと内容が頭から抜けていくんです。
で、私はここで受験勉強の手法を読書に取り入れてみました。
反復することです。
1冊の本を読了したら、「何が書いてあったのか」を思い出します。
で、それを確認するべく、何度も何度も同じ本を読むんです。
そうすると自ずとその本の中で「重要な内容」と「枝葉の内容」が区別できるようになります。
小説なんて絶望的なもので、読みながらそれが誰のセリフなのかが分からなくなる有様。
しばらくはビジネス書に特化した読書をしていこうと考えています。
というわけで、リーディングスキルが弱い方もやり方次第で何とかなります。
もっと言ってしまえば、本から「ロジックそのものを盗み出してしまう」のが得策。
勉強も同じで、数学もロジックの塊ですが、ロジックそのものを暗記してしまう「暗記数学」を実践すれば高校の定期試験レベルなら100点満点は取れます。
大学入試でも、数学ⅠAⅡBまでなら暗記数学でOKです。
私はそれを高校2年生の時に気づいて苦手な数学で100点満点を取りました。
国語でも早期にそれに気づけばよかったのですがね。
苦手なものはわざわざやらなくてもいいというのが私の持論。
私と読書との関係でいえば、「その本、読みたい!」という衝動に駆られたときだけ読書をするようにしています。
しかも亀の歩みで。
繰り返して。
読書が苦手なアナタもこの方法で「知りたいこと、身につけたいこと」をモノにしていきましょうよ!
今回のTIP!
「日本人の30%はRSTのスコアが低い。読書が苦手なことは決して恥じるべきことではない。自分の納得する戦術で納得いく読書をしていこうではないか!」
ライズ学院蘇我校(塾・予備校)では、新学年(3月)の新規生を募集しております。
今回の記事にもありました「蛍光ペンで解く現代文!」は、小中学生から高校生までの全員にプランニングされています。
国語の点数が爆上がりしている生徒さんから喜びの声を頂いております。
ちょっと風変わりな塾ですが、「もう塾は信じない」「塾はこりごり」という、塾に不信感をお持ちの方々もぜひライズ学院の教室をのぞいてみてください。
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まずは私と、お子様についてお話ししましょう!
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そんな私でも一発で読破できた小説があります。
眼鏡チェーンの「OWNDAYS」の社長、田中修治氏の「破天荒フェニックス}です。
400ページくらいありますが、今の自分が小さく思える、社長の苦労話満載の内容です!
まんが版もあるようです。
こちらでもいいかも、です!
ライズ学院の指導方針にそっくりな本を見つけました。
テレビのコメンテーターでおなじみの、弁護士の佐藤大和氏の「ずるい勉強法」です。
勉強に対する考え方が180度変わること請け合いです。
親御様にご一読いただきたい一冊です。
お子様の生活態度に不満のある親御様にはこの一冊。
ケンカになる前にご一読ください!
現代日本に疑問を抱いているアナタなら、これ。
西野亮廣氏の「えんとつ町のプペル」です。
本来は絵本ですが、映画版のDVDが超おススメ!
正しいことを発言することがいけないことであるような風潮を打破する内容の物語です。
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皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。
今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。