【NO.1006】 ルーツと天下の台所と2つの万博/姉弟いよいよヤマ場を迎えます  | 清水隆司オフィシャルブログにようこそ

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社会問題を中心に問いかけていきます。
ブログのテーマは「日本の将来をを良くするためにはどうすればよいのか?」

姉弟いよいよヤマ場を迎えます

 

 

 姉は就職、弟は受験。

 

 弟君、正直、まともに受験していたんでは、大学へは行くことは難しい状況のようです。それでも、行きたいらしい。

 そこで、担任の先生が提案してくれたのが、資格を利用した入学試験ができる大学があるということ。そこしかチャンスはないのかもしれないと思い弟君に聞いてみると、対象となる資格がまだ取れていないという。さらに、受験できる基準をクリアできていないとことも追い打ちをかける。

 資格を使った受験までにはもう時間が無い。この6月に資格取得のための試験がある。そして、基準値は一学期までの総合評価となるため、あと期末テストしかそのチャンスはない。

 まあ、弟君にとって、初の試練かも知れない。あくまで、本人の意思を重視したいと思いますので、本人どこまでやれるのか、見てみたいと思っています。

 

 お姉ちゃん、今このとき、関東の方へ、最終試験と面接に行ってると聞いています。農業関係の行政機関だそうで、かなり難しいと聞いています。他にも、来週、公務員試験も受けると聞いています。彼女も6月の今、ヤマ場を迎えています。

 お姉ちゃんは、好きなこと興味あることがあれば、とりあえずやってみるということを続けてきています。子どもの時は、バレエ(なんちゃってですが)、高校では演劇(部長も)、大学では何と落語、そして、地域創造という分野に進みました。私も、最終、行政、公共関連に進むのかなと思っていましたが、その通りの方向にチャレンジしているようです。

 結果はどうなるかは分かりませんが、今ままでも、感心するほど目標への執着はかなりのもので、そして結構クリアしてきたので、最終、本人納得する結果になると思っているのですが、その納得のレベルが、私の想像の域を超えているのかも知れません。

 

 お姉ちゃんの行動力など、少し弟君に分けて欲しいと想うのですが、姉は姉、弟は弟、それぞれ違います。弟君もお姉ちゃんにないものは持っています。その良さを活かして、多難が予想される日本をベースに生きていって欲しいと想います。

 

 こんな2人のために私ができることは、この日本をいかに崩壊させることなくソフトランディングさせるための一助となるべく行動していくことしかないので、その方向を諦めることなく続けていきたいと思います。

 

 

 

ルーツと天下の台所と2つの万博

 

 

 先日、弟君のオープンキャンパス通いについて行った大学で、私たちのルーツになる場所が近いこともあって、何かヒントになるものがあるのではないかと思いキャンパス内を少しウロウロしいたら、古い建物が一つ。

 商業史博物館を併設している建物が目にとまりました。入ろうかどうか迷っていたら、中から1人学芸員の方とお見受けする人が出てきてくれてたため、厚かましく思いながら、ちょっと聞いてみました。

 

 結果、今まで、どこの藩に所属していたのか分からず、ただ士族だったということしか分かっていなかったのですが、そのかつて住んでいた地は、幕府領、松平家の領地であったことが分かりました。ただ、実際その家臣、家来だったのかまでは分かりません。しかし、想像すると、私の名字は大阪の地には少なく、そうしたことから、この大阪の地に移ってきた。さらには、もしかしたら、関ヶ原まで遡り、その時に徳川の方に移らざるを得なかったのか。そんな想像をしながら、その地の神社を訪ね、何かさらに手がかりがあればと思ったのですが、神主さん不在で、また後日行ってみようかと思っている次第です。

 

 話は戻りますが、その商業史博物館を、その学芸員の方に案内してもらいました。

 

 何から何までありがとうございました。

 

 そこでは、かつて「天下の台所」と言われた大阪が、最大に反映していた時の資料が展示されており、本当に天下を牛耳っていた大阪商人が実際に存在していたことを改めて知ることになりました。鴻池、三井、住友など日本を動かしてきた名がずらり。

 やはり当時は、武家はお金がなく、商人に借金をしていたケースが多々あったようです。これは西欧の歴史とは変わらないなあと。しかし、日本の商人は政府乗っ取りまでは考えていなかったのか。商人は、あくまで権威や権力をたてることで、日本の秩序を守ってきたのだろうかとも思いました。ただ、実質は、西欧と同じく、やはり政治を裏から動かしてきたことは、程度の差こそあれ、変わらないものなのだろうとも思いました。

 

 戦争で壊滅的な被害を受けたこの天下の台所が昭和になって、’70年万博を開催することに。(私が9歳の時)

 やはり、大阪商人の力がまだ残っていたのでしょう。そのときに出店している国内企業を見てみると、名だたる企業が名を連ねていました。三井も住友も、そして、三菱、松下、自動車など、圧巻でしたね。海外からも、当時の米・ソ、共産党中国ではなく中華民国(台湾)もありました。ほとんどの国や企業が、独自のパビリオンを建て、本当に子どもながら、海外に思いを馳せることができました。

 私の人生に影響を与えたイベントであったことは否定できません。

 この万博も開幕までにいろいろあったようです。大成功したから今もまだ、語り継がれているということもあるでしょう。

 

 そして、話を写すと今、目の前に迫っている2025万博は、相当な問題を抱えたまま、開幕まで1年を切ってしまったようです。

 

 

 学校が行かないとなると誰が行くのでしょうか?

 

 

 工事の進捗もメディアによると進んできているように思えますが、実際は、とくに、アクセス関連が全く進んでいないようで、何とか開幕にこぎ着けたとしても、会場に行くための手段が限られており、鉄道は無く、島という事もあり、渡れる橋がかぎられていること、駐車場も不充分になるということもあり、会場周辺は大混乱になると予想されています。

 もともと、大阪市のゴミ捨て場だったため、その対策も不充分ではないのかともガス爆発のニュースを聞いて危惧します。

 そして、会場で提供される食に関しても、培養肉や遺伝子組み換えやゲノム編集、はたまた昆虫食なども含まれることも考えられ(培養肉は提供されるようです)、展示も、SDGs関連、脱炭素など環境や化学製品などのグローバリズム偏向の展示なることも予想されます。日本で行う、海外グローバル企業の見本市となるのではないでしょうか。

 

 子どもたちが、夢と希望にあふれる万博にはほど遠く、企業の利益が最前線となるだろう万博に、敢えて生徒は行かずとも良いと考えます。

 

 このままだと、大阪発の夢ある未来の発信の場が、逆に日本未来を剥奪するであろう勢力のためのイベントとなりかねないと思うのですが。どうでしょうか?

 

 

 

ちょっと気になること

 

 

 

 

 今年は世界で重要選挙が数多くあります。すでに台湾総統選、ロシア大統領が終わり、今後もフランス議会、英国議会、米大統領選など。ちなみに日本は総選挙は先延ばしされましたが、自民党の総裁選が9月に予定されています。

 結果が気になるところですが、注意したいのは、こうした報道をするのは、グローバリストの影響下にある各国の大手メディアとなります。表にして述べる報道でまともに事実報道をしているとは思えないところがあります。

 「極右」政党とよく報道されていますが、ナショナリスト政党のことで、国や国民を第一に考える政党なのですが、大手メディアによると「極右」となります。と言うことは、報道しているのは「極左」メディアということでしょうか。

 本当のことはメディアで語られることはないと思っていた方がいいと思います。

 

 

 

最近のNOTEより