【NO.0992】 人間を考える / 限りある寿命 | 清水隆司オフィシャルブログにようこそ

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社会問題を中心に問いかけていきます。
ブログのテーマは「日本の将来をを良くするためにはどうすればよいのか?」

「葬送のフリーレン」で寿命を考える

 

 

 これは、アニメ「葬送のフリーレン」25話の回想の一場面。大魔法使いゼーリエの弟子であり、フリーレンの師匠でもあるフランメが成し遂げた偉業について歩きながら話をするという場面。

 エルフであるゼーリエとフリーレンは永遠ともいえるほどの長い寿命をもっているが、フランメは人間という設定の話。

 

ゼーリエ:「誰もが魔法を使える時代はフランメの夢だった。

あの子もきっと初めは人類のためとか魔王軍に抗う力とか、そんなものはどうでも良かったんだ。

あの子のお気に入りの魔法を知っているか。

花畑を出す魔法。何の役にも立たないくだらない魔法だ

あの子は本当に魔法が好きだったんだ。世界中の人がそんな魔法を使えるようになってほしいと、本気で願っていた。

虫唾が走ったよ

まるで女の子みたいなかわいい夢だ。でも、実際にそうだったんだよ。

これはあの子が私よりもずっと背が小さな小娘の頃に語った夢物語だ。

正直私はそんな時代はずっと先のことで、あの子には実現不可能なことだと思っていた。

あの子は私にとっては無にも等しいような短い人生で、人類の魔法の開祖まで登りつめた。」

 

フリーレン:「先生はいつも判断がとても速かった。まるで何かにせかされているみたいに。」

 

ゼーリエ:「人間には寿命がある。私たちよりも死に近い場所にいるんだ。人生には重大な決断をしなければならないときがいくつもあるが、あの子たちはそれを先送りにはできないんだ。

私たちはそれを100年後にやっても200年後にやってもいい。1000年ほったらかしにしたところで何の支障もない。

私たちの時間は永遠に近いのだから。

フリーレン、人間がおよそ文明と呼べるものを築き上げてから長い年月がたった。これから先は時代が加速するぞ。

たった1000年だ。たった1000年で人間の時代がやってくる。

私たちは人間に追い抜かれる。

鍛錬を怠るなよフリーレン。

おまえを殺すものがいるとすれば、それは魔王か人間の魔法使いだ。」

 

フリーレン:「楽しみだね、ゼーリエ。これから先、たくさんの魔法使いといろいろな魔法が見られるんだね。」

 

 前後の流れがあるので、通して見ていただく方がいいと思います。

 

 長いと思える人間の寿命、しかし、自然界(エルフは自然界の精霊のようなものといわれている)や地球のそれと比べれば、一瞬でしかないもの。その短い寿命の中で、人間はいくつもの重要な判断をしなければならない時がいくつもやってくる。実際そうだ。先送りなんてしている時間は人間にはない。若いからといって、無為な人生を送るということは本当にもったいない気がする。

 私もこの歳(昭和35年生まれ)になって、ようやく、少しだがわかる。

 そして、人間にはものすごい力があると言うことも、ここでは言っていると思う。しかし、その力の使う方向を間違えると・・・、今の地球、世界、自然に、人間がすでに、何をしてしまっているか。

 もうフリーレン(エルフ、自然界)を新しい魔法(科学技術とでも言いますか)で人類は殺してしまっているのかもしれない。

 

 そんなメッセージを受け取った感じるのですが。

 

 

 

「不適切にもほどがある」で寿命を考える

 

 

 

 

 以前NOTEでこの番組について書かせていただいています。

 

 

 また、読んでいただくとうれしいですね。

 

 昭和61年に生きている主人公が、タイムスリップして令和6年の今にやってきてもたらす世代間ギャップを面白く鋭く伝わってくる作品で、「こんな未来のために頑張って働いてきたわけじゃない」という主人公の言葉にこの作品のコンセプトが表れている。

 そんな作品で寿命を考える内容がでてきた。

 昭和61年は1986年で、その9年後に大災害が発生する。そう、平成7年、1995年1・17阪神淡路大震災だ。

 主人公は、タイムスリップしてきた時代でこの事実を知る。そして、自分の娘とともにこの地震で亡くなるということも。

 自分の命そして、愛娘も。しかし、孫は生き残り、令和の今も生きて、タイムスリップした主人公の目の前にいる。1986年に戻り、未来を変える選択もできるのだが、主人公は、その事実を受け入れる。残り9年の寿命を受け入れる。

 

 実際、私も亡き親父の年齢まではあと7年。明日いのちが絶たれるかもしれない。もうそういう心の準備はしておかないといけないと思う。そう思い、身の回りの整理を始めないといけないとも思う。

 

 しかし、反面、鬼太郎の父ではないですが、2人いる子供が生きる世界がどうなっているのか。見てみたい気持ちも大きい。

 

 ありきたりの答えかも知れませんが、残りの人生、自分にやれるだけのことをやるということに徹すること。これが、私たち世代に与えられた使命なのかも知れません。

 

 

 

X(旧Twitter)で取り上げたニュースや記事

 

 

 

まるで、WHOが画策しているパンデミック条約や国際保健規則改定を先取りしているようだ。 これで、もし条約や規則改定が頓挫しても、日本だけでも、まるで全体主義国家のように、国が強硬に緊急事態と称して、自治体にある権限を国に移管できる。 ヤバいで泉大津市。

 

 

 

日本経済絶好調? な訳でないか! ほとんどの国民は,緊縮財政や低賃金、税等の負担増による貧困化で苦しんでいる。 必死に働いた汗と涙が、外国人株主の利益となっていく。 日本国民は、まるで彼らの奴隷のようだ。 現日本政府は細く笑みながら、「それでいいのだ」だって。

 

 

 

「今だけが良ければいい。自分だけが良ければいい。そして、お金(マネー)だけあればいい」という風潮が、子供にまで蔓延しているということですか。 「子は親の通りになる」傾向があります。 手本となる立場の者、日頃の意識が大事ですね。

 

 

 

最近のNOTEより