【今日見た映画】「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」母親のクズぶり、元夫のバカぶりが見所? | 元気ハツラツ!時たま曇のち雨

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こんにちは!東京生まれ東京育ちのOLです。
コスメやスキー、釣り、ハムスター、旅行、食べ歩き飲み歩きが好き。ついに60代に突入!いつになったら落ち着くのか?マジ元気ハツラツです(笑)


日本では女子フィギュアスケートが人気がありますが
誰とは言いませんが、私は好きなのですが、残念ながら
日本でも叩かれる選手っているんですよね。

1990年代はアメリカ女子フィギュアスケートが強かった。
この映画の主人公は、アメリカで熾烈な戦いを勝ち進んできた
貧困家庭出身のトーニャ・ハーディング

ライバルは、
クリスティ・ヤマグチ(1992年アルベールビル金)。
ナンシー・ケリガン(1992年アルベールビル銅、1994年リレハンメル銀)。
ちなみに、
トーニャ・ハーディング(1992年アルベールビル4位、1994年リレハンメル8位)。

比べてみれば変わるけど、アルベールビルではアメリカが1位と3位をアメリカが独占。
ここに2位にトーニャが入れば彼女の人生問題なく事件も起きなかった。
っていうより、1,2,3位独占だったらアメリカ人大喝采でパレードだったはず。

でもこの年、国際スケート連盟に「伊藤はたった一人の力で女子フィギュアスケートを21世紀へと導いた」と言わせた我らの伊藤みどりさんが2位に入っちゃたんです。

トーニャはオリンピック2回出れたから、もういいんじゃないの?と一般人は思うけど、
アメリカで表彰台に乗れなかったら天と地の違いがあるそうで、
貧困から抜け出したいトーニャは死に物狂いで、
チャンスが振ってわいた2年後のリレハンメルで3位以内に入りたかったんですわ。
で、こんな事件を起こした。

1991年の全米フィギュアスケート選手権。
トーニャ・ハーディングはアメリカ人として史上初めてトリプルアクセルを成功。この偉業はトーニャの名前と共に不朽の業績として後世に語り継がれていくはずだった。
1992年五輪で4位となり表彰台を逃し貧困からの脱出は不可能になったが、しかし、1994年に事態は暗転する。
4年先の五輪が2年後になったリレハンメル五輪の選考会となる全米フィギュアスケート選手権で、トーニャはライバルのナンシー・ケリガンを襲撃して出場不能に追い込んだのである。
悪戦苦闘しながらもキャリアを積み重ねていたトーニャが何故このような愚行に至ったのか。その影には幼少時からトーニャに言葉の暴力を振るってきた母親、ラヴォナの存在と元夫の存在があった。




感想は...「実際のトーニャはこんな善人ではない」という声が高いのらしいのだけど、
この映画のみ見ての感想だと、彼女の家庭環境に同情するわ。
母親の下品なで悪意があるクズ親ぶりがスゴイの。
(だからこそ母親役のアリソン・ジャネイは、この役でアカデミー助演女優賞受賞したのか!)
こんな母親に育てられたら、そりゃ図太いトーニャでもひねくれるって。

それにいつもいつもナンシー・ケリガンが1位、そして自分が2位3位で甘んじていることに、審査員にオフレコで「我々が求めているのは、よき家庭で育ったアメリカ人」と言われるんだけど、これはあるあるある出来事だと思う。

トーニャが「スケートだけではダメなの?」というセリフ。
かわいそうだなと思ったわ。
人のもっている雰囲気ってなかなか変えられるものではないし、お金では買えないもの。

日本でも一生懸命頑張って勉強していい大学に入ったけれど、
「貴方なら絶対受かる」と言われた会社に落ちるのと同じ。
会社にも色というのものがあって、能力とは別に、
ふさわしくない、異なる雰囲気の人は落とされる傾向にありますし。

それでも頑張って頑張って、ここまで上り詰めたトーニャはえらいと思うんですよ。
ただ、母親に学校を辞めさせられて、学もなく生きることになったトーニャには
その後の将来を考える能力はなかったのだと思う。

力強く素晴らしいスケーティングのトーニャ。伊藤みどり派のすべりですね。


ナンシー・ケリガンは、裕福家庭出身ではないのに優雅さがあり芸術性が高い。


表彰台、絶対オリンピックの表彰台がないとこの生活から逃れられない。
心の底から駆り立てられる貧困からの脱出。
事件を起こさなくても表彰台に立てる実力があったはず。

そうそう、1994年リレハンメル金はウクライナのオクサナ・バイウルでした。
彼女も3歳で両親が離婚、10歳で祖父母、13歳で母親が死去し、
非常に孤独で貧しい少女時代だったそうです。

コーチのガリーナ・ズミエフスカヤが見つけ、援助し、彗星のごとく出現。
オリンピックで金を獲得した後にすぐにプロ転向、アメリカに移住しています。
すぐにプロ転向したのは、やはり経済的なことなのか、
とにかく稼がないと生きていけないのか、と思わせるような転身です。

日本では話題にならなかった映画ですが、見ごたえある映画だと思います。
★★★★4つ星です^^

最近のトーニャ(インスタ)お元気そうです。

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