小・中・高校生の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
ライズ学院の梶原です。
コロナワクチンの2回目の接種を終えました。
1回目には副反応は全くなかったのですが、2回目は来ましたね。
接種当日は大丈夫だったのですが、翌朝から頭痛、倦怠感と筋肉痛に悩まされて、仕事はお休みしました。
で、何となくテレビで「東京パラリンピック」を観戦しました。
丁度、ライブで放映されていたのは「バスケットボール」。
バスケのルールも怪しい私ですが、そのスピード感、テクニック、戦術に圧倒されました。
選手たちはそれぞれ異なった障がいを持っていて、その程度も選手ごとに異なります。
軽度の選手ばかりでチーム編成ができないようにルールが整っている点がまた素晴らしい。
重度の選手は「相手チームのマークが薄くなる」=「ボールを回しやすい」という結果になり、チームはこれを戦術に入れてプレーすることになります。
障がいの程度にかかわらず、各選手の持ち味を生かせるシステムなんですね。
これって、我々が生活する一般社会に導入したら、数々の諸問題が解決されそうな気がしませんか?
大抵の人は「何かに秀でていたら何かが苦手」なハズです。
「苦手」の割合が多い人もいれば、その逆も存在します。
企業内で、人事考課をする場合です。
上司の能力の有無は「適材適所」を思考できるか否かにかかっているわけですね。
ほとんどが苦手で際立って得意なものは持ち合わせていないような部下を「使えない人」と切り捨てるのは簡単です。
その部下を「自己都合退職」に追い込むのか、「能力を活用する」のかは上司次第。
勿論、前者は企業の損失であり、後者は新しい労働力を生み出すのと同じなわけです。
たとえば、営業成績が悪い営業マンAさんがいたとしましょう。
Aさんは一見、役に立たない人材です。
でも、Aさんの長所を探し出してみると、「いつでも手が空いている」ということがあるわけです。
いつ何時でも稼働できることはチームとしてはかなりのメリットであるんです。
チームに緊急事態が発生した時「そうだ、Aさんがいた!Aさん、頼みます!」とお願いできるんですね。
こういう一見、何もしない人間がチームや社会には必要不可欠なんです。
今後、高齢社会に拍車がかかり、多くの家庭で介護の必要が出てくるとしましょう。
このときにその家庭のお父さん、お母さんは、今や共働きで、仕事を休むわけのは行きません。
そこで「何もしない人間」が重宝されるわけです。
これほど役立つ人材はいませんよね。
パラリンピックを観戦して気づいたことは「役に立たない人間はこの世の中にいない」ということです。
もっと言えば、「不要な人間なんていない」といえますね。
学校や企業、さらには社会の最小単位である家庭においてもこの思考はかなり有効です。
よくわかりませんが、きっと社会の問題点のかなりの部分を解決するものと考えます。
今回のTIP!
「人間には長所と短所が必ずある。一見、短所だらけの人間でも見方によっては人の役に立てる要素は必ずある!パラリンピック観戦は学校の夏休みの課題にして集団討論をしても価値あり、と考える。」
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