こんどはトラストライン(信用枠)についてもう少し詳しく見てみようと思います。
専門用語についてはゲートウェイ、IOU、トラストライン(1)
もご覧ください。
下図のように、Aさんが100,000円分、Bさんが10,000円分、GWさんを信用(トラスト)しているとします。
その後、AさんはGWさんから100,000円分のIOU(借用証書)を受け取りました。
このとき、Bさんに対し100,000円分のビットコインを交換依頼しても、Bさんは受け付けてくれません。
なぜなら最初のトラストラインの設定から、Bさんが受け取れるGWさん発行IOU(借用証書)は、合計10,000円以下となるためです。
Bさんの立場になって考えてみると「GWさんの借用証書と私の10,000円以下のビットコインは交換してあげてもいいけど、それを超える額はダメ」ということになります。
つまり、トラストラインの設定時に指定する金額は「そのゲートウェイのIOUと何かを交換する際、いくらまで受け取りを許容するか」ということになりますので、ウォレット上で設定する際はこの点にお気をつけください。
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