「国のために死ねるか」(平成30年9月29日~10月5日) | 清水隆司オフィシャルブログにようこそ

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社会問題を中心に問いかけていきます。
ブログのテーマは「日本の将来をを良くするためにはどうすればよいのか?」

 

 「イシキカイカクcom.https://xn--eckaubhp5c.com/」有料会員限定動画にある「イシキカイカク塾」第10回講義「子育ての心得~どういう教育が良いか~」を聴いていて、自分の子供(高1、小6)に対してどう対峙していくのがいいのかを改めて考えさせられました。

 イシキカイカク塾塾長によると、親が家で子供に対してやることは「その子の才能を常に探さないといけない」ということ。

 

 日本では、夏休みなどに大量の「宿題」がある学校が多くあると思います。わが子の学校も、私が子供のころと比べると大きく減ってはいるのですが、小6の息子などはこの夏休み、塾の宿題もありますので、四苦八苦しながら、夏休み中宿題に追われていたような感じでした。

 塾は本人が「行く、やめない」というものですから、「やるからには手を抜いてはいけない」という考えのもと、「これでいいのか?」という葛藤もあるなか、見守ってきました。

 

 日本では、宿題をやりきることを確認することが親の子供に対する家での教育になっているような気がします。

 しかし、裏返すと、親は子供に対して何を教えていいのかわからないのが現実だと思います。その結果が、「宿題さえさせとけばいい」という安易な、一番てっとりばやい、「管理」を親が選択するのだろうと思います。

 

 子供の可能性を見出し、潰さず、伸ばせることに親は集中しないといけない。家で、学校と同じことをやる必要は全くないと思います。

 学校は、子供は「できないもの」とみているようです。

 しかし、家では、子供は「できるもの」として、子供を信頼し、親もともども学んでいくことが大事なのだと思います。子供にとって、最高の先生になりうるのは「親」ですから。

 

 

「学校の先生が国を滅ぼす」

 

 今から9年ほど前に、当時としては衝撃的な「学校の先生が国を滅ぼす」という一冊の本が発刊されました。

 当時は、学校での国旗の掲揚や国歌斉唱が「問題」としてメディアを騒がせていた時です。

 まあ、今では誰もが知っているこの問題の、現場のやり取りが生々しく書かれていたのがこの本。読んでいて、余りの腹立たしさに、気分が悪くなったような記憶があります。

 

 当時とすれば、「日教組」が悪い、先生が悪いという一編の考えしか持たなかったのですが、その後、様々な情報を得られたことによって、この背景となっていることも少しですがわかるようになってきました。

 しかし、日本人育成の最大の機関である教育の、この国に対する影響は計り知れないものがあり、今の停滞日本を創り出している最大の要因であることも現実です。

 

 自分の子供を、日本の公教育の中に放り込んでいいのだろうかという葛藤が常にあります。しかし、多くの人が選択できるのはやはり公教育です。

 世界の教育から学び、新しい試みも行われていますが、やはり、公教育が変わらない限り日本の劇的な変化は来ないのではないだろうか。が、現状公教育が変わる要素は全くない。

 が、やはり、公教育外から新しい渦を巻きこんでいくということを増やしていく。ここを地道に取り組む必要があるのだと思います。

 

 

今週の1冊 「国のために死ねるか」

 

 「国のために死ねるか」、衝撃的な問いです。

 

 今、私の中で、一番子供に読ませたい本です。

 

 先日読んだ、「自衛隊イラク日報」、その中で、自衛隊員が淡々と日々の様子を日記綴っているのですが、その飄々とした中に、どれだけの覚悟をもってその任務にあたっているかを、「国のために死ねるか」を読んで、改めて感じることができました。

 

 日本では、国のことを考えるということを、あえて避けてきました。政治、教育、マスコミ、一般人に影響を与える媒体が、先頭をきって「日本無視」を促しています。

 しかし、著者のような、生死の現場に直面しているものでしかわからない、「国」いうものへの思い、感情が、読んでいるものの胸に突き刺さってきます。

 

 今の日本人は、戦争による死に直面したこともないし、占領され屈辱を味わされるという経験もありません。

 しかし、その平和、安全は誰のおかげでしょうか。

 かつて、多くの日本人が命を懸けて、この国を守ってきてくれたおかげではないでしょうか。

 このことへの感謝すら今の日本人は忘れてしまっているようです。

 

 私も偉そうなことは言えません。その多くの日本人の一人です。

 

 この本を読むと「死ぬ気で頑張る」なんて軽々しく口にできません。

 しかし、かつての日本人の多くは死と背中合わせの状況の中生きてきました。

 この国の人々は、そろそろ極限状態にまで追い込まれないと、国がなくなっても、自分が良ければいいという考えから脱却はできないのかもしれません。

 

 

イシキカイカク大学講義聴講

 

・田中健之講師による第2回講義聴講 「日韓併合と日韓関係」

・田中健之講師による第3回講義聴講 「朝鮮戦争と北朝鮮」

 

 「歴史を繰り返してはならない」、そんな叫びが聞こえてきます。

 今の日韓関係は、歴史の結果。いやすべての国との関係は、歴史の結果なのです。

 事実を学ぶ必要があると思います。しかも特定感情を抜きにしないと正しい歴史は入ってこないでしょう。

 

 今回の講義の中で、もっとも危機感を持たなければならないとされていることは、移民問題です。

 かつて、場当たり的に、労働力不足を補うために導入した海外からの移民が、今の日本に与えている影響を吟味もしないまま、また、労働力不足を一時的に補うためだけに、外国人労働者をものすごい勢いで受け入れています。

 果たして、子供や孫の世代になって、この国のかたちはどうなっているのでしょうか。

 

 世界最古の歴史ある国、民族が直面する最大の危機が、無能な政治家がこの国に大多数存在する限り、そのタイムリミットが急速に前倒しになっているような感じを覚えるのは私だけでしょうか。

 

・平塚俊樹講師による第4回講義聴講 「日本の政治家の潰し方」

 

 「ハニートラップ」、「集団ストーカー」、「差別、労働問題」、様々な攻撃を政治家は受け、それに屈服しているという。左翼の指図するところが多いという。

 政治家だけでなく、企業人やその他、日本人に影響力のある人に対して、大なり小なり何らかの接触があるとのこと。

 国家中枢だけではなく、目にすところをすべて疑ってかかるしかないのが現実のようだ。

 

 ただ、これだけは事実。

 今、マスコミでパッシングを受けている人は、「まとも」だということ。

 

 まあ、多くの日本人はマスコミの流す情報をそのまま鵜呑みにしているのでしょうね。