リップルコイン解説・仮想通貨リップルXRPとは

リップルコイン解説・仮想通貨リップルXRPとは

リップルコインやXRP、リップルと呼ばれる仮想通貨について仕組みを図解つきでわかりやすく解説するブログです

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ゲートウェイは好き勝手にIOU(借用証書)を発行し、ビットコイン等と交換することは可能なのでしょうか。


結論としては可能ですが、結果JPYの支払い義務が生じます。その理由について解説します。


専門用語についてはゲートウェイ、IOU、トラストライン(1) もご覧ください。


下記のように、GWさんの身内のGさんに対して好き勝手に10,000JPY分のIOUをあげたとします。


ゲートウェイが好き勝手にIOU(借用証書)を発行1



この後、Bさんのビットコインと交換し、Bさんから10,000JPYの交換要求があったとします。


ゲートウェイが好き勝手にIOU(借用証書)を発行2



IOU(借用証書)ですので、GWさんは支払いに応じる必要があります。結果、GWさんから現金10,000円が減り、身内のGさんの手元には10,000円ぶんのビットコインが残りました。


GWさん=Gさんの場合は、マーケットのいち参加者としてビットコインを取引したにすぎないですし、GWさん≠Gさんの場合はGWさんが10,000円でGさんにビットコインをプレゼントした形になりますね。


ということで通常ゲートウェイ業務を行ううえで、好き勝手にIOUを発行するのはゲートウェイにとってメリットがありません。


つまりゲートウェイのJPYはすでに誰かから日本円として受け取っている、ということであり、正しく管理されていればゲートウェイはIOUから現金への交換要求に答えられるはずです。


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【速報】グーグル、為替レート変換ツールにビットコイン(Bitcoin)を追加


いつもリップルの基本を解説しておりますが、気になったニュースがありましたのでシェアします。


グーグル、為替レート変換ツールにBitcoinを追加
http://japan.cnet.com/news/service/35050992/


さっそく使ってみました。下記のURLからいつでも対日本円のレートが見られますね。
https://www.google.com/finance/converter?a=1&from=BTC&to=JPY


プログラマーの方ならAPIでビットコインのレートを取ってくるのが簡単になりましたね。


現時点ではリップル(XRP)はないようです。残念。。Googleが出資してるので、いずれは追加されるでしょう♪


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本日はトラストライン(信用枠)設定時にある「リップルの使用を許可(英:Allow rippling)」のチェックを入れるとどうなるか解説します。


専門用語についてはゲートウェイ、IOU、トラストライン(1)もご覧ください。


リップルウォレットのアドバンスの与信管理からトラストラインの追加・変更ができますが、下画像のように「リップルの使用を許可(英:Allow rippling)」というチェックがあります。


リップルの使用を許可1



これにチェックを入れた場合と入れなかった場合は次のような違いがあります。


リップルの使用を許可2



この例では前回までと異なり、GWさんが別の2つのアカウントをトラストしたとき、「リップルの使用を許可(英:Allow rippling)」のチェックを入れた場合とそうでない場合の違いについて比べてみたいと思います。


許可した場合、このアカウントは勝手にGWさんのIOU(借用証書)をほかのアカウントに発行できるようになります(IOUを受ける側もGWさんをトラストしている必要があります)。


このため、通常の使用の場合はチェックを入れないほうが無難です。


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こんどはトラストライン(信用枠)についてもう少し詳しく見てみようと思います。


専門用語についてはゲートウェイ、IOU、トラストライン(1) もご覧ください。


下図のように、Aさんが100,000円分、Bさんが10,000円分、GWさんを信用(トラスト)しているとします。


ゲートウェイ、IOU、トラストライン2-1



その後、AさんはGWさんから100,000円分のIOU(借用証書)を受け取りました。


ゲートウェイ、IOU、トラストライン2-2



このとき、Bさんに対し100,000円分のビットコインを交換依頼しても、Bさんは受け付けてくれません。


ゲートウェイ、IOU、トラストライン2-3



なぜなら最初のトラストラインの設定から、Bさんが受け取れるGWさん発行IOU(借用証書)は、合計10,000円以下となるためです。


Bさんの立場になって考えてみると「GWさんの借用証書と私の10,000円以下のビットコインは交換してあげてもいいけど、それを超える額はダメ」ということになります。


つまり、トラストラインの設定時に指定する金額は「そのゲートウェイのIOUと何かを交換する際、いくらまで受け取りを許容するか」ということになりますので、ウォレット上で設定する際はこの点にお気をつけください。



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そもそもの専門用語がわからない、というご質問をいただきましたので、ちょっと予定を変更して、初歩的な3つのリップル専門用語を銀行口座にたとえてみました。


アカウント、アドレス、ウォレット



(銀行)銀行口座=(リップル)アカウント
銀行口座と同様に、リップルでもお金を送ったり受け取ったりすることができます。


(銀行)口座番号=(リップル)アドレス
銀行とは異なりただの数字ではなく、リップルでは「rs1jenWbPjUwuL17JmsNniNBFQvMzHgnik」という長い文字列で口座を指定し、これが世界で唯一のものとなります。


(銀行)ネットバンキング=(リップル)ウォレット
ウォレットは「財布」という意味ですが、財布以上の機能があるためhttps://ripple.com/client からログインを行い、お金を送ったり受け取ったり、口座明細を確認できることから、ネットバンキングと考えたほうがよいと思います。


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