矯正歯科にて。 | 自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

10歳の息子(先天性疾患+自閉症スペクトラム)と7歳の娘(発達障害グレーゾーン)との、日常のアレコレを記録しています。
グチ書いたり毒吐いたりもしていますが、あたたかーく見守っていただけると嬉しいです。

6月の口唇修正手術を前に、矯正歯科で色々検査が必要と言われ、久しぶりに歯科へ息子を連れて行って来ました!
いやー、それにしても。
大学病院も遠いけど、それより更に遠くにある歯科…。
高速道路の往復だけで、母はフラフラタラー
帰りなんて、睡魔との壮絶な!?闘いでしかありませんでしたガーン
家が田舎にあると、こういう時にホント大変だわ。

と、そんなことより、歯科での話。

写真を撮ったり、レントゲン撮影したり、型取りしたり、とにかく色々な検査をされましたびっくり
赤ちゃんの頃(ホッツ使用していた頃)は頻繁に通っていた歯科でしたが、息子にとっては、物心ついてから初めての場所!
もちろん、色々と特殊な検査をされるのも、息子にとっては初めての事で…
想定内でしたが、息子、やはり少しパニくってましたタラー

まあねー。
小さい子ならみんな、少しは戸惑うよね?照れ
大人だって、歯科好きな人なんてほとんどいないと思うし。
自閉症スペクトラムで、やや感覚過敏のある息子が嫌がるのは、もう、完全に想定内!
(あ、想定内=対処法があるという訳ではないです。ただ、予想はしていた、というだけですグラサンすみません。)
とりあえず、息子の特性をよく知る私が横について、検査への不安を取り除いたり、じっとできるように誘導しながら、何とか乗り切ろう!!…という、気合いのみで、のぞみましたアセアセ

で、まずは、ハードルの低そうな、写真撮影から入ったのですが。。。
唇を左右に引っ張る器具を入れた時点で、息子の下唇が裂けゲロー、流血!!→息子、ビックリして泣くえーん、という、まさかの展開にガーン
普段から乾燥気味だったのを放置していたズボラ母の責任でしょうか、コレはもやもや

最初の検査で痛い思いをしてしまったせいで、当然ながら息子の警戒心は上矢印上矢印上矢印
その後、口を大きく開ける検査や器具を入れる場面では、
「あ"ーーームキー
と唸ったり、手が自然と先生の腕を掴みそうになったりとアセアセ
抵抗する姿が多々見られましたお願い

それでも、普段の多動な息子を知っている私からしたら、かなり頑張っているように見えたし、
むしろ、息子が抵抗するたびに
「え。何で。何がそんなにイヤなん真顔。」
と、真顔で聞いてくる若い大人の先生にイラッとしてしまいました秘密
挙げ句、
「…型取りできるかなぁこの子。」
と、ため息をつかれる始末。

一体、よその(定型の)お子さんは、どんだけお利口さんなんですかねチーン
初めてのお口の中の検査で、全く抵抗なく、微動だにしない子ばっかりなんでしょうか。

とにかく、検査ができなければ後々の治療もできない訳で。
私、もう必死の思いで、息子の横で
「頑張れ!コレが終わったら、ラーメンやでっ」
とか(←検査後のご褒美は息子リクエストでラーメン食べに行く約束うずまき
「動かん方が早く終わるで!…あ、そうだ、石!石のマネしてっ!」
とか(笑)
指示したりエール送ったりグー炎

でも、静かな歯科内では、私達親子はかなりうるさかったのか、
「あのー、もし良かったら、お母さん、待合室で待たれます?まだまだ検査に時間かかりそうですし」
と、暗に退室を促される母ゲロー
でも、息子の特性分かっている私が横で見ていないと、うまく検査できない気がしたので
「いえ。すみません。横でいます。」
と、そこだけは譲れませんでした。

ええ、もう、レントゲン撮影では、レントゲン室まで入りましたよ。
(無理やりではないです!入って良いと言われたので)
でも何故か、技師さんが私に防護服を着せるのを忘れてしまい…
「あ!すみませんお母さん!忘れてましたガーン
「微量だし、大丈夫だと思います」
……ゲッソリ
まあ、それくらい、覚悟の上です。

じっとしているのが難しい息子に、じっとしていなきゃいけない歯科は、相当ハードル高いことを実感しましたタラー
当たり前ですが、「じっとして!」を終始連呼され、若い先生にはため息つかれ。
本当、母は、神経すり減らしました。

あーーー。
疲れたーーーーー。

次回からは、息子の特性を伝えた上で、じっとしているのが難しい子なんだと、先生達に理解してもらわないと…ですね。
まあ、理解してくれたところで、検査も治療も、やることはやらなきゃしょうがないんですけどニヤニヤ

ただのワガママな子だと思われては、やりにくいので。。。
私も、親として、うまくサポートできるように頑張りたいと思いますくるくる