今週の1冊
・喬良・王湘穂共著 『超限戦 21世紀の「新しい戦争」』 (令和2年1月発行)
読みたかったのですが、前著はかなりの高額で取引されていたので、手が出ませんでした。
「超限戦」とは、「すべての境界と限度を超えた戦争で、これを超限戦と呼ぶ。このような戦争ではあらゆるものが手段となり、あらゆる領域が戦場となりうる。すべての兵器と技術が組み合わされ、戦争と非戦争、軍事と非軍事、軍人と非軍人という境界がなくなる」というもの。
ディープステートやテロについても言及されていて、なかなか難しいのですが、関心の意大きい本でした。
著者が共に人民解放軍関係者。アメリカが中国に仕掛けるありとあらゆる戦術を著したものとされていますが、前著が著されたのが20年ほど前、この間中国は「世界覇権100年戦略」(参考図書:マイケル・ピルズベリー著 『China2049』https://www.amazon.co.jp/China-2049-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/4822251047/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E4%B8%AD%E5%9B%BD2049&qid=1580692018&sr=8-1)や「中国製造2025」(参考図書:遠藤誉著 『「中国製造2025」の衝撃』https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A3%BD%E9%80%A02025%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A1%9D%E6%92%83-%E7%BF%92%E8%BF%91%E5%B9%B3%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%BE%E4%BD%95%E3%82%92%E7%9B%AE%E8%AB%96%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E9%81%A0%E8%97%A4%E8%AA%89/dp/4569842178/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%A3%BD%E9%80%A02025&qid=1580692071&sr=8-1)などを相次いでぶち上げ、唯一の敵と認識しているアメリカにとって代わり、世界の覇権の座に就こうとしています。
現実に今、覇権戦争という形で、「超限戦」が繰り広げられていま繰り広げられています。おそらく米ソ冷戦の時のように、どちらかがギブアップするまで繰り広げられると思われます。
そこで、我が国日本。過去の貯金で食べている日本、このままだと、もうその貯金を食い尽くしてしまいそうです。本来自立した国家なら、立ち位置を自ら決めているはずですが、フラフラしています。そう、どちらについても失うものが大きいからです。経済も安全保障もつまり国民を自らの手で守れない国家日本。どちらについても、未来は暗いのではないでしょうか。
「KAZUYA Channel」でも放送されていました。
今週のイシキカイカク大学講義視聴
・馬渕睦夫講師 世界からみる日本2現代史のフェイクを暴く③ 「ヒトラーは本当に巨悪だったのか」
ヒトラーも、日本同様なのか!? やはり、ディープステートが暗躍していた。
NIKAIやSUGAが日本を滅ぼす!?
・長典男講師 愛に生きる時代へ④⑤ 「近現代史の総括」 「日本の生き筋」
明治から現代まで、日本の歴史の真実は、超驚きの歴史。歴史の授業は虚実を教えている!?
明治以降は主に共産主義との戦い。公明党は第2の共産党!?確かに似てますね。
・高畑卓講師 民主主義を考える3② 「ネットによる発信で有権者の意識は変わる?」
有権者の意識はネットによって、間違いなく変わってきています。
今週の動画視聴
中国は、トランプが再選されること望んでいる!?
トランプは、アメリカの同盟国との仲を険悪にするのが好きなようで・・・。
前回の東京オリンピックは、日本建国2,600年。今回のオリンピックは、日本書紀編纂1,300ねん。
日本書紀は我々の原点。だからこそ、GHQのターゲットに。