ツライ。 | 自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

10歳の息子(先天性疾患+自閉症スペクトラム)と7歳の娘(発達障害グレーゾーン)との、日常のアレコレを記録しています。
グチ書いたり毒吐いたりもしていますが、あたたかーく見守っていただけると嬉しいです。

来月、また歯科受診する事を息子に伝えたら
案の定
「えー。また?…イヤだなぁ。」
と渋い顔をされてしまいましたショボーン
やはり3月の歯科受診が、トラウマになっているようです。
でも、再来月には、唇の修正手術のための入院もあるし、その方がきっとキツイはずガーン
あまり早くから伝えるのもどうかと思って、まだ入院についてはきちんと伝えてなかったのですが、「伝えるならこのタイミングかな…」と思い
「実はー、6月には入院も予定してるんだよね。」
と切り出しました。

息子「えっ、何で入院するの?」
私「手術しなきゃいけないから。」
息子「何の?」
私「お口の。今までも何回も手術してるんだよ。小さかったから、覚えてない??」
息子「覚えてない!」
私「お口の上に、手術の傷あとが残ってるでしょ?それは自分でも分かるよね?」
息子「分からない…」
私「じゃあ、お母さんに傷あるのは分かるでしょ?同じ手術したからだよ」
息子「お母さんも手術したの?どうして?」
私「同じ病気だったから。お口の病気。」
息子「じゃあ、○○ちゃん(妹)は?○○ちゃんも手術する?」
私「……○○ちゃんは、病気じゃないから、手術しないけど…」
息子「なんで僕だけ…?イヤだよぅ…。手術なんて怖いよ。痛いのイヤだよ…」

絞り出すような声で、そう言うと、息子は布団に突っ伏して泣き出してしまいました。。。

これまでの手術は、息子が赤ちゃんだったこともあり、本人への説明もしてこなかったし、痛い思いさせるのは可哀想だと思ったけれど、やらなきゃいけない!という気持ちの方が強かったので、ある意味、割り切って臨めていました。
年齢が上がってきたら、病気のことや手術する事について、説明しなけらばならなくなるのは、もちろん分かっていましたが…
いざ本人に話してみて、その反応に触れてみると、何とも言えないツライ気持ちになりました。

「なんで自分だけ?」
と初めて感じた時の胸の痛み…、
それは、幼い時の私が感じたものと同じだと思ったからです。
たから、息子が手術したくないと思うのは、すごく理解できる。
…でも、親としては、将来のために、手術は受けさせないといけない。

「お母さんも何回も手術してきたんだよ」
「6月の入院の時も、お母さん一緒に入院するから。だから頑張ろう?」

色々言って、何とか泣き止んではくれたけれど、息子の口から、手術しても良いという言葉を聞くことは…できませんでしたアセアセ

大人になった時に困らないように…と言っても、まだ5歳の息子に、大人になった自分がちゃんと想像できるわけもなく。。。
なんて言ったら、納得して入院してくれるのか…分かりません。

息子の「イヤだよぅ…」という声が頭に響いて、ツライですえーん