軽井沢旅行記の続きです。
フロントとレストランが入る「集いの館」を抜けて、宿泊するお部屋へと案内して頂きました。
小川にかけられた橋を抜けて、反対岸へ。
「星のや軽井沢」の客室は2階建てのコテージになっていて3つのタイプが用意されています。
・水波の部屋:星の集落の中心を流れる小川に沿って建てられたお部屋
・山路地の部屋:山側に建てられているお部屋。
・庭路地の部屋:庭付きの一軒家。家族連れなど大人数向け。
私たちが宿泊する日程では、一番人気の「水波の部屋」はあいにく満室(2泊目の滞在日に星野リゾートに隣接する「石の教会」で結婚式があったらしく、親族の方々で貸し切り状態だったようです)。
少し残念でしたが、紅葉が見られる山側のお部屋も素敵かもと思い、山側のロケーションが望める「山路地の部屋」の2階を予約していました
あいにく紅葉には少し遅かったのですが、お部屋へ向かう途中の小道は落ち葉で真っ赤な絨毯が
そしてお部屋の中はこんな感じ。
和風の玄関を抜けた先は、和洋折衷のお部屋に多い低めのツインベッドです。
一段低いところは大きなソファーのあるリビングスペース。
ソファーの向かいには和モダンな雰囲気のパウダールームと・・・
ヒノキ造りのバスタブを備えた浴室が
もちろん客室内も天然温泉です。
お風呂に浮かべる柚須も用意されていました(日がわりで種類が違うようで、二日目はかぼすでした
)
体調がイマイチな時は部屋風呂で済ませようと思っていたので、嬉しいおもてなしでした
そして一面のガラス窓の外には・・・
解放感のあるテラスと広々としたソファーベッド
テラスからは星野集落が見渡せます。
あと10日くらい早ければ綺麗な紅葉が見れたと思うのですが、夫の予定がどうしても空けられなかったんですよね・・・ちょっと残念
お部屋に備え付けの防寒着(中綿が入っていて結構暖かかったです)を着て、テラスでお茶菓子などを食べながらくつろいでいると、空が暗くなってきて、綺麗な三日月が出ていました
星野集落周辺は他に建物もないので、その名の通り星がすごーーく綺麗でした
夫は普段忙しくあちこち飛び回っているので「久しぶりにこんなにきれいな星空をみた」と感動していました
本当に、来て良かった~
少し休憩した後は、体調も良さそうだったので温泉へ。
星野エリア内には温泉施設が2か所あります。
1つは集落から少し離れた場所にある公共の温泉「トンボの湯」(地図内左端)。こちらは宿泊コテージのある星野集落から少し離れています。
そしてもう1つは集落内にある「メディテーションバス」(地図内右上)。
こちらは私たちが宿泊したコテージからブラブラ歩いても2-3分です。
トンボの湯と比べると露天風呂も無いしあまり期待できないかな?と思っていたのですが、なかなか面白いお風呂でした
お風呂の内部は迷路のように入り組んでおり、洗い場から打たせ湯をくぐって最初にたどり着くのは真っ白で光に満ちた、天井の高い空間「光の湯」。
(サイトからお写真お借りしました)
そして、そこから二人がすれ違えるくらいの細く狭い通路を抜けると、水中のみがわずかにライティングされている、真っ暗な天井の低い空間「闇の湯」が
滑って転んだり中でのぼせでもしたら大変だと思ったので、入るかどうかすごく迷ったのですが、幸いにもぬるめの湯温だったのと、1日目は中華系のグループの方が何組かいたので最悪お湯の中で沈んでも5分以内には見つけてくれるだろうと(←)気を付けながら闇の湯も堪能しました。
その名の通り「メディテーション=瞑想」するのにぴったりの場所で、まぶしいくらいの光の空間から奥へ行くにつれ、視覚が奪われるとともに聴覚など他の感覚が研ぎすまされる感じがします。
奥の段差に体育座りで腰かけると、少しぬるめのお湯が気持ちよく、かすかに聞こえる異国の言葉が石造りの狭い空間に反響して、何とも不思議。
そのまましばらくぼ~っとしていると、ふと気づきました。
閉ざされた視覚・・・温かくて気持ちいいお湯の感覚・・・遠くに聞こえる意味を成さない言語・・・これは正に、胎内・・・
きっとお腹の赤ちゃんも、今こんな感じで過ごしているんだろうな~、私も生まれる前はこうだったのかな~と不思議な感覚に包まれました
プチ胎内経験というスピリチュアルな温泉入浴をした後は、再度車で案内してもらい晩御飯へ
向かった先は星野エリア内にあるカジュアルレストラン「村民食堂」です。
星のや内にあるレストラン「嘉助」にも心惹かれたのですが、体調的に夜はあまり食べられないことが多いので、こちらの食堂で二人でシェアしながら色々と味わうことに
「食堂」という名前なのでなんとなく学食みたいなところを想像していたのですが(笑)そこはさすが星野リゾート
カーブを描いた大窓から軽井沢の木立が見える抜群のロケーションのお洒落な建物でした
どちらかと言えばランチ向けのレストランで、定食メニューが充実している感じでしたが、単品でちょこちょこ頼みました。
特に美味しかったのは味噌山賊焼き。
パリパリの衣にしっかりと味付けがされていて、鳥もジューシーで美味しかったです
お腹いっぱいになった後は再びレストランの前まで送迎車を呼んで頂き、ライブラリーでのんびり読書したり、夜の棚田を眺めたり・・・
柚須を浮かべた部屋風呂も堪能して、のんびり過ごせた一日でした
いいねやブログ村へのクリック、大変励みになります❤
リプログやコメントも大歓迎ですのでお気軽にどうぞ♪